俳優・伊勢谷友介(36)が映画「あしたのジョー」(2011年)でボクシングの指導を受けた梅津正彦トレーナー(44)を支援するため、自ら主宰する「元気玉プロジェクト」で、闘病基金を募ることを発表した。
昨年2月にメラノーマという悪性腫瘍が発覚した梅津さんは現在も入退院を繰り返しており、先日は医師から「このままだとあと1年もたない」と言われるなど病状は深刻だという。
(以下引用)
当時の様子を梅津さんが振り返る。
「撮影中は、伊勢谷さんのことを全力でブン殴りました。CGを使いたくないからって、『その調子で遠慮せずにもっと殴ってください』と言うんですよ。そのため、彼が気を失ったことだってあります」
(中略)「最後に力石の葬儀のシーンがあるのですが、撮影中、梅津さんが、わんわん泣いていらっしゃって。教え子が本当に死んでしまったように感じたんでしょうね。まっすぐな方なんですよ。梅津さんはボクシング界のために尽力してきた方。これからも長く生きていただきたいんです」(伊勢谷)
(引用元:女性自身)
伊勢谷の恩師・梅津さんが、皮膚ガンの一種である「メラノーマ」を患っているという。
伊勢谷は2011年の映画「あしたのジョー」で力石徹を演じたが、ジョー(山下)との対戦のために階級を落とすというストーリーの設定もあり、体重を67キロから57キロ(体脂肪率は15%から3~4%)まで落としたとか(情報元:デイリースポーツ)。
この時、お世話になったのが梅津さんだそうで、伊勢谷は2月19日に開かれた「第1回女子ボクシングチャレンジマッチ」の開催会見で、彼について「ボクシングのために、映画のためにと僕を必死で追い込んでくれた人」(情報元:デイリースポーツ)と紹介していた。
梅津さんは実際、CGを使うのが嫌だったという伊勢谷の気持ちを酌み、試合の腫れ顔を演出するため伊勢谷の顔に拳を入れたこともあったとか(情報元:シネマトゥデイ)。
そんな指導の甲斐もあり、伊勢谷は「第54回ブルーリボン賞・助演男優賞」や「第35回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞」を受賞している。
闘病中の梅津さんのために立ち上がった伊勢谷は、自身が立ち上げる“元気玉プロジェクト”を通して、梅津さんを支援する募金を募っている。
(※元気玉プロジェクトとは?)
本物のボクサーとトレーナーと変わらない“拳の絆”に、梅津さんも目に涙を浮かべていたという。
梅津さんといえば、アマチュアボクシングの女子ミドル級でロンドン五輪を目指した南海キャンディーズの“しずちゃん”こと山崎静代(34)のトレーナーとしても知られる(惜しくもロンドン五輪出場はならず)。
そのしずちゃんは4月2日に開催される「第1回女子ボクシングチャレンジマッチ」(東京・後楽園ホール)で、2011年9月のデビュー戦で敗れた薛春秋(台湾)とリベンジマッチを行うことが決まっている。
彼女もまた「女子ボクシングのためにも梅津さんのためにも頑張りたい」(情報元:シネマトゥデイ)と決意を口にしており、恩師のためにも必勝態勢といきたいところ。
(※第1回女子ボクシングチャレンジマッチの開催会見で)
役作りの弟子、ボクシングの弟子に支えられ、梅津さんも心強いはず。なんとか難病を克服してほしいものです。
梅津さんの治療費を支援する募金は、「元気玉プロジェクト」をご覧下さい。
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