俳優・伊勢谷友介(34)が被災地の宮城県仙台市と石巻市に自ら赴き、ツイッターを通して集まった支援物資を被災者たちに届けた。
伊勢谷は、被災地の様子などを撮影した写真をツイッターなどで公開している。
(以下引用)
伊勢谷が東京を出発したのは、3月24日の夜。自身のツイートを通して、「報告していませんでしたが、今被災地に向かっています。宮城県仙台市、石巻市に物資を運ぶ手伝いと現状把握です。(中略)」と被害の大きかった石巻市に向かっていることを伝えた。
その後、那須を過ぎ、だんだんと道に段差が増えたことを実況し、車中で仮眠をとりながら、被災地への道のりをツイートし続けた。
翌日3月25日、ツイッターの呼びかけや、Webを通して集まった支援物資を、自らの手で届けた。避難所には一定の食料が確保されてあることが分かったため、伊勢谷たちは個人宅で避難生活を余儀なくされている被災者たちに、路上で物資を渡した。
(引用元:シネマトゥデイ)
その伊勢谷友介が、被災地で撮影した写真がコチラでみられる(↓)。
支援物資を路上で配布した様子や、おもちゃを両手に持ち喜ぶ子供たちの写真に現実を突きつけられる。
伊勢谷は地震発生後、自身が主催する株式会社 「リバースプロジェクト(REBIRTH PROJECT)」のツイッターやブログを通し、被災地への支援活動を進めていた。
被災地への米の提供などを目的に、すでに救援物資ルートや公的な受け入れ先を確保したと報じられていたが、ついに現地入りしたようだ。
実際に被災地を見た伊勢谷は、以下のようにコメントしている。
(以下引用)
被災地で直接、惨状を目にした伊勢谷は、「メディアでは報道されていない事実が、たくさんある。それは現実として受け入れ難い、放送できない事実もあるということです。そこはわれわれが徐々にでも事実として受け止め、これから進んで行く復興への光をつかまなくてはなりません」と言う。
(中略)第一回目の支援物資配達を終えた伊勢谷は、ツイッターを通して「物資が足りているのか、足りていないのか。その二元で考えることはできない状況です。どこかでは、足りている。どこかは足りない。誰かが情報を統一しなくてはならないが、国と言う大きな母体が把握できている情報は、ほとんど避難所に関してです。私たちは、物資が行き渡っていないところに持って行きます」と伝えた。
(引用元:シネマトゥデイ)
現場には「報道されていない」厳しい現実があることや、物資の供給状況の把握は避難所以外(個人宅など)で暮らす人たちに関しては十分でないことなど、そこへ足を踏み入れた人にしかわからない苦しい事実を表した内容だ。
伊勢谷は今後避難所との連携も図りつつ、引き続き支援活動を行う予定だそうで、「われわれの仕事はこれからです」(情報元:シネマトゥデイ)の言葉からは、一時的ではない先を見据えた強い意志が感じられる。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。以下もどうぞ☕