女優・桐谷美玲(28)が女優業への意欲を失っており、所属事務所「スウィートパワー」が手を焼いていると、2018年2月1日発売の「週刊新潮」が報じている。
桐谷はモデルの仕事を増やしたいようだが、所属事務所にとっては稼ぎ頭だけに困っているようで…?
桐谷美玲といえば、映画「春の居場所」(2006年2月11日公開)で女優デビューし、近年では主演ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系、2016年7月期)や主演ドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系、2017年4月期)、主演映画「リベンジgirl」(2017年12月23日公開)に出演するなど、キャリア約12年となる昨今では主演級の作品を任されることも少なくない。
その一方で、桐谷は女優デビューと同じ2006年からモデル活動も並行しており、女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(2006年~2011年)や、女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(2012年~2015年)では専属モデルも務めた(現在も、多数の誌面にモデルとして登場している)。
さらに、報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)の火曜キャスターを2012年4月から続けるなど、守備範囲の広さも示してきた。
こうしてみてくると、モデルとしては同世代の女性から厚い支持を集め、キャスターとしては男女年齢を問わず認知度を高め、そうした積み重ねの中で、女優としてもセンターポジションを任されるという、絶妙なサイクルで人気を集めてきたタイプに見える。
そんな桐谷が今、“女優業”と距離を置きたがっているという。いったい何があったのだろうか…?
(以下引用)
「実は、桐谷が女優をやりたがらないのです。昨年暮れに公開された映画『リベンジgirl』が女優としての仕事納めでした。
今期のドラマ出演はありませんし、女優としての今後については、現在、白紙です」
(引用元:週刊新潮。代理店関係者の談話)
桐谷の公式サイトを拝見すると、2018年は確かにここまでバラエティ番組へのゲスト出演や、「東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER」(2018年3月31日:横浜アリーナ)への出演予定などに留まっており、ドラマや映画への出演予定は見当たらない。
だが、桐谷は女優デビューした2006年以降、毎年ドラマと映画に少なくとも1本ずつは出演し続けてきた。
そう考えると、現時点で予定が入っていないだけの可能性もあるが、今後の出演が「白紙」だとすれば穏やかではない。
桐谷が女優業から離れたがっているのだとすれば、その理由は何なのだろうか…?
(以下引用)
「元々、演技が上手くないため、やりたくないのでしょうけれど、彼女は芝居に限らず、全般的にハングリーさがないように見えます。
その結果、演技が上手くならないという負のスパイラルに入っているのでは」
(引用元:週刊新潮。スポーツ紙記者の談話)
桐谷はどちらかといえば“静”のタイプで、感情表現が豊かなタイプではなさそうではある。
ご本人がどう感じているのかはわからないが、これまでのキャリアを振り返り、自身の掲げた理想と現実の差が大きく、自信を失っている可能性はある。
ただ桐谷の演技が上手いか否かは別として、需要がなければ声が掛からないだけのことですし、女優業が好きで、シンプルにオファーがあれば喜んで引き受ければよいだけのような気もする。
桐谷の所属事務所「スウィートパワー」は、どのようなコメントを出しているのだろうか…?
(以下引用)
「昨年がハードだったので、今年はクールごとにドラマの仕事を入れないようにしています。女優をしないわけではありません」
(引用元:週刊新潮。桐谷の所属事務所の談話)
所属事務所は、桐谷の女優引退に関しては否定した。
ちなみに「クール」といえば、連続ドラマを例にすると、1年を四半期に分け、1月~3月に放送されるクールを「1月期」あるいは「1月クール」と呼び(当サイトでは「1月期」)、同様に4月期、7月期、10月期と数えられるのが一般的である。
つまり俳優が“連ドラ”に出演した場合、約3か月間は毎週テレビに出ていることになるため、大きな露出になるほか、事務所としても全10回~11回程度分のまとまったギャラを制作サイドから受け取ることになるだけに、経営の面でも大きな収入源と言える。
「スウィートパワー」は上記のとおり、「今年はクールごとにドラマの仕事を入れない」とコメントしているので、おそらく桐谷は連ドラには出演せず、単発のスペシャルドラマ等への出演が中心になる可能性もある。
「スウィートパワー」といえば、かつて所属した堀北真希さん(29)が2015年8月に(俳優・山本耕史と)結婚し、2016年12月に第一子の誕生を報告すると、2017年2月に芸能界を電撃引退したことで、世間を驚かせたことも記憶に新しい。
堀北さんが引退したのが28歳の時だったことを考えると、現在28歳の桐谷も、女優と言うよりは芸能界での立ち位置や働き方、プライベートの過ごし方などを見直したいと考える時期に差し掛かっているのかも。
ファンのためにもどうにか折り合ってくれるといいのだが、桐谷さん自身の気持ちが一番大切ではある。
今後の動向が気になるところです。
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