女優・能年玲奈(22)が2016年4月21日付のブログで、自身の描いた熊本県のマスコットキャラクター・くまモンをモチーフにした“くまモン頑張れ絵”を披露している。
「熊本県、大分県、九州にお住まいの皆様。どうか、少しでも不安が和らぎますように」という能年。
ネット上では「何とも優しい絵ですね。心癒されます」「能年ちゃんの優しさ、暖かい人柄が伝わってきます」「女の子の手。大きく見開いた眼。能年さんの強い思いが伝わってきます」などと、心癒されたり、強い気持ちをもらったり、能年に感謝する声が挙がっている。
※熊本地震発生以降、SNS上で「#くまモン頑張れ絵」のハッシュタグとともに多くの絵が拡散中。
おびえた表情の女の子を、いつもと変わらない優しい表情のくまモンが背後からソッと支える水彩画の“くまモン頑張れ絵”。
前方に居る女の子はくまモンから離れないよう手でギュッと体を掴んでいるが、それは背後のくまモンを守っているかのようにもみえる。
またくまモンは彼女を抱きしめるというよりソッと肩を抱くように支えており、大きな体とその表情だけで安心感を伝えているようにもみえる。
能年がくまモンの体に通常の黒は使わず、淡いブルーで表現しており、全体的に優しい色遣いからも彼女の温かい気持ちが伝わってくる。
さらに著作物表示の「Cマーク」とともに「2010熊本県くまモン」と記している点からも、律儀な人柄が垣間見える。
コメント欄では「心が穏やかに、落ち着いて安らぎました」「なにも言わずともお互いを守ろうとしているその気持ちに泣けてきます」「優しい。けなげ。強さ。思いやり。すべて語っている」「玲奈ちゃん 俺たち負けんけん」などと、癒やされる声や感動の声が出ていた。
ちなみに能年玲奈はもともと絵を描くことが趣味のようで、過去のブログでも時折、自分の描いた絵を披露したことがある。
(※自作の絵本を作ったこともあるようです)
能年のこれまでの作品の色遣いや雰囲気からも、彼女独特の温かみを感じ取ることができます。きっと心の優しい人なのでしょうね。
熊本地震(2016年4月16日に発生。4月14日にも熊本で震度7の地震が発生したが、現時点で気象庁はこれを前震としており、4月16日発生の震度7の地震を本震としている)はなかなか余震が収まらず、大分県など周辺地域にも及ぶなど、被災者の方々は苦しい毎日を過ごしていると思われるが、こうした一枚の絵が被災者の方や、救助・ボランティア活動をされている方々、全国の方々に届くことを願いますし、こうした動きにより一人でも多くの方々が復興に向け、何が出来るのかを考えるきっかけになることを願う。
なお「くまモン頑張れ絵」はSNS(ブログ、ツイッター、インスタグラム、Facebookなど)に「#くまモン頑張れ絵」のハッシュタグを記し、くまモンをモチーフにした応援イラストを投稿する試みが浸透したもので、これまでに漫画家・森田拳次(76)をはじめ、熊本県出身の漫画家で「ONE PIECE(ワンピース)」の作者・尾田栄一郎(41)、大分県出身の漫画家で「進撃の巨人」の作者・諫山創(29)ら多くの著名人が投稿している。
能年さんも様々な難題を抱えた状況下で、必死な毎日を送っているはず。気持ちだけは強く持って、前を向いて行きたいと思う。
【追記】 能年さんは2016年4月22日付のブログで大分県応援団“鳥”・めじろんをモチーフにした“めじろん頑張れ絵”も披露しました。
能年は「どうすれば、いいのか。でも何か…と思いました。 九州にお住まいの方々。めじろん。くまモン。がんばれ!」と自分にできることや形に迷いながらも、被災者へエールを送っています。
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