朝の情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)で、タレント・加藤浩次(46)とともに司会を務める上重聡アナ(35)が2016年3月いっぱいで同番組を降板すると報じられたが、その“後任司会者”にハリセンボン・近藤春菜(32)が急浮上している理由を、2月16日発売の「女性自身」が報じている。
春菜は柔らかい雰囲気を持つため加藤と良いバランスが取れそうな点や、彼女の持つ幅広い人脈にも期待が寄せられているようで…?
「スッキリ!!」(日本テレビ系)といえば2006年4月にスタートした長寿番組で、長らく加藤浩次(46)と演出家でタレントのテリー伊藤(66)がMCを務めてきたが、2015年3月いっぱいでテリー伊藤が降板したため、2015年3月30日放送分からテリーの代わりに日本テレビ・上重聡アナウンサー(35)が起用され、レギュラーコメンテーターの装いも新たに再出発した。
だが上重アナの起用直後となる2015年4月2日発売の「週刊文春」に、上重アナが靴の小売りチェーン・ABCマートの元会長・A氏から約1億7000万円を無利息で借り、都内の高級タワーマンションの最上階の部屋を購入していたことや、日本テレビの就業規則で自家用車での通勤が禁止されているにもかかわらず、A氏が代表を務める会社が所有する高級車で通勤し、勤務中は裏通りに路上駐車していたなどと報じられたことで、番組へのイメージダウンが避けられない事態となった。
上重アナの降板も考えられる状況ではあったが、上重アナが番組内で謝罪する形に留まり、現在までそのままの布陣で放送が続けられている。
だがやはり“上重ショック”の影響は大きかったのか、ライバルとみられていた裏番組の「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ系)に水をあけられる一方で、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系、「モーニングバード」を改称し、2015年9月28日からスタート)の急追に遭い、2015年11月2週目(11月9日~13日)の平均視聴率ではついに「羽鳥―」が「スッキリ」を初めて抜く事態が起きた。
こうした状況を受けてか、上重アナは2016年2月4日付の「日刊スポーツ」に2016年3月いっぱいで「スッキリ!!」を降板する予定であると報じられた。
上重アナは社長から厳重注意を受けた上で、先述のマンションを2015年9月末に売却するなどしたようだが、信頼回復とまではいかなかったようだ。
(※こんな噂まであるようです)
そんなわけで改編期にあたる2016年4月からは心機一転、“スッキリ”とした気持ちで同番組も再々出発したいと思われるが、“上重アナ3月降板”が報じられた翌日(2016年2月5日)付の「サンケイスポーツ」には、加藤とともに新コンビを組む“新司会者候補”として、ハリセンボン・近藤春菜(32)の名が急浮上していると伝えられた。
この早さでの報道から察すれば、ハリセン春菜の新司会者抜擢はほぼ決定しているとも考えられるが、彼女が浮上した理由とはどんなところにあるのだろうか…?
(以下引用)
「(前略)バラエティ色を強くして、『モーニングショー』との住み分けもはっきりさせたいという意図もあり、近藤さんの名前が急浮上したのです。
やや毒のある加藤さんと、インパクトはあってもあたりは柔らかい近藤さんなら、バランスのとれたコンビになるという判断ですね。(後略)」(前出・日本テレビ関係者)
(引用元:女性自身)
加藤も春菜も同じ所属事務所(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)の芸人同士ですし、息の合った掛け合いは期待できる。
加藤は毒気も多少あるかもしれないが、最近はどちらかといえばやや短気なだけで、できるだけ問題点をあやふやにせず毅然とした発言に努めている点に好感が持てますし、空気を読んでコメンテーターに話を振る進行術などにおいても長けており、情報番組の司会者としては申し分ないと思われる。
一方、春菜も愛嬌があるタイプで、そのポッチャリ体型も武器にしてしまうほどの“愛されキャラ”でもあり、どんなフリにも柔軟に対応できるアドリブ力もポイントが高く、現在は昼の情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系、水曜レギュラー)や、プライム帯(19時~23時)を中心としたバラエティ番組をレギュラーを持つなど昼~夜に活躍しているイメージだが、“朝の顔”に取って代わるだけの素養を秘めている可能性もある。
多少いじられても一貫して毅然とした態度で正義感の強いイメージもあるだけに、女性の意見を代弁してくれそうなインパクトという点でもクリアしているかも。
だがそうしたメリットがある反面で、2人が並んだ画はバラエティ感が強くなる可能性もあるため、番組のコンセプトをどのように打ち出すのかは興味深い。
上記の通りあえてバラエティ色の強いワイドショー的な方向に持っていくのか、あるいは逆に2人の愛嬌や誠実さを全面に打ち出し、思い切って政治や経済、身近な生活問題等にスポットを当て、鋭くもあり、親しみもある内容にシフトし、2人がコメントしずらいニュース、コーナーなどにおいては専門家やコメンテーターに任せる手もありそう。
世の中の動きに合わせながらマイナーチェンジを繰り返しながら、いくらでも対応できるパターンが出てきそうなだけに、まずはお手並み拝見といきたいところ。
さらに春菜には他にも期待されている部分があるようで…?
(以下引用)
「ハリセンボンの春菜は、年上の芸人やコメンテーター相手の受け答えもうまく、番組の進行を滞らせることはありません。その“進行力”に加え、決め手になったのは彼女の人脈です。
彼女が主宰している女子会『春菜会』には、芸人仲間はもちろん、安室奈美恵やPerfume、女優の吉高由里子や森カンナなども出席しています。上層部には彼女の人脈で大物女性ゲストも呼びたいという計算もあるのです」
(引用元:女性自身)
春菜といえば上記の通り、気心の知れた女性芸能人らと親交を深めており、特に親しいとされるPerfume・あ~ちゃん(27、西脇綾香)がPerfumeとしてチャリティーイベント「Act Against AIDS 2015『THE VARIETY 23』」(2015年12月1日、日本武道館)に参加した際には、やはり普段から親しい女優・吉高由里子(27)、女優・森カンナ(27)と“バキューム”を臨時結成し、Perfumeの楽曲「レーザービーム」の“完コピ”(踊りも含めたパフォーマンス)をしたほど。
(※仲良すぎのため、こんなことまでやっていました)
春菜はプライベートでも常に話題性に富む引き出しがあり、人望も厚いことから、こうした関係性も番組に生かして欲しいとの思惑も日テレ側にはありそう。
まだ正式に発表されたわけではないので何とも言えないが、もし春菜が新司会者に起用された暁には、暗いニュースでもスッキリするような活躍に期待したいと思う(でもその場合、コンビでのレギュラー出演も多い相方・箕輪はるか(36)の今後も気になりますが)。
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