音楽プロデューサー・小室哲哉(58)が2017年2月3日付のインスタグラムとツイッターで、「20年ぶり」の再会を果たした女優・篠原涼子(43)との“再会ツーショット写真”を公開している。
ネット上では「凄いツーショット」「リアルタイムで聴いて観ていた頃を思い出します」「20年経っているなんて思えない」などと、感激の声が挙がっている。
https://twitter.com/Tetsuya_Komuro/status/827351277919088643
スーツ姿に金髪の小室(左)と、美しいデコルテも際立つ衣装に身を包んだ篠原(右)の“20年ぶり再会ツーショット”。
お二人とも微笑をたたえているが、それぞれに何とも言えない万感が迫っている空気感も漂う一枚。
インスタグラムでは「このショット貴重」「距離が時を感じさせる」「カラオケで必ず歌いたくなります」「またプロデュースしてほしい」などと、感激の声が出ていた。
そんな篠原涼子といえば、小室哲哉プロデュースにより、“篠原涼子 with t.komuro”名義でリリースしたシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」(1994年7月21日発売。「恋しさ」の読みは「いとしさ」)がオリコンチャートで初登場27位から徐々に順位を上げ、発売から約2カ月後に1位に浮上するなど(情報元:ウィキペディア)、累計売上200万枚超の大ヒットを記録した。
当時の篠原はアイドルグループ・東京パフォーマンスドールのメンバーとして活動中だったほか、バラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ系、レギュラー)で体当たりのタレント活動をしていた頃で、知名度はまだそれほど高くなかった。
一方、小室も当時は“小室プロデュース”(小室が複数の歌手やグループの楽曲を短期間にプロデュースし、大ヒットを連発)の黎明期であり、同曲はその後に巻き起こる小室旋風のきっかけになった一曲といえる。
そんな「恋しさと せつなさと 心強さと」は小室プロデュースの代名詞とも言える“打ち込み”(シンセサイザー等の電子楽器に含まれる各種楽器(ピアノやドラム、トランペットなど)のサウンドで作成した楽曲を、コンピュータ上で鳴らす手法と思われます)による軽快な電子音と、フレッシュで透明感のある篠原の歌声が融合し、当時としてはスタイリッシュで洗練された全く新しい音楽として耳に入ってきた気がする。
バンドの生音とは異なる“打ち込みスタイル”の音楽には当初、違和感も多分にあったが、その電子音にピタリとハマるように聞こえる小室サウンド特有の楽曲テンポが心地良く、あるいは詞も心に響くものが多々あり、これら(作詞・作曲・プロデュース)をすべて小室さんがほぼ一人で行っているという状態は、当時の音楽シーンにおいて革命に近い出来事だった(小室さんがほぼ一人で楽曲制作の1から100までを行っていたのだとすれば効率が良く、次から次へとものすごいスピードで様々なアーティストに楽曲を提供できたのもうなづけますが、それをできるだけの才能と体力もなければ実現できなかったことを考えると、驚異的な出来事だったと感じます)。
篠原はその後も小室プロデュースで、シングル「もっと もっと…」(1995年2月8日発売、“篠原涼子 with t.komuro”名義)やシングル「Lady Generation」(1995年8月2日発売)をリリースするなど、ブレイクを果たした。
あれから約20年の時が経過し、篠原は現在女優として、あるいは一児の母として活躍しているほか、小室も一騒動あったものの音楽活動に復帰し、活躍を続けている。
そんな2人は2017年2月13日放送の音楽特番「歌のゴールデンヒット~オリコン1位の50年間~」(TBS系、19時~)で共演する予定で、篠原は堺正章(70)、宮迫博之(46)とともにMCを務め、小室はゲストの一人として出演する(今回のツーショットは、同特番収録時のオフショットと思われます)。
同番組では「当時の楽曲制作秘話が語られる」(情報元:イータレントバンク)ので、興味のある方はぜひチェックされてみては。
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