デビュー20年で初となるSMAPの海外公演が2011年9月16日、中国・北京工人体育場で開催された。
「世界に一つだけの花」を中国語で披露したり、女優リン・チーリンがゲストで登場するなど盛況だったようだが、実は観客の入りはガラガラだった…?
まず、今回実現したSMAPの中国公演には、どのような思惑が潜んでいたのだろうか。
(以下引用)
「来年の日中国交正常化40周年を控えて、中国政府は尖閣諸島問題などで悪化している日本の対中感情を和らげたい。そこで“国民的グループ”のSMAPに目をつけたのです。中国の程永華駐日大使と今年1月に来日した蔡武文化部長が中国公演について協議。ジャニーズ事務所とつながりのある高級中華料理店の経営者、日本の政財界にルートのある上海出身の大物投資家などを通じてオファーしたそうです」(事情通)
国内市場が頭打ちのジャニーズ側にとっても中国進出は渡りに船で、中国側と急接近したようだ。
(引用元:ゲンダイ)
中国側とジャニーズ側の思惑が一致して実現したのが、今回の中国公演だったといえる。
しかもSMAPの中国公演といえば、2010年6月に上海万博で開催予定だったファンの集いが安全面などを理由に中止となったほか、2010年9月に上海体育場で行う予定だったコンサートも、尖閣諸島付近の漁船衝突事件にともない中止となっていた。
2度の延期をはさんだだけにますます注目度が高まっていたと思われるが、観客の入りは…?
(以下引用)
主催者側が発表した公式動員数は4万人だが、実際の観客数は3万人ほど。コンサート会場「工人体育場」の収容人数は7万人だから、“ガラガラ”のレベルだ。
「ジャニーズ側は“中国公演大成功”を大きく取り上げさせるため、女性誌などの御用メディアを現地に招待した。しかし、観客のあまりの少なさにガク然とし“席が埋まっていない後部座席は撮影しないで”と要請したそうです。ニュース番組で“SMAP大好き”という中国人ファンのコメントが紹介されていましたが、あれも疑わしい。中国ではキムタクみたいな小柄できゃしゃな男性より、マッチョな男が好まれる。中国当局が用意したサクラでしょう」(現地関係者)
(引用元:ゲンダイ)
その客席の様子と思われる流出画像(ただし公演当日の写真とは断定できない)をみたが、確かにスタンド席は空席が目立つようだ。
実際7万人の来場を想定していたとすれば期待はずれだったことになるが、これだけの人数を満席にするのは容易でないことも事実。
はたして今回の3万人(公式発表は4万人だそうだが)は、想定の範囲内の動員だったのだろうか。
2ちゃんねるでは、以下のような意見が出ていた。
(以下、2ちゃんねるより抜粋)
「40歳目前のオッサンアイドルだから仕方がないだろ」
「韓流スターなら立ち見まで出ただろうね」
「また日本のマスゴミが嘘を書いた。どうも怪しいとおもったんだよ」
「中国という国でしかもチケットが高く、7万人収容の会場。それで4万人入ればすごいと思うが」
「これは政治が絡んでいるから好意的に報じているようだけどね、日中両国ともに」
「嵐とか若いジャニタレがいった方が正直客は入ったと思う」
「昨日ニュースで4万人のチケットしか販売しなかったって言ってたぞ」
「ジャニーズは正確な数字出さないからなぁ」
(情報元:2ちゃんねる)
賛否両論出る一方で、「4万人のチケットしか販売しなかった」という情報もあるようで、混乱を避けるためにあらかじめ収容人数の半分程度にチケット販売数を絞っていた可能性もある(実際にはどうなのか不明)。
日本のドーム公演が一会場で4~5.5万人程度の動員であることを考えると、今回の3~4万人は規模としてはやや劣るものとみられるが、SMAP人気が中国にある程度浸透していることを裏付ける結果とはいえるのでは。
今後発売される週刊誌などがどのように報じるのか、注目したい。
いずれにしてもこうした文化交流はどんどんやってほしいですし、SMAPの活躍が日中の架け橋になれば素晴らしいことだと思う。
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ガラガラ過ぎじゃんかw