例年、芸能ネタが“夏枯れ”となるこの時期に、ワイドショーも情報番組も最高視聴率を記録しているらしい。
ただでさえテレビ不況が叫ばれている昨今、現れた救世主は皮肉にも逮捕されたあの人、“のりピー”のようで…?
“のりぴー事件”は、各局に思わぬ特需をもたらしたようだ。
オイシイ思いをした番組としては、酒井が逮捕された直後に素早くこのネタを取り上げた「情報7days ニュースキャスター」(TBS、30.4%)や、逮捕翌日に放映された「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ、21.3%)、「TheサンデーNEXT」(日本テレビ、18.6%)、「サキヨミ」(フジテレビ、18.8%)(情報元:ゲンダイ)などがある。
昨今はキムタクのドラマでも視聴率20%を割り込むなどテレビ不況が顕著なだけに、まさしくのりピー様様と言っていい。
酒井も、まさかこのような形でテレビ業界に貢献しようとは思いもしなかったはず。
飛んだ皮肉になってしまった。
だがテレビ各局は、この追い風をチャンスと見てさらに攻勢をかけるようで…?
(以下引用)
「普段は経費をケチって取材クルーを出したがらないのに、新情報が入りそうなところならどこでも出ていく。酒井容疑者の逃亡先とされた都内各所、山梨・身延山、箱根に加え、夫婦の別荘がある千葉・勝浦、酒井容疑者の出生の地・福岡まで各局の各番組が争うように取材のためにスタッフを送り込んでいるし、いつもはうるさい経理担当も取材費をスルーしている。(後略)」(週刊誌記者)
(引用元:内外タイムス)
まさかの新視聴率女王に浮上してしまった“のりピー”。
彼女の逮捕劇に便乗したテレビ各局は、数字が取れるのなら金に糸目は付けないようだ。
のりピーバブルは、いつまで続くのだろうか。
当分は、あちこちで酒井の特番が見られそう。
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