女子テニスの大坂なおみ(20)が全米オープンを制した翌日となる2018年9月9日付のインスタグラムで、父・レオナルドさん、母・環さんとの“親子3ショット写真”を公開している。
ネット上では「優勝おめでとう。プレイもスピーチも素晴らしかった」「感動をありがとう!!」「勇気と元気をもらいました!」などと、祝福や感激の声が挙がっている。
「us open」のロゴが施された壁を背景に、銀色に輝く優勝トロフィーを手にした大坂(中央)と、黒のキャップをかぶり、笑顔でトロフィーを指さすレオナルドさん(左)、黒のショートパンツ姿でピースサインを作る環さん(右)の“親子3ショット”で、ご両親に囲まれ、ホッとしたような大坂さんの表情も印象的な一枚(1枚目)。
サーシャ・バインコーチ(左)らチームスタッフらも交えた集合写真(2枚目)も、心温まる。
大阪は「Also if I could, I want to thank my parents and the crew. Literally these past 2 weeks in NY have been very tough so S/O to them.」(「私は両親とチームの仲間に感謝したいです。本当にこのニューヨークでの2週間はとてもタフでしたし、彼らにとってもそうでした」の意でしょうか)と、サポートしてくれたメンバーへ感謝の言葉を寄せていた。
インスタグラムでは「涙が出ました!」「ナイスファミリー」「これからも応援してます」「あなたが与えてくれた感動と勇気そして奥ゆかしさは美しい」などと、感動の声が出ていた。
また、男子テニスの世界ランク6位(2018年9月10日現在)のマリン・チリッチ(クロアチア)が「Congratulations Naomi! Such an inspiration! Well done」(「おめでとう、ナオミ!なんというインスピレーション!見事です」の意でしょうか)と祝福したほか、男子テニスの元世界ランク1位・アンディ・マレー(イギリス)も「You were brilliant」(「あなたは華麗だった」)と絶賛していた。
そんな大坂なおみといえば大阪府出身で、父がハイチ系アメリカ人のレオナルドさん、母が北海道根室市出身の日本人・環さんとして知られる。
2017年12月にドイツ人のサーシャ・バイン氏がコーチに就任後は飛躍しており、2018年に「BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ・マスターズ)」(アメリカ)でWTAツアー初優勝を飾ると、先日行われた「全米オープン」(アメリカ)では決勝で元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2、6-4のストレートで破り、日本人初のグランドスラム大会(シングルス)優勝の快挙を達成した。
大坂はこの偉業で世界ランキングを自己最高の7位に上げ(2018年9月10日現在)、同8位までが出場できるツアー最終戦「WTAファイナルズ」(2018年10月21日~28日:シンガポール)への出場も現実味を帯びている。
今後は凱旋試合となる「東レパンパシフィックオープン」(2018年9月17日~23日:東京・アリーナ立川立飛)に出場予定となっており、日本ファンの前で自慢のフォアハンドや強烈なサービスを披露してくれるようだ。
大坂は「全米オープン」で優勝を決めた後のインタビューで、「私の父は生で観るのが嫌なので残念ながらここには来ていません」(THE TENNIS DAILY)と語り、笑いを取っていたが、次はぜひ客席で観戦するお父様の前でも優勝できる日が来るといいですね。
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