俳優・ムロツヨシ(40)が映画「ヒメアノ~ル」(2016年5月28日公開予定)で両サイドに角を立てたような独特な髪型のキモい先輩・安藤勇次役で登場することがわかった。
ムロの5月18日付のツイッターによると「注※地毛です」とのこと。
ネット上では「凄いな…ムロ氏。。魂を、感じます」「一瞬悲鳴あげました」「ある意味、ツインテールですよねwww」などと、絶賛や驚きの声が挙がっている。
地毛、剃り残し
おはようございま、
RT @himeanole_movie: ムロツヨシさんの劇中ヘアースタイル解禁!『#ヒメアノ~ル』原作にも登場するこの髪型。左サイドは完全に剃るのではなく、あえて剃り残し
注※地毛です。 pic.twitter.com/0M586szME1
— ムロツヨシ (@murotsuyoshi) May 17, 2016
全体的に剃り込んでいるものの、両サイドに角を立てたような独特な髪型で、左サイドは「完全に剃るのではなく、あえて剃り残し」ているようで(おそらく、ほとんど見えていない写真右側の部分と思われます)、“キモさ”にトコトンこだわった感のある一枚。
ムロにとって剃髪レベルの役作りは朝飯前のようで、彼が演じる安藤の人物像を「世の中が自分をどう見ているという、現実を受け止めながら、“ど”が付くほどピュアな男。それでいて、常識を持った犯罪者一歩手前の人という感じ」「とにかく、おかしな人ではあるので、そのバランスを考えるのが難しかったですね」(情報元:シネマトゥデイ)と語るなど、“キモさ”の中にギリギリの常識を持った人物(おそらく犯罪者になるような人ではないが、感情の起伏が激しく、制御が利かないタイプの人物といった感じでしょうか)にみせるバランスの難しさを吐露していた。
ツイッターでは「ムロさんの気合いを強く感じました」「ステキです、キモイです」「カタツムリの触角みたい」「なにこれ可愛い・・・(笑)」などと、絶賛や驚きの声が出ていた。
そんなムロの出演する映画「ヒメアノ~ル」(2016年5月28日公開予定、R15+指定)は漫画家・古谷実(41)の同名漫画が原作で(単行本は全6巻)、映画初主演となるV6・森田剛(37)が“殺人鬼”森田正一を、濱田岳がビル清掃会社のパートタイマー・岡田進を、佐津川愛美(27)がカフェ店員・阿部ユカを、ムロツヨシがユカに恋心を寄せ、同僚の後輩・岡田に“キューピッド役”を頼む安藤勇次役をそれぞれ演じるサイコスリラーだ。
「R15+指定」となっているとおり、そのあまりの過激描写には先行して行われた関係者向けの試写会で途中退席者が出たほどだったというから(情報元:マイナビニュース)、鑑賞を予定している方は十分な覚悟を持って臨む必要がある。
ムロツヨシは2016年もすでに主演ドラマ「悪党たちは千里を走る」(TBS系、2016年1月期)に出演し、現在はドラマ「重版出来!」(TBS系、2016年4月期)や、映画「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」(2016年5月14日公開)に出演中のほか、コント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~(第4シリーズ)」(NHK、木曜22:25~22:50)でも様々なキャラクターを演じるなど、幅広いフィールドで存在感を示している。
今後も映画「ヒメアノ~ル」(2016年5月28日公開予定)だけでなく、映画「金メダル男」(2016年10月22日公開予定)や、人気ドラマシリーズ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(テレビ東京系、2016年放送予定)への出演が控えるなど、個性派俳優として確固たる地位を築いている。
ムロは演技の幅の広さもさることながら、バラエティ番組などでみせる素顔やツイッターの文面からもユーモアに富んだ性格の持ち主であることをうかがわせますし、周囲を巻き込みながらも自分だけが前に出ることはしない、いわゆる“人たらし”のような側面がありそう。
普段はピエロを演じているようにみえる、誇り高き“怪優”の今後の熱演に注目したいと思う。
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