女優・能年玲奈(21)が2015年1月、所属事務所・レプロエンタテインメントに無断で自身が代表を務める個人事務所を設立していたと、2015年4月25日付の「東スポ」が報じている。
だがその背景には能年とレプロとのトラブルや、彼女の「育ての親」を自任する一人の女性の影響があるとみられており、能年の“開店休業状態”が長期化する恐れもあるようで…?
能年玲奈といえば、連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK、2013年上半期)でヒロイン・天野アキ役を好演し、大ブレイクを果たした。
その後も主演映画「ホットロード」(2014年8月16日公開)での演技が評価され、「第38回日本アカデミー賞授賞式」で新人俳優賞を受賞したほか、2014年12月27日に公開された映画「海月姫」でも主演を務めるなど、引き続き若手女優の注目株として期待されている。
そんな能年だが、「海月姫」以降の次回作の出演予定がなかなか発表されない状況が続いている。
能年は現在、ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM、第4週目パーソナリティ)での活動こそ続けているものの、これだけの人気や知名度を得た彼女にしては“開店休業状態”になっている感は否めない。
それでも能年は頻繁に更新しているブログの中で、日々明るい表情をみせていたり、様々なことにマイペースで取り組んでいる様子をうかがわせており、オフタイムでの充実ぶりも伝わってくるが、2015年3月24日付のブログでは「演技がしたい!演技がしたい!演技がしたーい!」と記すなど、女優として演技ができていない(次回作が決まっていないと思われる)現状に不満げな思いも吐露していた。
いったい能年は、今どのような状態になっているのだろうか。
所属事務所も「あまちゃん」でブレイクしたことをきっかけに闇雲に出演作を増やすのではなく、逆にこれぞという作品に的を絞る“出し惜しみ”戦略を取っている可能性もあるが、どうもそう単純な話でもないらしい。
実は能年の周囲には、意外なほど深刻な事情があるようで…?
(以下引用)
能年が今年1月21日付で「株式会社三毛andカリントウ」という個人事務所を設立していたのだ。資本金は300万円。代表取締役は能年だ。
「能年さんが所属する『レプロエンタテインメント』も把握していなかったそうです。節税目的なのかもしれませんが、無断で個人事務所を立ち上げるなんて聞いたことがありませんよ」(芸能プロ幹部)
(引用元:東スポ)
能年は2015年1月21日付で、個人事務所「株式会社三毛andカリントウ」を設立していたという。
芸能人が個人事務所を立ち上げるケースはそう珍しいことではなさそうだが、レプロが把握していなかったことが事態をややこしくしているのかも。
ちなみに芸能人が個人事務所を立ち上げる理由は、主に節税目的であると思われる。
そもそも芸能人は芸能事務所に所属しているが、彼らはその事務所の社員ではなく、専属マネジメント契約などの委託契約を結んだいわば“個人事業主”にあたるケースが多い。
ただし所得が高額な個人事業主にもなると、納めなければならない所得税や法人税が高額になってしまうデメリットが生じるらしい。
そこで芸能人は、本人や肉親などを代表取締役とした個人事務所(株式会社)を設立し、所属事務所からのギャラを個人事務所(株式会社)の事業売上として計上し、収入を役員報酬という形で分配することで、個人事業主として活動するよりも大幅に節税が可能になるようだ(情報元:芸能人やプロ野球選手はどうして個人事務所を作るの?)。
最近では2014年11月9日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)で、あるリスナーがHKT48・指原莉乃(22)の母親が大分県大分市に芸能事務所(34COMPANY)を立ち上げたとの噂を投稿し、話題になったばかり。
もし事実であれば指原の稼ぎっぷりにも驚きだが、やはりそれなりの年収があるタレントにもなれば節税対策のために個人事務所を設立するのは自然なことなのだろう。
(※事務所を設立するメリットがあるのは、年収5000万円くらいからだとか)
だが能年の個人事務所の場合、代表取締役こそ能年本人だが、取締役に名を連ねるのは肉親ではなく、滝沢充子氏という人物のようで…?
(以下引用)
気になるのは、能年とともに同社の取締役に名を連ねる滝沢充子氏の存在だ。同氏は「魅力開発トレーナー」の肩書で活動し、デビュー間もないころから能年を指導。
“育ての親”を自任し、ネット上の紹介ページには「それまで多くの新人の中に埋もれていた一女性タレントを2013年『NHK朝ドラヒロイン』へと変身させ、流行語大賞を獲るほどのムーブメントを起こすまでに彼女の魅力を開花させた」と明記している。
(引用元:東スポ)
能年は2014年8月7日放送のバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)に出演した際、石橋貴明に「(普段は)一人ご飯してるの?」と尋ねられ、「友達と…52歳の…」「先生なんですけど、友達が少ないので『友達にしていいですか?』って言って、許可をいただいて…」などと、母親ほどの年齢の「先生」と過ごす機会が多いことを打ち明けていた。
この女性が滝沢氏のようで、能年は彼女と手をつなぎ歩く姿を2014年2月28日発売の「フライデー」にキャッチされたこともある。
(※まさかの“女性問題”だった?)
滝沢氏が能年の「デビュー間もないころから」付き合いがあるのだとすれば5年以上の親交と思われますし、能年が過去に滝沢氏から「あなたは女優をやらないと生ゴミね」と叱責されたことから、同氏を「生ゴミ先生」と表現したこともあるという。
これまで能年が女優になる夢を叶えるため滝沢氏が懸命に演技指導し、二人三脚でやってきた師弟関係であるのかもしれないが、そのつながりの程度は度を超えているとの見方もあるようで…?
(以下引用)
「師弟の関係を完全に超えている。滝沢氏を信頼する能年さんは、所属事務所よりも彼女の言うことに従っている。映画やドラマのオファーがあっても、まずは滝沢氏に相談。そこで難色を示されれば、仕事は受けないこともある。
滝沢氏の存在はレプロ側にとっても目の上のたんこぶ。新規の仕事オファーが届いても、こんな状況では二の足を踏んでしまうだろう」(同)
(引用元:東スポ)
能年と滝沢氏の蜜月関係は、レプロ側も手を焼くほど強固のようだ。
とすれば能年にはオファーが殺到していても、レプロが断っているわけではなく、滝沢氏が断っている可能性も浮上する。
さらには能年側がレプロ側に内緒で個人事務所を立ち上げたこと自体も問題なのかもしれないが、能年をマネージメントしているとみられる滝沢氏が取締役に名を連ねているということになれば節税対策が目的だけでなく、将来的なレプロからの独立も目的の一つである可能性も浮上してくる。
仮に現在レプロ側と滝沢氏側との間に何らかの軋轢が生じているのだとすれば、能年は今後もますます女優として活動しにくくなるだけに大人の解決をして欲しいものですし、将来の大女優の芽が摘まれなければいいのですが。
なお2015年4月28日発売の「週刊文春」によると上記のニュアンスとは全く異なり、むしろレプロ側が能年に過酷な待遇を課し、あまりの苦痛に耐えかねた彼女が頼らざるを得なかったのが滝沢氏だったようだ。
能年は同誌の取材に「私は仕事をしてファンの皆さんに見てほしいです。私は仕事がしたいです」と悲痛のコメントを残している。
詳しくは同誌をご覧頂きたいが、能年の思いが組まれることを切に願う。
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