“おバカ”タレントの先駆けとなり、大ヒット曲「羞恥心」も生み出したフジテレビ「クイズ!ヘキサゴンII」。
2009年10月14日のスペシャルでは、ドッキリ企画として出演者の「優しさ」を量る実験の様子が放送された。
一番優しかったのは…?
(以下引用)
この実験では、とあるカフェでタレントがひとりでいるときに、「ここに財布が落ちていませんでしたか?」と年配の女性が現れる。
そして「おじいちゃん(夫)の病院に面会に行きたいが、お財布を失くしてしまったので、タクシー代として1000円貸してもらえないか」とお願い。そのときの反応で出演者の「優しさ度」を量ろうというもの。
これが個性が出てなかなか面白いのだが、特筆すべきは快くお金を貸す人が続出したこと。そして皆、実に優しいのだ。
1000円では心配だからと2000円を無理やり渡してお金は返さなくて良いと連絡先は聞かない羞恥心リーダー・つるの剛士。さすが愛妻家で子煩悩の彼らしく見ず知らずの人にも優しいではないか。
お金を渡した後、自ら路上でタクシーをとめてあげた崎本大海。頭が良くイケメンというだけでなく、行動で優しさを表現するあたり、非の打ちどころがない。
お金以外に他のものをプレゼントしたのは、スザンヌと山田親太朗。スザンヌは持っていたお守りを「おじいちゃんに」と渡した。山田があげたのは沖縄銘菓「ちんすこう」。彼はちんすこうをいつも持ち歩いているのだろうか。
他にも渡辺正行、小島よしお、木下優樹菜も快くお金を貸していたが、今回”優しさNo1”に選ばれたのは、ダントツで上地雄輔。
彼はお金を貸してあげただけでなく、その後、その年配の女性に電話をかけてフォロー。留守電に大丈夫だったか気遣う温かいメッセージが残されていた。
そして後日、失くした財布の代わりにと新しい財布を買って、連絡先の住所に送っていた。財布は二つ折の黒いシックなものであった。
(引用元:Techinsight Japan)
上記の記事をフォローすると、スザンヌと山田もお金は貸してあげている。お金を貸してあげたうえで、他に物を上げている。
皆とても優しく、素敵な行動だと思う。
こういうドッキリは観ている方も温かい気持ちになるし、共感された方も多いのでは。
酒井法子の事件でも思い知ったが、芸能人というものは“裏の顔”というかテレビのイメージとは違った素顔を持っているケースが多々あると思う。
全ての芸能人に当てはまるわけではないが、相手を蹴落とすくらいでないと生き残れないというのが、その理由だろう。
そういう中にあって、ヘキサゴンファミリーは優しい人柄を持ったタレントが多いように思う。
時に鬼と化す(?)島田紳助も、情に厚くて人を見る目にずば抜けているのかも。
現代は人間関係が希薄だというが、それなら今は“優しさ”を持っている人の方が少数派なのかも。
芸能人にとって外見も大事な要素ではあることには違いないが、今後、芸能人を育てる側により一層求められるのは、その人の本質を見極める目なのかも。
ちなみに、上地の優しさが感じられるエピソードには以下のようなものもある。
さすがというか、そこまでやるかという気もするが。
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個人的にはあの中では崎本くんの対応が一番良く感じました。
上地さんは、確かに他人をあそこまで思いやれるのは凄い事かも知れませんが、ちょっとやりすぎな気がしました。
ただ、今回のドッキリは金銭が絡んでいて、詐欺だと疑って貸さない人もいると思うし、僕はそういう対応をする人を優しさがないとは思いません。(そういう所が優しさがないからだと言われれば、もう何も言いませんが)
いずれにせよ、僕はお金を貸したかどうかで人の優しさは判断できないと思います。
あのコーナーを見てほっこりできないのは、僕の心が冷たいだけなんでしょうか。