歌手・華原朋美(40)が2015年2月25日放送の音楽番組「スカパー!音楽祭2015」(BSスカパー!)で元恋人の音楽プロデューサー・小室哲哉(56)と共演し、番組終了後のツイッターで、ツーショット写真を披露している。
ネット上では「過去に色々あった2人が笑ってツーショット」「二人のファンとして、純粋に嬉しく思う」「この共演ってもの凄いことなんだよね」などと、感動や驚きの声が挙がっている。
https://twitter.com/kahara_memories/status/570590598048034817
にこやかにピースサインをする華原と、少し照れたような笑みを浮かべる小室の“名コンビ・ツーショット”。
2人が2013年12月4日放送の「2013FNS歌謡祭」(フジテレビ系)で約15年ぶりに共演した際には、少々ぎこちなさも感じられるシーンがあったが、今回のくだけた表情からはかつての師弟関係を彷彿とさせる印象も受ける。
華原は「小室さんとLOVE BRACE最高に楽しかったです スカパー音楽祭を観て頂いた皆さま本当にありがとうございました 小室さんがいたから今の私がいるんだと感謝の気持ちでいっぱいです。前髪可愛かった☆」と、小室との共演に感謝していた。
ネット上では「二人とも前向きになっている気がしてよかった」「何となく、二人の間では「解決している事」なんだと思うよ。解決していないように思い込んでいるのは、我々外野の方であってね」「この曲をこの二人が2015年に歌ってるなんて信じられない」などと、感動や驚きの声が出ていた。
ちなみに華原はこの日の生放送で、小室のピアノ伴奏に合わせて「LOVE BRACE」を熱唱した。
同曲は華原のファーストアルバム「LOVE BRACE」(1996年6月3日発売)から後にシングルカットされた一曲で、小室から華原へ贈られたブレスレットにちなんで名付けられたとされる。
華原のツイッターによると、同曲をオリジナルのキーで歌うのは「約16年振り」だったとか。
曲紹介では、小室が「華原さん」と呼び、「『華原さん』もいいものですね」「(ずっと)朋ちゃん、だったからね」と話しかけたり、華原が「小室さんの前髪もかわいくていいです」と褒めたのに対し、小室が小さな声で「(それは)いいです」と照れるシーンもあるなど(情報元:デイリースポーツ)、打ち解けた様子だったようだ。
そんな華原朋美といえば、1990年代に小室のプロデュースにより次々とミリオンヒットを飛ばしたが、蜜月関係とされた彼との別れが彼女のその後の人生に大きな影響を及ぼしたとみられ、2007年には薬物依存などを理由に当時の所属事務所を解雇されたり、2009年1月には急性薬物中毒で病院に搬送されるなどした。
だが華原はその後、懸命なリハビリやトレーニングを続け、2012年12月5日放送の「2012 FNS歌謡祭」(フジテレビ系、生放送)で「I’m proud」を熱唱するなど5年半ぶりに復帰を果たしたほか、2013年12月4日放送の「2013FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では小室と約15年ぶりの共演を果たし、「I’m proud」と「I BELIEVE」を熱唱した。
華原はその後もカバーアルバムをリリースしたり、全国ツアーを行うなど精力的に音楽活動を続けており、デビュー20周年となる今年は6月にベストアルバムがリリースされることや、夏には全国ツアーが行われることが決まっている。
また小室哲哉といえば2009年に巨額の“借金騒動”が明らかになったほか(すでに和解)、2011年10月には妻でglobeのKEIKO(42)がくも膜下出血で倒れるなど、現在は夫婦そろって這い上がろうとしている最中でもある。
そんな小室は2014年11月28日付のツイッターで、フォロワーから寄せられた「朋ちゃんが、頑張っている事が嬉しいです」とのコメントに対し、「コレだと思える曲がうかんだら提供したいです」と華原への楽曲提供に前向きな意向を表明しており、今後ひょっとすると華原の20周年に花を添える一曲の提供があるかも。
かつては恋人であり、仕事のパートナーだった2人が激動の人生を経て再び巡り合い、以前とは違う形、違う関係で関わりあえることは感慨深い。
KEIKOさんの理解も踏まえたうえで、小室と華原が次なるステージでどんな飛躍をみせてくれるのか注目したいと思う。
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