バラエティ番組「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の人気コーナー「テレフォンショッキング」や、バラエティ番組「お試しかっ!」(テレビ朝日系)の人気コーナー「帰れま10」に出演するタレントのギャラはいくらくらいなのだろうか。
人気番組であってもギャラがかなり安い場合や、特別手当がつくような番組もあるようで…?
人気俳優の連ドラやCMのギャラは、1話あたりあるいは1本あたりの金額が週刊誌などで話題になったりする。
一方で人気バラエティ番組のギャラは意外と知られていないが、以下の表が相場であると、1月22日発売の「フラッシュ」が報じている。
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(情報元:フラッシュ。一部省略)
これをみると「冠クラス芸人の1番組ギャラ」(200万~300万円)がかなり高額であることがわかるが、「「笑っていいとも!」のテレフォンショッキング」(5万円)や、「徹子の部屋のゲスト」(15万円)などは人気番組(コーナー)とはいえ比較的リーズナブルな印象を受ける。
いったい、どんなカラクリがあるのだろうか…?
(以下引用)
たとえば、昨年も日テレが力を入れた大晦日放送の「ダウンタウンの笑ってはいけない」シリーズ。
「毎年、大物俳優やアーティストなど豪華ゲストがチョイ役で登場しますが、ギャラは10万円程度。それでも『出たい』というゲストが多い番組なんです。『徹子の部屋』も出演希望の多い番組なので、大御所タレントでも10万円台です」(プロダクション関係者)
出演者が自分の番組の宣伝目的でバラエティに出たりする場合も安い。「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングで宣伝ポスター片手に登場するゲストなどはいい例だろう。
(引用元:フラッシュ)
「ダウンタウンの笑ってはいけない」シリーズや「徹子の部屋」などは、出演希望が多いためギャラは安いという。
ある程度安定した視聴率やその後の反響が期待される番組であれば、タレント側にとってもギャラ以上の出演価値が見込まれるということなのかも。
ただ当然ながら、ダウンタウンや黒柳徹子のギャラはそれなりに高いものと思われる。
また「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングや、主演俳優が局の番組をハシゴする場合など、番宣が絡む場合もギャラは安いようだ(ただし番宣目的でも、「ゴチになります」など一定の企画をこなす番組ではギャラが発生するとか)。
こうしてみてくると、人気番組でもゲスト出演や番宣出演という形では意外なほどギャラは安いことがうかがえるが、MCを担う芸人やある程度の実力が見込まれる芸人などはやはりそれなりにギャラも張るようだ。
またギャラに加えて特別手当がつくようなケースもあるそうで…?
(以下引用)
テレビ朝日の人気番組「お試しかっ!」の人気コーナー「帰れま10」のギャラもおもしろい。飲食店の人気メニューベスト10をすべて当てるまでヤラセなしで延々と収録が続く。そのため、通常のギャラに加えて、5万~10万円の〝延長手当〟がつくという。
(引用元:フラッシュ)
冠番組を持つような芸人は、1回で数百万円のギャラのようだ。
明石家さんまやダウンタウン、とんねるずといった超大物はもちろん、ロンドンブーツ1号2号、バナナマン、タカアンドトシといった30代後半~40代前半の芸人の中にも冠番組やMCを務める実力者が出てきている。
(※潜在視聴率1位は爆笑問題)
またタカアンドトシがMCを務める「お試しかっ!」の人気コーナー「帰れま10」では、ギャラ以外に延長手当がつくとか。
同番組は収録がいつ終わるのかわからないため、参加するタレント側にとってはスケジュールの調整が難しそうだが、その裏返しとして何が起こるか分からない面白さがあるのもまた事実(2013年1月21日放送分では、初のパーフェクト(10連勝)を達成)。
「帰れま10」はタレントが食べるメニューを低価格帯のレストランやファストフード店に絞ったり、実際の店舗等で食べることで制作コストを抑えている印象がある。
また食べた料理の代金も、店舗側の宣伝になっていることを加味すればもらっていない可能性もある(憶測ですが)。
そう考えると割安感のある番組にもみえますし、出演タレントに延長手当という形で還元する余裕があるのかも。
バラエティ番組にもいろいろあるが、こうしたギャラ事情も踏まえてみてみると、また違った楽しみ方ができそう。
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