KinKi Kids・堂本剛(38)が、トークイベント『第24回堂本剛独演会「小喜利の私」』の独演中に会場に舞う“銀テープ”をめぐるファンの行動について不満を漏らしていたと、2017年10月24日発売の「週刊女性」が報じている。
“銀テープ”にはイベント名などが記されているらしく、公演の記念としても人気なだけに、発射されると剛の話をそっちのけでファンが“銀テ”の争奪戦を繰り広げてしまったようで…?
堂本剛といえば、堂本光一(38)とのユニット「KinKi Kids」や、単独での音楽活動以外にも、独演会『第24回堂本剛独演会「小喜利の私」』(2012年~2015年、2017年)を開催するなど活躍の場を広げている。
『第24回堂本剛独演会「小喜利の私」』(以下「小喜利の私」)といえば平成24年(2012年)からスタートしたことや、剛の読み(つよし)を数字に置き換えると24(つよ)になることなどから、初開催から「第24回」と銘打たれ、以降も基本は同じタイトルで行われている(サブタイトルを付けて区別する場合もある)。
そんな「小喜利の私」はいわゆる大喜利イベントであり、様々なお題に対し、剛がユーモアやとんちを利かせた回答を披露するものだ。
剛はこれまで他のジャニーズタレントとは一線を画すユニークな発想でソロ活動やソロプロジェクトを行ってきた経緯があるようにみえますし、純粋なアイドル路線からは外れた位置にいる異色の存在というイメージもある。
また剛は“お笑い文化”が根付く関西出身でもありますし、小学生時代にはお笑いトリオ「水菜の煮たやつ」を組んで芸人を目指していたとも言われるだけに(情報元:ウィキペディア)、「小喜利の私」は自分のできる範囲で純粋に誰かを笑わせたい、との思いを形にしたイベントにも感じられる。
そんな「小喜利の私」は今年も開催されているが(2017年10月11日~15日:大阪・森ノ宮ピロティホール、10月30日~11月2日:東京・浅草公会堂)、剛は10月13日の大阪公演で「ホンマこのとき、誰もこっちの話聞いてへん。見てすらいない」(情報元:週刊女性)とあきれるシーンがあったという。
「小喜利の私」では会場内に“銀テープ”(以下、銀テ)が舞う演出があるようだが、その“銀テ”をめぐる客の行動が剛をあ然とさせたようで…?
(以下引用)
「銀テを求めて、争奪戦になることも多いです。中には自分の席から遠く離れたところまで取りにいくマナーの悪い人もいるので、トラブルになったり……。
そもそも会場には剛クンを見に、話を聞きに行っているんですから、それを無視するような行動は、彼に対してめちゃくちゃ失礼です」(前出のファン)
(引用元:週刊女性)
“銀テープ”といえばコンサートなどで「ブシューッ」などと音を立て、客席に向けて飛ばされる銀色などのピラピラしたテープのことだ。
「小喜利の私」では盛り上がった場面などに“銀テ”が宙に舞うのかもしれないが(実際にはわかりません)、その“銀手”が侮るなかれ“お宝グッズ”だというからお客さんたちが目の色を変えるのも無理はないか。
というのも一般的な“銀テ”には公演名やロゴ、日付などが印字されている場合があるほか、アーティストの直筆サインやメッセージが入っている場合もあるようで、少なくとも鑑賞した際の記念になることは想像に難くない。
しかもそんな“銀テ”の希少価値に目を付け、フリマサイトやオークションサイトで転売されることも少なくない。
“銀テ”が舞っている間は争奪戦となる光景を正面から見ている剛からすれば、自分のトークより“銀テ”目当てと言われても仕方がない一部のお客さんの行動は目に余るものだったのだろう。
剛の苦言は、上記の10月13日の前日となる10月12日の大阪公演でも聞かれたようで…?
(以下引用)
「銀テが舞って、それを取ろうと興奮するファンたちに対して〝転売したらブチ殺す〟と、ひと言。
怒っているという感じではなく冗談っぽく言っていましたが、本心だったと思います」(12日に訪れたファン)
(引用元:週刊女性)
剛もトーンは抑えながらもクギをさしていたようなので、お客さんはマナーを守って鑑賞してほしいものですし、剛もこうした状況を笑いに変えるひと言でピシャリと鎮められればいいのですが。
“銀テープ”が盛り上げアイテムとしてだけでなく、拾ったお客さんが記念になるアイテムとしても機能していることが波紋を呼んだ形だが、あまりに酷いようなら、銀テープが放たれた際に座席から立って移動するようなお客さんは退席していただくルールを作ったり(本来であれば、お客さんのマナー意識を尊重したいところですが)、最終手段としてはいっそのこと何も書かれていない銀テープを使うのも一考かも。
「小喜利の私」は今後、東京公演(2017年10月30日~11月2日:浅草公会堂)も残していますし、会場一体で素敵な思い出に残るようなイベントになることを願う。
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