女優・芦田愛菜(13)がこの春、慶応義塾中等部に進学したが、その合格理由の一つに“年間300冊”ともいわれる読書量があると、2017年8月9日発売の「週刊新潮」が報じている。
芦田はどのように読書好きになり、またどのような作品を読んでいるのだろうか…?
※中学受験における女子最難関の一校といわれる慶應義塾中等部に合格。
芦田愛菜といえば幼少期から子役として活動し、ドラマ「Mother」(日本テレビ系、2010年4月期)での好演をきっかけに認知度を上げたほか、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(NHK、2011年)では茶々(宮沢りえ)の幼少期と、主人公・江(上野樹里)の長女である千(忽那汐里)の幼少期も演じたことが話題となった。
さらにドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系、2011年4月期、阿部サダヲとのW主演)で連続ドラマ初主演を飾ったほか、同ドラマで共演した鈴木福(13)と犬のムックとともに役名ユニット「薫と友樹、たまにムック。」として「マル・マル・モリ・モリ!」でCDデビューも果たした。
その後も映画「阪急電車 片道15分の奇跡」(2011年4月29日公開)や映画「うさぎドロップ」(2011年8月20日公開)での演技が評価され、「第54回 ブルーリボン賞 新人賞」を史上最年少で受賞したほか、映画「パシフィック・リム」(日本公開:2013年8月9日)でハリウッドデビューも果たした。
そしてドラマ「明日、ママがいない」(日本テレビ系、2014年1月期)では連ドラ単独初主演を飾るなど、華々しい実績で知られる。
そんな芦田は昨年頃から芸能活動をセーブしていたが、2017年2月11日付の「デイリースポーツ」に「偏差値70を超える首都圏では最難関校の一つ」である「名門私立中学に合格」したと報じられた。
芦田は複数の難関校に合格したようだが、後に芸能活動を行うことのできる慶應義塾中等部へ進学したことが明らかになった。
ちなみに慶応系の中学校には「普通部」(男子校)、「中等部」(共学)、「湘南藤沢中等部」(共学)があるようで、芦田の進学した「中等部」は共学ではあるものの、募集は男子140名、女子50名程度とされるので(情報元:ウィキペディア)、女子にとっては狭き門であり超難関と言っていいレベルだと思われる。
芦田は芸能活動でも子供離れした演技や仕草、行動に驚かされたが、学業でも屈指の難関中学に合格してしまうとは度肝を抜かれる。
そんな芦田が超難関の“お受験”を突破した背景には、驚異の読書量が挙げられるようだ。
いったいで彼女はどのようにして、読書好きになったのだろうか…?
(以下引用)
「彼女の本好きは、銀行に勤めている父親の影響が大きい。物心ついた頃から本を手に取るように仕向け、例えば〝江戸川乱歩が面白かった!〟と感想を話すと〝じゃあアガサ・クリスティーを読んでみる?〟と勧められる。すると、今度はポアロ探偵のシリーズにはまるわけです」
(引用元:週刊新潮。芸能記者の談話)
芦田は幼少期から本に触れる機会が多く、読書家だった父に勧められることが多かった。
また、2017年8月13日放送のトークバラエティ番組「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系)にゲスト出演した際には、図書館で絵本を30冊ほど借り、就寝前に母親に読み聞かせをねだって困らせていたとのエピソードも披露していたほど。
もともと芦田自身が読書好きだったからこそ、勧められた本も無理なく吸収できたと思われますし、次第に自分が興味のある本を自主的に選ぶようになっていったのだろう。
年間300冊を読破した時期もあったようだが、芦田が好きな作品はどんなものなのだろうか…?
(以下引用)
その愛菜ちゃんが好きな本として挙げるのが、乙武洋匡の『五体不満足』(講談社)や赤川次郎の『セーラー服と機関銃』(主婦と生活社)といったものから、最近は『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(講談社)という難解なものも。
(引用元:週刊新潮)
芦田は、小説からエッセイまでジャンルを問わず読んでいる印象を受ける。
なかでも「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」は、2017年5月22日放送のバラエティ特番「1番だけが知っている」(TBS系)で“芦田愛菜が一番魂震えた本”として紹介されたことで大きな反響を呼んでいる。
芦田は現在、夏休みだと思われますし、可能な範囲で芸能活動を続けるなかで読書にも勤しんでいるのかも。
彼女が芸能界で子役として成功しただけでもすごいことだが、多くの書から学び、難関校に合格したことは、芸能界がまさに人生の1ページに過ぎないことを身をもって証明していると感じますし、これからどんな道を切り開いていくのか興味深い。
本好きな方も、そうでない方も、この機会に上記に挙げられた“芦田さんのオススメ本”を手に取られてみるのもいいかも…?
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