ツイッターを利用して知り合った男女の群像劇を描くドラマ「素直になれなくて」(フジテレビ系)の初回平均視聴率が、11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となった。
お世辞にも高いとは言えない数字だが、奇しくもツイッターユーザーたちからの批判・不満の声が噴出しているようで…?
(以下引用)
ドラマ放送中から、「Twitterを出会い系のように扱っている」という批判や、「制作者は全然Twitterのことを分かっていない」という非難が、他ならぬTwitter上で噴出した。
・Twitter関係ねえじゃん
・Twitterに関して全く知識のない人に、Twitter利用者がみんなああいったオフをしてる、出会い系のように使ってると思われかねない
・なんかTwitter=出会い系のイメージを受けて各地の妻帯者から悲鳴があがってるらしい(引用元:メンズサイゾー)
視聴率はそれほど高くはなかったようだが、第1話を終えての反響は大きいようだ。
「Twitter」という言葉が浸透してきたのは最近で、すでに使ったことがある人もいれば、言葉だけは聞いたことがあるという人も多いだろう。
そうした状況のなかで「Twitter(を題材にした)ドラマ」が放送されると聞けば、詳しい者は“放送中にTwitterと連動したりするのだろうか”と思うかもしれないし、聞いたことしかない人は“Twitterをどうやって使いこなすのか、教えてくれるドラマかも”と思うかもしれない。
ちなみに私は恋愛ドラマになりそうだということは聞いていたので、Twitterはあくまでも出会いのためのツール程度として扱われるんだろうなと思ってはいたが、まさか第1話からその5人が一同に会し、早速ホテルや家に行ってしまう展開までは予想していなかった(Twitterを使っているメンバー同士が、お互い誰なのかわからないまま恋心を募らせていき、出会うのはもっと先なのかと思ったが…)。
ここまであっさりとした急展開になると、確かに「Twitterを出会い系のように扱っている」ようにみえてしまっても仕方がないのかも。
いずれにしてもTwitterを日々どのように使いこなしているかによって、ドラマの感じ方は変わってきそう。
同ドラマの脚本を手がける北川悦吏子氏によると、Twitterはあくまでも敷居のそう高くないコミュニケーションツールとして描かれるようだ。
過去にご自身がネットに救われた経験などから、“Twitter”というよりむしろ“ネットを通した交流”という部分に主眼が置かれるとみた方がよさそう。
当然ながら、それではTwitterの良さが出ない可能性もある。
まだ第1話が終わったばかりではあるが、TwitterユーザーとすればTwitterの良さをもっと盛り込んだ内容にしてほしいという期待が膨らむばかりだろう。
こんな使い方があるんだ、こんな楽しみ方もあるんだといったTwitterならではの魅力が伝わってこないと、やや拍子抜けなのかも。
個人的には、ベタな演出も気になった。
上野樹里が喫茶店で瑛太の方にコーヒーをこぼすシーンとか、5人が一堂に会するときの目印として胸に付けていたバラの花、玉山鉄二と渡辺えりのキスなどなど、どれも安いドラマのようにみえてしまったのが…、はてさて。
視聴率のみならず、いろいろな意味で注目が集まりそうなドラマであることは間違いなさそう。
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コメント
北川悦吏子さんのドラマに限らず、実態より数字が多すぎだと思うのです。昔、リサーチ機を置いてある家に謝礼を出してたプロヂューサーがいましたけど。個人的に北川さんのドラマで面白く感じたものは1つもありません。Twitterに便乗しても盗作スキャンダルとか逆ギレ報道でしか話題が作れない同じ人が書いているのですから、観る価値などは変わらないと思います。
視聴率、思ったより低かったんですね。