俳優・武田鉄矢(61)が演じる勝海舟の登場で、一層の盛り上がりをみせるNHK大河ドラマ「龍馬伝」。
その武田は、自他ともに認める坂本龍馬好き。
撮影の合間には出演者に講義をするほどだそうだが、主演の福山雅治(41)はその輪に加わろうとしないようで…?
(以下引用)
「『龍馬伝』でも撮影の休憩時間などに“講義”をしています。香川照之(44才)らが輪になり、武田さんを取り囲んで、真剣に聴き入っています」(前出・芸能関係者)
しかし、なぜか福山だけはその輪に加わらず、武田が誘っても「それよりも音楽の話をしましょうよ」と話題をそらすという。
その理由は、福山の強い役づくりに対するこだわりがあるからだという。
「武田さんとは以前、ドラマで親子を演じていて、尊敬してるんです。福山さんも本当は武田さんの話を聞きたいんです。でも、福山さんは今回、自分なりの龍馬像や演技プランをしっかりつくってきています。武田さんの龍馬話を聞いてしまうと、今回の役に影響が出てしまうという思いもあるんじゃないですか。だからあえて聞かないようにしているみたいです」(テレビ局関係者)
(引用元:女性セブン)
全体の約1/3(第17話まで)が消化したNHK大河ドラマ「龍馬伝」。
福山雅治が意図する龍馬像も、ようやく定着しつつあるのだろうか。
個人的には、やや物足りない気もする。
素直で人望はありそうだが、一国を変えてしまえるほどの破天荒さはもう一つ感じられない…。
皆さんは、福山龍馬にどんな感想をお持ちだろうか(下にアンケートがあります。お気軽にどうぞ)。
さて、「龍馬伝」開始直前に放送され、高視聴率(最終回25.3%)を記録したドラマ「JIN―仁―」(TBS系)では、龍馬役を俳優・内野聖陽(41)が演じていた。
内野が演じた龍馬といえば、流暢な土佐弁に、親しみが感じられるおじさんといった雰囲気。
福山龍馬と比べると格段に愛嬌があり、はまり役といった声も出ていたほど。
その内野と福山は、なんと同い年(厳密には同学年)だったりする。
福山からすれば、「龍馬伝」開始直前に、同い年の内野に鮮烈な龍馬像をみせられ、否が応でも意識せざるを得ない状況だったといえる。
そう考えると、何とも不運な状況だったことは確かだ。
そうなると、福山は役づくりに当たって、内野龍馬のマネだと言われたくないという心理が働いたかもしれない。
またそのことにより心にブレーキをかけてしまい、やろうと思っていたことが急にできなくなった可能性もある(勝手な推測です…)。
いずれにしても、福山は役づくりに対して必要以上に敏感になっていたかも。
武田の講義に耳を傾けたがらない福山の気持ちも察せなくはないのだが…。
ただ本物の龍馬なら、そんな状況でもきっと何でもどんどん聞き入れて、受け入れてしまうような気がする。
はてさて…。
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コメント
昔の人の話なんて、全部作り物に決ってるんだし、いつまで経っても金八さんだからね。大河なんて視聴料欲しさのご当地ヨイショ番組、司馬遼太郎の新しい物好きで、色好き中年のイメージでもないし、役作りには雑音を入れない事が重要。
龍馬はどんどん成長していくキャラ。
いまがただの好青年でも、
明日にはまた著しく大きくなっている。
記事中にあるように、一国を動かす程の迫力、
それは、死の間際ではないでしょうか。
──といってもアラウンド30でしたよね。