俳優・斎藤工(33)が昨年、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系、2014年7月期)で女優・上戸彩(29)の不倫相手役を務め反響を呼んだり、ドラマ「ダークスーツ」(NHK、2014年11月~12月)では主演を飾るなど、引っ張りだこの人気となっている。
それでも斎藤は下積み時代が長かったせいもあってか、ブレイク後もおごることなく、黙々と庶民的な暮らしや謙虚な姿勢を貫き通しているようで…?
斎藤工といえば2014年にブームとなったドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系、2014年7月期)でヒロイン・上戸彩の不倫相手役を務めたほか、ドラマ「ダークスーツ」(NHK、2014年11月~12月、全6回)では主演を飾るなど、今や脇役ではキーマンとして欠かせず、主演も甘いマスクでしっくりとハマる、絶妙な立ち位置を確立し、注目を集めている。
そんな斎藤は映画製作関連の会社に勤めていた父親の影響でもともとは製作志望だったそうで、現在も自宅や仕事の合間などに数多くの映画(DVD)を観る生活を続けているといい(情報元:2015年1月18日放送の「情熱大陸」(TBS系))、映画情報番組「映画工房」(WOWOW、女優・板谷由夏、映画解説者・中井圭と共演)ではナビゲーターも務めているほどの“映画好き”としても知られている。
(※斎藤の基盤を作った意外な幼少期)
斎藤はドラマで大胆な“脱ぎシーン”を披露するなどそのセクシーな肢体が話題になることもたびたびあるが、トーク番組などでみせる知的で落ち着いた話しぶりからは、地に足がついている印象すら受ける。
彼は“売れている状態”(本人はそう思っていないかもしれませんが)を冷静に客観視しながら、黙々と我が道を行く姿勢を変えていない印象も受けますし、ドラマでの振り切った役柄と、実直な素顔とのギャップも斎藤の魅力のひとつといえる。
斎藤は2015年1月28日に行われた美容誌「VoCE」主催の「VoCE BEST COSMETICS AWARDS 2014」ベストコスメ年間グランプリ授賞式で「2014年もっともビューティーな人」に選出された際も、「僕のベースは路地裏の住民。来年は間違いなくこういう場には呼ばれないと確信している。ただ今は、去年出会った作品の恩恵を受けているこんな自分を楽しみたい」と冷静に喜びを語るなど(情報元:共同通信)、謙虚な一面を披露したばかりだが、彼が語るその“路地裏の住民”的な生活スタイルとはどんなものなのだろうか…?
(以下引用)
「ビックリしましたよ。だって斎藤さんが学食にいるんですから。しかも、1度や2度じゃなくてしょっちゅう来ているみたいです。
そのときは1人で学食を食べてましたけど、学生たちにはまったくバレていなかったですね。確かにうちの学食はレベルが高いんですが、まさか役者さんが食べに来てるとは思いませんでした」(目撃した学生)
(引用元:週刊女性PRIME)
斎藤は大学の学生食堂を利用することもあるという。
下積み時代が長く、バックパッカーとして世界各地を転々としていた時代もあったという斎藤だけに、彼にとっては庶民的な生活がしっくりくるのかも。
学食といえば大学にもよるが部外者が利用することもできますし、最近では値段が手頃なだけでなく、お店並みに美味しいと評判になるところもあるほど。
斎藤は学食でも馴染んでいたようで、周囲にも気づかれていなかったようだ。
(※これは美味しそう)
そんなマイペースな斎藤は、さすがに今でこそ良いマンションに住んでいるようだが、銭湯にもいまだに通っているようで…?
(以下引用)
「撮影で忙しいときは来られないみたいだけど、よく見かける時期もあるよ。仕事が空いて時間があるときなんだろう。
隠れる感じでもなく黙々と湯に浸かってる。オヤジたちしかいないから変にキャーキャーされることもないし、居心地がいいんじゃない」(目撃した常連客)
(引用元:週刊女性PRIME)
銭湯も今や“プチ贅沢”(現在の入浴料金は都内で460円。情報元:東京都公衆浴場業生活衛生同業組合)の一種になりそうだが、大浴場でゆっくりと疲れを癒すこともできますし、常連にもなると常連さん同士の交流で心まで温まったりするものかも。
斎藤はそんな古くからの付き合いや、街の中で見つけた居心地の良さを大事にしている。
斎藤は2015年1月18日放送の「情熱大陸」(TBS系)でも、不遇時代からレギュラーとして使い続けてくれているラジオ番組「TAKUMIZM」(bayfm、2007年4月~)に今でも深い恩義を感じているようで、「(ラジオを)辞められない理由になるんですよね。会うたびに(自分が)出た作品とかも(ラジオのスタッフが)観ていてくださって、あの作品が良かったとか、あれはもうちょっと何かが足りないとか言ってくださるんですよね。自分が無視されている状態の時に手を差し伸べてくれた人たちには一生頭が上がらない」と感謝の気持ちを述べていた。
お世話になった人たちや身近な街との付き合いを大切にする律儀な素顔を隠し持ちながらも、自分を捨てるような大胆な仕事にも憶せず踏み込んでいく斎藤からは中身からにじみ出る気品を感じる。
今後も庶民的な街や人とのつながりで得たものを大事にしながら、その恩義やハングリー精神を忘れずに、より大きな舞台へと前進してほしいものです。
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