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瀬戸康史、「エイジハラスメント」総務課男子の“飲み会写真”披露!「なんて豪華」【画像】

俳優・瀬戸康史(27)が2015年7月15日付のブログで、ドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系、2015年7月期)で共演中の要潤(34)、大倉孝二(40)、杉本哲太(49)、吹越満(50)、竹中直人(59)との“集合写真”を披露している。

ネット上では「なんて豪華な集まり!」「とても和やかで楽しそう」「このチームワークだと、ドラマがますます高視聴率になりそう」などと、絶賛の声が挙がっている。

※“エイジハラスメント=年齢差別”と闘う主人公・吉井英美里(武井咲)の姿を描いた痛快作。
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(左から要、瀬戸、竹中、大倉(前列)、吹越、杉本(前列))

要・大倉・杉本は自然体の笑顔を振りまき、瀬戸・竹中・吹越は何らかのポーズをつけるなどそれぞれの人柄もにじみ出た“個性派俳優の豪華集合ショット”。

彼らはドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系、2015年7月期)の舞台となっている総合商社・帝都物産の総務課の男性メンバーでもあり、プライベートでも飲み会を通じて親交を深めるとともに、一致団結を図っていたのかも。

瀬戸は「昨晩はドラマ『エイジハラスメント』の総務課男子の飲み会だった。表現に対していつまでも貪欲な姿勢。こんな凄い人達と仕事してるんだ… そう考えるだけで、武者震いがしてくる。かなりの刺激になっている。この時間に感じた事を、いつまでも忘れずにいたい」と、諸先輩との交流が大きな刺激になった様子。

コメント欄では「本当に凄いメンバー」「総務課の男子メンバーの皆さん仲がいいんですね!」「瀬戸くんが武者震いする気持ち、よくわかります!!」「同じ志の人と話すのはとても刺激になりますよね」などと、絶賛の声やほっこりした声が出ていた。

ちなみにドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系、2015年7月期)は主演・武井咲(21)演じる新入社員・吉井英美里が総合商社・帝都物産の総務課に配属され、その社内にはびこる“エイジハラスメント=年齢差別”と闘う痛快ストーリーになっている。

昨今は会社での“セクハラ”や“パワハラ”などが取り上げられる例も少なくないが、同作では旧態依然とした日本の会社に根強く残り、しかもあまり表面化されてこなかった、女性を年齢で差別し、円熟味を増すことが評価されず美しい若さばかりがもてはやされる、いわゆる“エイハラ”に切り込んだ内容となっている。

同作は内館牧子(66)の同名小説(2008年)が原作で、小説では30代のOLが主人公だが、本ドラマでは内舘自らが連ドラとしては約10年ぶりに脚本を務め、時代の変化に合わせ新入社員を主人公に変更したほか、女性が出産後も仕事を続けられる環境の推進や女性が管理職を務める気運の高まりなども踏まえたうえで、なお根強く残る女性蔑視や偏見など現代的風潮も盛り込んだと思われる意欲作になっている。

“ハラスメント”と聞くと拒否反応を起こしそうなタイトルだが、ストーリーは明快で、武井が若さゆえに会社案内の表紙やクライアントの接待などの仕事しか任されない現状に苦しみながらも(第1話)、最後はそうした差別や重苦しい雰囲気をバッサリと切り捨てる姿が痛快だ。

そんな武井が配属された総務部の男性メンバーは、男尊女卑主義の部長・高山徹太郎役に竹中直人(59)、ハラスメント発言を「なんちゃって」でごまかす次長・浅野誠役に吹越満(50)、育児休暇を取る“イクメン”でもあるが同期で繊維二課長に出世した保科晶彦(小泉孝太郎)に抜かれてしまったとの思いもある課長代理・佐田航一役に要潤(34)、高卒のうえに大病を患った過去を持ち、置いてもらえるだけでありがたいと思っているが部長のストレスのはけ口にされている主任役に杉本哲太(49)、元駅伝選手でスポーツ枠で入社した平社員・平本大輔役に大倉孝二(40)、八方美人で入社3年目の王子様的平社員・井川優を瀬戸康史(27)がそれぞれ演じている。

そして彼らから様々なハラスメントを受けつつも、若さだけで評価される武井に嫉妬心を燃やすことが予想される総務課女性メンバーには、繊維二課から本意に沿わずも女性初の総務課長となった大沢百合子役に稲森いずみ(43)、女として手を抜かないことを心がけるベテラン一般職・中里桂子役に麻生祐未(51)、結婚願望の強い一般職・野田ミカ役に原幹恵(28)、舌っ足らずでアヒル口をアピールする高橋心音役に内藤理沙(26)がそれぞれ起用されている。

女性メンバーも“アラフィフ”から“アラサー”までしっかりと年代別の役割配置ができている印象で、武井との対比を分かりやすくする狙いがありそう。

なお今回集合した総務課男子は皆、個性的でテレビを通して凄いパワーが伝わってきそうなメンバーだが、ドラマではそうした個性が絶妙に調和しており、むしろそれぞれが良い味を出している。

これまで名脇役として多くの舞台を踏んできた経験が、そうした絶妙なバランス感覚を作り出しているのかもしれませんし、最も若手の瀬戸にとっても彼らの演技や人柄に触れることで得るものは大きいのでは。

気になる同作の視聴率は第1話(7月9日)が9.7%、第2話(7月16日)が9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とやや低調なスタートとなったが、武井咲の演技もこれだけの蒼々たるメンバーの中で引けを取らない力強さを感じますし、今後の展開次第では上昇気流に乗ってもおかしくないデキだと思う。

ちなみに第2話は「イタい」という言葉がキーワードだったが、数年前にはなかったそんな心に突き刺さる言葉が昨今は自然と使われる時代でもある。

日本ほど外見を気にする国も珍しいと感じますし、ネット上にも芸能人などが年齢を重ねることに対し、「劣化」や「公開処刑」などと揶揄する言葉で溢れている。

こうした言葉が対象者を傷付けていることは言うまでもないが、言っている本人もいつかは年を重ね「劣化」することに気付いて欲しいものですし、実はそれは「劣化」ではなく、年齢を重ねることによりにじみ出る「人間性」であったり、「味」であるという美意識を感じられるようになる人が増えるといいと思う。

「エイジハラスメント」は企業が舞台だが、同作が日常生活を送るうえでも“年上の方”や“年齢・加齢”などに対する意識変化につながる作品になることに期待したいと思う。

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