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時任三郎、高畑充希&黒木瞳と“カホコ一家3ショット”!「ほんとの家族みたい」【画像】

俳優・時任三郎(59)が2017年9月13日付のツイッターで、ドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系、2017年7月期)で共演した女優・高畑充希(25)、女優・黒木瞳(56)との“根本一家3ショット”を公開している。

ネット上では「ほんとの家族みたい」「微笑ましすぎる」「すっばらしい家族写真」などと、絶賛の声が挙がっている。

※パパ、ママ、すっばらしいドラマだったよね?
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おどけた様子の中に溌剌とした雰囲気も漂わせ、Wピースを決める高畑(中央)と、左手で花束を抱えつつ、右手で高畑を抱きしめるように首から手を回し、笑顔をみせる黒木(右)と、ドラマの役柄同様に優しく穏やかな微笑みをたたえる姿が黄色い花束に調和している時任(左)の“根本一家3ショット”。

高畑は、時任と黒木の最後のシーンに登場していなかったのかもしれないが、根本家として一緒の撮影も多かったはずですし、主演として、あるいは大先輩であるお二人と共演できたことへの喜びや感謝の気持ちを胸に駆けつけたのかも。

実の家族みたいにもみえる素敵な一枚。

ツイッターでは「みんないい表情」「自分の家族を重ね合わせて観てしまいました」「時任パパなら過保護になりたい」「さいっこう」などと、絶賛の声やほっこりした声が出ていた。

ちなみに3人は「過保護のカホコ」の撮影がスタートした頃、ドラマの2017年6月10日付の公式インスタグラムでも3ショットを披露していた。

この時もみなさん笑顔だが、まだ少し距離感も感じられる一枚。

そう考えると、ドラマの撮影を通して本当の“家族”のような関係性を築き上げることができたのかも。

そんな3人の共演したドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系、2017年7月期)は、ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)などで知られる脚本家・遊川和彦氏(62)のオリジナルストーリーで、高畑充希(25)が家族から大切に育てられたピュア過ぎる箱入り娘・根本加穂子を、黒木瞳(56)が加穂子(高畑)の母・根本泉を、時任三郎(59)が加穂子(高畑)の父・根本正高を、竹内涼真(24)が加穂子(高畑)と同じ大学に通う麦野初を、中島ひろ子(46)が泉(黒木)の長妹・国村環を、西尾まり(43)が泉(黒木)の次妹・富田節を、三田佳子(75)が泉(黒木)の母・並木初代を、西岡徳馬(70)が泉(黒木)の父・並木福士を、濱田マリ(48)が正高(時任)の妹・根本教子を、梅沢昌代(64)が正高(時任)の母・根本多枝を、平泉成(73)が(時任)の父・根本正興を、それぞれ演じた。

同ドラマは加穂子(高畑)が初(竹内)と出逢ったことをきっかけに、自身がいかに過保護だったかに気付き、初(竹内)との恋や、祖母・初代(三田)の死、あるいは家族や親戚の抱える様々な問題に直面することなどを通し、成長していく過程が描かれた作品だったと思う。

ちなみに同作の各話の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の推移は、以下の通りとなっている。

  • 第01話(7/12)=11.6%(70分の拡大版)
  • 第02話(7/19)=10.8%
  • 第03話(7/23)=12.0%
  • 第04話(7/30)=11.1%
  • 第05話(8/06)=12.1%
  • 第06話(8/13)=10.9%
  • 第07話(8/20)=10.8%
  • 第08話(8/27)=11.5%
  • 第09話(9/06)=9.9%
  • 最終話(9/13)=14.0%

(情報元:Audience Rating TV)

初回は11.6%とまずまずの好スタートで、その後も10%をキープする安定感が光った。

第9話(9月6日放送)は「バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ」(グラチャンバレー)の「日本×ロシア戦」の中継が延長したため、45分繰り下げられた影響もあってか9.9%と初めて10%を割り込んだが、最終話(9月13日)では同ドラマ最高となる14.0%で有終の美を飾った。

脚本の遊川和彦氏は、前作のドラマ「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系、2016年7月期、主演・尾野真千子)で子どもへの「ネグレクト(育児放棄)」をテーマにしていただけに、今作のテーマ「過保護」は好対照で、昨今の社会が抱える問題を両面からあぶり出し、描いたようにもみえた(ちなみに「はじめまして―」で育児放棄されていた子ども・梅田一を演じた横山歩(9)は、「過保護のカホコ」でも児童養護施設で育つ保(たもつ)役としてゲスト出演していた)。

また「過保護のカホコ」では加穂子(高畑)が超の付く“箱入り娘”だったのに対し、初(竹内)は幼い頃に父親を亡くし、母は失踪したため児童施設で育ち、大学ではアルバイトをしながら画家を目指す苦労人であり、こうした対比も高畑、竹内の熱演も相まってインパクトを持たせたように思う。

また節(西尾)の娘で加穂子(高畑)のいとこにあたる糸(久保田紗友)も、加穂子(高畑)とは違い、家族や親戚に対し反抗的なタイプではあるものの、実は過保護の人物にみえましたし、“過保護”同士における対比も描かれていたように感じた。

演出面でも細かい工夫がみられ、タイトルシーンに現れる加穂子(高畑)が回を追うごとに赤ちゃんから小学生、中学生、大学生などへと成長する“コスプレ姿”で表現されていたり、劇中で加穂子(高畑)の父・正高(時任)が心の中で家族や親戚を動物にたとえる際には、インスタグラム上の人物を動物風に加工できるアプリを彷彿とさせるCG加工を施すなど(ちなみに加穂子(高畑)は「(尻尾の生えた)カエル」に、泉(黒木)は警戒心の強いミーアキャットに例えられていた)、ネット要素も取り入れる斬新さもみられた。

高畑の振り切った演技も最初はコントを思わせるものだったが、巧みな身ぶりや表情の変化を伴うことで、見事に成立させてしまっているところに彼女の演技力の高さを再認識させられた。

脇を固めた面々も竹内涼真をはじめ熱の入った演技で、配役も絶妙だったと思う。

終盤はドタバタ感もあったかもしれないが、深い愛情は何にも代え難いものですし、それの中で育った人や、それに触れた人にとって、人生の支えになることに違いはないと思う。

今回の3ショット写真はドラマのオフショットではあるが、皆が本当の家族のように団結し、一つの作品を紡ぎ出した後に残った充実感のようなものも感じられる素敵な一枚にみえます。

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