ジャニーズJr.内ユニット「Snow Man」の岩本照(20)が東京・池袋駅のホームでファンの女性に暴力を振るい、重傷を負わせていたと、2014年4月3日発売の「週刊文春」が報じた。
岩本の行為は決して許されることではないが、執拗な“追っかけ”をしてくるファンに辟易しているジャニーズタレントがいることもまた事実のようで…?
ジャニーズJr.内のダンスユニット「Snow Man」に所属する岩本照が2013年11月14日、埼京線のホームで女性ファンと口論となり、彼女の顔面を殴ったほか、眼窩底骨折と眼球打撲の重症を負わせていたという。
すでに示談が成立しているというから裁判沙汰になる可能性は低いと思われますし、岩本も昨年末から今年1月にかけて行われた舞台「JOHNNY’S 2020 WORLD」(2013年12月7日~1月27日)や、音楽バラエティ番組「ザ少年倶楽部」(NHK BSプレミアム)の12月分収録分などで不在の日々が続いていたらしいので、すでにジャニーズ事務所から謹慎処分を科されていたとも考えられる。
それにしても大の男が、あろうことか女性の顔面を骨折させるほどの力で殴るなど言語道断である。
どんな事情があったにせよ、暴力で解決するなどということはあってはならないことだ。
男ならグッとこらえて、紳士的に説得するなどの対応を取るべきだったのでは(2人の間に何があったのかはわかりませんが)。
だが一方でこの被害女性が通称“ヤラカシ”と言われる熱狂的なファンであり、常軌を逸したような行動で岩本を追いかけていたとも噂されているだけに、ファンのマナーも問われる騒動といえる。
マナーを守って追っかけをする通称“オリキ”に対して、“ヤラカシ”とはどのような行為を行うのだろうか。
KAT-TUNやHey!Say!JUMPのメンバーもJr.時代には、“ヤラカシ”に数々の被害を受けたことがあったようで…?
(以下引用)
「(中略)元ジャニーズの赤西仁のヤラカシが、自宅のポストから携帯電話会社の明細書を盗んで携帯番号を手に入れていたという話や、赤西が手に傷を負った際は『ヤラカシから逃げるためにバイクに乗っていたら、引きずり倒されてケガをした』『ヤラカシがコンサートで指輪を無理矢理取ろうとしてケガをした』と諸説が流れました。
亀梨和也は家で待ちぶせする悪質な追っかけに『タクシー代1万円を渡して帰した』という話もあるほど」(熱心なジャニーズファン)
(引用元:ジャニーズ研究会)
あくまでも噂話だが、ある“ヤラカシ”が「ポストから携帯電話会社の明細書を盗ん」だのだとすれば、その行為は窃盗罪にあたるはずですし、自宅付近での「待ちぶせ」も一歩間違えればストーカー規制法に該当する犯罪だ。
熱心に応援したい気持ちは素晴らしいが、度が過ぎる行動はかえってタレントに迷惑をかけてしまう。
“ヤラカシ”と言われる人たちは、おそらくそのことに気付いていないのだと思いますし、心の赴くままに行動してしまっている可能性もある。
ほかにも“ヤラカシ”と聞いて思い当たるのが、2009年にHey!Say!JUMP・森本龍太郎(当時14歳、現在は無期限活動休止中)が当時17歳の少年に携帯電話を引ったくられた事件だ。
(以下引用)
「(中略)09年には、17歳の少年が森本龍太郎の携帯電話をひったくったとして、窃盗容疑で逮捕されるという衝撃的な事件もありました。また知念侑李がコンサートで一時期、男性ファンにファンサービスをしなくなったのは、男性のヤラカシに嫌な思いをさせられたからだというウワサもたったほどです。
一方、中島裕翔は男のヤラカシが自宅に侵入した際、別のヤラカシ女性に助けを求めて退散させたというウワサも。タレントの中には中島のようにヤラカシやオリキ(追っかけ)を利用する人もいて、SMAP木村拓哉は現場にいるオリキに『最近、うちのポストからハガキがなくなるんだけど、誰がやってるか知らない?』と聞いて回っていたという目撃情報もありました」(同)
(引用元:ジャニーズ研究会)
特にJr.時代などの多感な少年期に嫌な思いをさせられるとトラウマになってしまうことも少なくないはずですし、ファンもぜひ節度のある行動を心がけてほしいものだ。
一方でジャニーズ事務所側も本当の意味でファンを大切にしているのか自問自答してほしいものですし、タレントの売り出し方、教育等に問題がなかったのかなど、日々タレントの内面を磨く作業を怠らないでほしいものだ。
タレントもファンも一緒になって成長ができる好循環が生じるのが一番いいはずですし、規則を破ったタレントに対しては“ならぬものはならぬ”と断腸の思いで厳罰を下すことも時には必要なことだと思う(ファンにとっても示しがつくはずです)。
今回の事件は“鶏が先か、卵が先か”ではないが、タレント側とファン側の両面で見ていくことが大切なような気がした。
今後はこのような悲しい出来事が起きないよう、祈る。
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