総選挙の投票日(2009年8月30日)が迫ったが、「政権交代」に戦々恐々としているのは自民党だけではなさそう。
芸能界も首をすくめて鳩山政権の誕生をうかがっている。
というのも、民主党の「政策集」には“アノこと”が書かれているからだそうで…?
(以下引用)
最大の理由が民主党が今年7月に発表したマニフェスト。厚生行政で掲げた項目に「麻薬・薬物対策」があり、こう書かれている。
<省庁横断的な薬物取締体制を強化し、薬物の供給源の根絶に取り組む>
<覚醒剤、大麻のみならず、『MDMA』など錠剤型合成麻薬や、いわゆる脱法ドラッグの乱用が青少年を中心に広がっていることを受け、薬物乱用の低年齢化を防ぐ>
つまり、民主党が政権を取ったら、「蔓延(まんえん)している薬物汚染を徹底的に撲滅しますよ」ということ。
(引用元:ゲンダイ)
民主党のホームページを確認してみたが、「麻薬・薬物対策」が書かれているのは「マニフェスト」ではなく、「民主党政策集INDEX2009」という“政策集”の中だ(「マニフェスト」と「政策集」のどこが違うのかはよくわからないが、より具体的で選挙用にまとめたものが前者で、大くくりのボヤッとしたものが後者のような気がする)。
「マニフェスト」は5項目に絞って詳しく書かれてあるので、麻薬の部分までは手が回らなかったのかもしれない。
ただ「政策集」に書かれているということは、公約とまではいかないにしても、やろうとしていることは確かだ。
一方で、自民党など他の政党のマニフェストもパラパラと読んでみたが、麻薬に関する記述がある政党はなさそう(発見された方は、お手数ですがコメント欄へどうぞ)。
それもそのはずで、年金や医療、雇用に子育てなど、麻薬取締よりも優先度の高い問題の方が多く、どの政党もそこまで手が回らないのだろう。
そう考えると、一応記述のある民主党は麻薬の取り締まりをしようという姿勢だけはうかがえる(苦笑)。
ただ酒井法子&押尾学事件のおかげ(?)で、国民の関心は意外と“麻薬取締”になってたりもしていそうで、芋づる式にキッチリ逮捕してくれる政党がいい、などという人もいるかもしれない。
なんだか、錯覚を起こしてしまいそう。
ちなみに、酒井逃亡の手助けをしたといわれる元弁護士の後ろ盾には、自民党のM元首相がいるとかいないとか。
またM元首相の息子が、西麻布のクラブに出入りしているとも噂されている。
政権交代が実現した場合、ガサ入れが加速したりするのだろうか…。
いずれにしても投票は大事な権利。よく考えて、投じたい。
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コメント
民主党のマニュフェストこそ、麻薬だな。