俳優・斎藤工(34)の両親が東京・三軒茶屋で営んできた洋食店「スープとケバブ 食堂デリカッテ」が、最終営業日を3日繰り上げ2016年2月26日に閉店していたと、3月8日発売の「週刊女性」が報じている。
同店が閉店予定であることを知られてからは、なじみの客や斎藤のファンらが殺到したことも“繰り上げ閉店”の原因の一つと思われるが、中には心ない迷惑行為もあったようで…?
斎藤工といえば高校生時代からモデル活動を行い、単身でパリや香港などに足を運び、旅費を稼ぐため現地のモデル事務所で働いていたとのエピソードを持つなど、若い頃から目的意識を持ちながら時には風に身を任せつつ、ひたむきに前に進んできたことがうかがえる。
2001年の俳優デビュー以降は10年以上に渡り地道に経験を積み重ね、2013年に大河ドラマ「八重の桜」(神保修理役)、ドラマ「カラマーゾフの兄弟」(フジテレビ系、2013年1月期)、ドラマ「いつか陽のあたる場所で」(NHK、2013年1月期)、ドラマ「仮面ティーチャー」(日本テレビ系、2013年7月期)、ドラマ「ミス・パイロット」(フジテレビ系、2013年10月期)など計10本(単発ドラマも含む)ものドラマに出演し、脚光を浴びた。
それでも2013年に出演した作品が全て主演ではなかったことから、まさにこの年は“雑草魂”で駆け上がり、必要とされる“名脇役”のポジションを勝ち取ったことをうかがわせる転機の一年になったものと思われる。
その後はドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系、2014年7月期)で上戸彩(30)演じる主人公の不倫相手を演じたことが話題になるなどブレイクし、2015年にはドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系、2015年4月期)でプライム帯(19時~23時)の民放連ドラとして初主演を飾ったほか、2016年も現在ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(日本テレビ系、2016年1月期)で主演を務めるなど、今や主演級としてもオファーが耐えない。
そんな斎藤は父親が過去に映画製作関連の会社に勤めていた経緯もあり、幼少期から映画に触れる機会が多かったようで、高校時代にはビデオ屋にある映画を“あ”行から全部見始め制覇したとの逸話もあるほか(情報元:ウィキペディア)、近年は仕事の合間でも暇さえあればパソコンでDVDを観ている様子がテレビで紹介されたこともあるなど、映画への造詣が深いことで知られる。
それだけに斎藤は現在、映画情報番組「映画工房」(WOWOW)でナビゲーターも務めているほど。
斎藤が俳優を志した背景にはそんな父親の影響も多分にありそうだが、そのご両親は最近まで東京・三軒茶屋で洋食店「スープとケバブ 食堂デリカッテ」を営んでいたようだ(2009年頃に世田谷・豪徳寺駅前にオープンし、2012年頃に三軒茶屋に移転されたようです)。
中近東の名物料理である“ケバブ”を中心としたメニューや、居心地の良さも売りだったようだが、残念ながら2016年2月29日で閉店することになっていたという。
斎藤のブレイクとともに、彼の両親が同店を営んでいることは多くのファンに知られることとなり、連日のようにお客さんが詰めかけたこともあったようで、ご両親からすれば嬉しい悲鳴だったかもしれないが、ご夫婦二人でマイペースで営んでいたお店だったとも考えられますし、閉店予定であることがわかるとさらにお客さんが増えたようなので、ご苦労も多かったのかも。
そんなこともあってか、「デリカッテ」は予定より3日早い2016年2月26日に閉店してしまったという。
だが閉店の背景には、斎藤目当てで来訪したと思われる人たちの心ない迷惑行為もあったようで…?
(以下引用)
店のほど近くには、彼の実家もある。その場所を知られてしまったことで、迷惑行為も起きていたようだ。
「呼び鈴を鳴らされたり、家の写真を撮られたりすることもあったそうです。しかたなく表札をはずし、母方の名前にしてわからないようにしていました」(近所の住人)
(引用元:週刊女性PRIME)
「デリカッテ」の近くには斎藤の実家があり、それを見つけた人の中には写真を撮ったり、呼び鈴を鳴らす者までいたという。
だがそのような行為は、行っている本人も自分自身にされたら嫌な行為のはずですし、もしそう思えるのならなんとか我慢してほしいところ。
仮にこうした行為も原因の一つでお二人が店をたたまざるを得なくなったのだとしたら残念ですし、ファンも最低限のマナーは守ってほしいものだ。
だが斎藤のご両親は店を完全に辞めるのではなく、移転して再起を図るつもりのようで…?
(以下引用)
「大分県臼杵市に移転するそうです。店のスタイルを変えて不定期で営業すると聞きました」(前出・常連客)
ずいぶん遠い場所に移るわけだが、斎藤家にとっても、大分は縁のある場所。’12年に出演した『A-Studio』(TBS系)では、姉が嫁いでいった場所が大分だと話していた。
実際に両親と会ってインタビューをしたMCの笑福亭鶴瓶が「大分に住み着いて、そこでお店しようかって言っていたで」と裏話をすると、斎藤も「そうなんですよ、たまに土地を探していたりして。僕も大分に通えないかな、なんて思っているんです」と返す一幕も。
(引用元:週刊女性PRIME)
斎藤の両親は、斎藤の姉が嫁いだ先である大分県に新たな店を構えようと計画していた。
ご両親からすれば愛着のある東京から離れることになるが、愛娘の近くなら安心なはずですし、大分といえば名物の温泉や新鮮な魚介類なども楽しめるだけに、ゆっくりと過ごすのには良い場所かも。
斎藤にとってもオフに旅行も兼ねて、大分に“里帰り”する新たな楽しみができそうで、行動派の彼にとってこれもまた前向きで新鮮な変化として受け止めているかも。
幸いにも彼はテレビや映画を通して家族に活躍ぶりを伝えられる職業なだけに、今後も現在放送中の主演ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(日本テレビ系)に留まらず、さらなる活躍を毎週のように届けられればご両親やお姉さんも喜ばれるのでは。
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