2009年6月17日付の「日経MJ」(日本流通新聞)で発表された「2009年上期ヒット商品番付」。
その年(半期)にヒットした“商品”や“サービス”を相撲の番付形式で紹介する恒例企画だが、タレントでは唯一お笑いコンビ・オードリーが入った。
タレント不況が浮き彫りになったのだろうか…?
日経MJ(日経流通新聞)の「ヒット商品番付」といえば、ヒットした“商品”や“サービス”を相撲の番付形式で紹介する恒例の企画だ。
その年の社会情勢や消費動向などを反映しており、振り返ってみるだけでも面白い。
2009年・上半期の東・横綱は「インサイト&プリウス」。
インサイトはホンダ、プリウスはトヨタが製造したハイブリッドカーで、低価格・低燃費、エコカー減税などをウリに大ヒットとなった。
同じく西の横綱は「ファストファッション」。
聞き慣れない言葉かもしれないが、「ファストフード」の洋服版と言えばわかりやすいかもしれない。
“値段”の安さに加え、いち早くトレンドを取りいれた“デザイン性”の高さがウリになっており、海外ブランドも日本上陸を果たした(情報元:日経トレンディネット)。
具体的には、日本のユニクロ、スウェーデンのH&M(2008年9月、銀座オープン)、米国のFOREVER21(2009年4月、原宿オープン)などが挙げられる。
そんな今年上期のヒット番付だが、タレントで見てみると前頭13枚目の「オードリー」が最上位という“不作”だったようで…?
(以下引用)
デスク 「オードリー」がいるだけマシじゃないか。
記者 それも不況のおかげといわれています。
デスク どういうこと?
記者 彼らのギャラは1本30万前後といわれ人気に比べると“格安”です。だから、経費削減に励むテレビ局が重宝して使っているんです。
デスク 安い商品を使い回しているってわけか。
(引用元:ゲンダイ)
確かに、今年の上半期はテレビ不況に関する話題が多かったように思う。
特に今年4月の番組改編では、ギャラの高い大物タレントを降板させ、ギャラの安い芸人や局アナを使った番組が増えたように感じた。
各局とも下落の止まらない視聴率に四苦八苦し、経費削減の方向で調整に入っているのかも。
そんなデフレの状況で見事に浮上してきたのが、オードリー。
ギャラの安さも去ることながら、春日俊彰が倹約家というのもはまっているような気がする。
今のところ春日のキャラに支えられている部分が大きいと思うが、今後も人気を維持できるか注目したいと思う。
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コメント
どうしてみんなTVをみなくなったのでしょう。不況ならお金を使いたくないから家にこもるような気もするのですが。働いているのでしょうか、それともPCや読書に夢中なのでしょうか。けれどつまらない番組は淘汰されていく運命のようにも思えます。
狼皮のスイーツマン さま
こんにちは♪いつもありがとうございます。
仕事が忙しくて、テレビを見る時間も余裕もないのかもしれません。
おっしゃるとおり、ネットや読書に時間が割かれていることも
あるでしょうね。
テレビ局も、スポンサーも思案のしどころでしょう。
TBSはどう出るか、注目したいと思います。
また気軽にお立ち寄りくださいませ★
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。