長きにわたり、ウェブ上での画像や動画の露出を厳しく規制してきたジャニーズ事務所だが、最近では一部サイトなどで動画や画像の使用が解禁される動きをみせている。
ところが、ジャニーズの公式サイトで2010年3月にスタートしたばかりの「メッセージ動画配信」が一時中断する事態になったという。
一体、何があったのだろうか…?
(以下引用)
その後、公式サイトと公式携帯サイトでもタレントによる「メッセージ動画」の配信が3月からスタートしたのだが(既報)この動画の配信が、あっという間に”一時中断”となってしまった(現在は再開)。
あらかじめ、「試験期間中のため、断りなくサービス(配信)を中断・終了させていただく場合があります」としていたものの、スタートから1ヶ月で中止とはあまりにも早すぎる決断。この理由について事務所側は「他の動画配信サイトへの掲載など不正行為が確認されたため」と発表していた。
「サービスがスタートしてから1週間くらいして、ファンクラブ会員向けのメールで『現在配信されているメッセージ動画は、会員様向けサービスです。動画共有サイトへの投稿はおやめください。残念なことに、一部の映像について『動画共有サイト』への投稿が見つかりました。ファンの方からのご連絡により早急な対応ができました事を、感謝いたします(略)今後、このような行為が増えた場合、サービス(配信)を中断・終了させていただかなければならなくなります』という警告が送られてきていたんです。確かにYouTubeなどの動画サイトに投稿している人も多くて心配していたんですが、やっぱりって感じです」(20代のジャニーズファン)
(引用元:サイゾーウーマン)
ジャニーズ事務所は、これまで所属タレントの顔をネット上でひた隠しにしてきた。
ジャニーズのタレントが雑誌の表紙などに起用された場合でも、雑誌社のサイトでは以下のように、ジャニーズタレントの顔を不自然に隠していた。
→ 【画像】 実際の雑誌と各出版社サイトとの比較
(※情報元:サイゾーウーマン)
一度ネットに出てしまうと目的外使用を止められないため、事務所側が権利の保護を目的にネット上に流布されるタレントの“肖像”をコントロールしてきたようだ。
ところが、最近になりジャニーズ側は徐々にその規制を緩めている。
まず今年に入りすぐ、「NHKオンデマンド」(NHKで放送された過去番組を有料で閲覧できるサイト)の「見逃し番組サービス」で、SMAPや嵐が出場した「NHK紅白歌合戦」の動画が配信された。
すると、これを皮切りにジャニーズタレントが出演したドラマの公式サイトや、V6、タッキー&翼といったジャニーズタレントの公式サイト上でもジャニーズタレントの顔が処理なしで表示されるようになった。
サイト上の画像はフラッシュ仕様で容易にコピーできない作りになっているなど制約はあるものの、ジャニーズのネット展開の在り方が見直されたことを裏付けるもので興味深い変化だ。
ジャニーズは公式サイト「Johnny’s net」でも、3月から「メッセージ動画配信」サービスを開始している。
会員限定だが、東京・渋谷にある「ジャニーズファミリークラブ」内でのみ紹介されていた写真やポスターの一部やインタビューの内容をいち早く届けてくれるというものだそうで、日頃、渋谷に行けない所に住んでいるジャニーズファンにとっては垂涎もののサービスといえる。
しかし、その動画サービスが早速一時中断してしまったらしい(現在は再開)。
一部の映像が動画投稿サイトなどに不正にアップロードされていたためだそうで、ジャニーズとすれば出鼻をくじかれた格好だ。
サービスが中断されたほどだから、アップされた動画の質や量はそれなりに問題の大きいものだったのだろう。
アンチが行った可能性もあるし、希少性がウリの動画ならなんとかして見たいと思ったファンが協力してやった可能性もあるが、ルールを守らないと多くのファンに迷惑がかかりそう。
こうした仕掛けがスムーズにいけば、将来的にジャニーズが規制をさらに緩める可能性もあるはずなので、ルールは守って楽しんでほしいところだ。
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コメント
ジャニーズファンは一喜一憂でしたね。