嵐が年末の風物詩「紅白歌合戦」(NHK、2013年12月31日、白組司会)を盛り上げ、年明け早々には「福嵐」キャンペーン(フジテレビ系、2013年12月27日~2014年1月13日)でもお茶の間を賑わせた。
今年も国民的グループとして大きな存在感を示してくれそうな予感だが、リーダーの大野智(33)は2013年に新しいことに挑戦していたようで…?
嵐の5人は、2013年もフル回転の人気ぶりだった。
チャリティーイベント「嵐のワクワク学校2013」(2013年6月29~30日:東京ドーム、7月13~14日:京セラドーム大阪)に、夏恒例の野外ライブ「アラフェス2013」(2013年9月21~22日、国立競技場)、そしてアルバム「LOVE」(2013年10月23日リリース)を引っさげたドームツアー「ARASHI Live Tour 2013」(2013年11月8日~12月22日)など、ファンと直接触れあえるイベントが目白押しだった。
このほか、4度目のメインパーソナリティを務めた「24時間テレビ36「愛は地球を救う」」(日本テレビ系、2013年8月24日~25日放送)や、4年連続となった「紅白歌合戦」の白組司会(NHK、2013年12月31日)など、テレビでも大役を担った。
リーダーの大野智も、2014年の年明け早々に放送された主演ドラマ「鍵のかかった部屋SP」(フジテレビ系、2014年1月3日放送)が平均視聴率15.9%(情報元:2ちゃんねる)の高視聴率を記録するなど、昨年の勢いそのままの好スタートを決めた。
そんな大野だが、実は2013年の前半はデビュー以来初めてというほど自由時間が持てたのだという。
彼はそのオフに遊び歩いたりはせず、自宅で絵を描くのに没頭していたとか。
いったいどのような絵を描いていたのだろうか…?
(以下引用)
油絵はやったことなかったけど、描きたい!という気持ちになって、でっかいキャンパスを注文したんです。エレベーターにも玄関もギッリギリというサイズを無理やり家に入れた。
水彩やアクリル絵の具と違って、油絵は乾くのに1日かかるから、最初ムズムズしたけどね。でも終わりが決められるんですよね。「今日はここまでか。じゃ、おやすみ」みたいに(笑)。
(引用元:日経エンタテインメント 2014年1月号)
2013年の大野は連ドラや映画への出演もなく、比較的自由な時間を多く取ることができた。
大野といえば芸能活動と並行して創作活動を行っていることでも知られており、デビュー前から10年間にわたり制作してきたアート作品を収めた写真集「FREESTYLE」(2008年2月8日発売)が20万部の売り上げを記録したほか、2008年には全国5か所でジャニーズタレントとしては初となる個展を開いたほど。
大野はそれ以降も、「24時間テレビ35「愛は地球を救う」」(日本テレビ系、2012年8月25~26日)で現代美術家の奈良美智氏(54)とコラボした「チャリTシャツ」を制作したり、その翌年の「24時間テレビ36「愛は地球を救う」」(日本テレビ系、2013年8月24~25日)でも前衛芸術家の草間彌生氏(84)とコラボした「チャリTシャツ」を制作するなど、著名芸術家との交流も図りながらテレビ内でも作品を披露してきた。
大野にとってそうした貴重な体験が大きな刺激にもなったのか、昨年は油絵にも初めて挑戦していた。
彼は2013年3月頃に渋谷の東急ハンズで目撃されたとの情報がTwitterなどで広まったこともありましたし、もしかするとこの頃から油絵に没頭していたのかも。
(※2013年3月頃には東急ハンズでも目撃された大野)
また大野が油絵を始めるにあたり奈良氏が一緒に油絵の画材を買いに行ってくれたこともあったようなので(情報元:日経エンタテインメント 2014年1月号)、2人の交流が最近まで続いていることもうかがえる。
(ドラマ「怪物くん」をリアルタイムで一緒に観ていたこともある二人)
そんな大野が、玄関から入れるのもギリギリだったという巨大キャンバスを使用したうえに、「乾くのに1日かかる」試行の繰り返しを行っていたとすれば完成には多大な日数を要したとも推察できるが、はたしてどのような大作になったのか気になるところ。
ちなみに大野は当初、女性の全身像を描こうとしていたようだが、いろいろと試行錯誤があったようで…?
(以下引用)
そうそう。「ただいま※」って言いたいなとか思ったけど(笑)、途中で何か嫌になって、ガラッと変えたんです。でっかいキャンパスにちっちゃいことしてる気がしてきて。
で、よし、どんとインパクトだ!顔だけだ!って思って子どもの顔にした。それはそれで帰宅すると、「うおお!」ってびっくりしたことが何回もあるんけど(笑)
(引用元:日経エンタテインメント 2014年1月号、※の部分は“ハートマーク”)
大野は当初イメージしていた“女性の全身像”を描くのをやめ、“子どもの顔”だけをドーンと一枚の大きなキャンバスに描いたのだとか。
“子ども”といえば、奈良美智氏もにらみつけるような目をした女の子をモチーフにした絵画を描くことで知られていますし、作風においても彼から何らかの影響を受けた可能性もある。
いずれにしても、描いている本人が帰宅の度に何度か驚いたというから、インパクトの強い絵に仕上がったことは間違いなさそうで、彼にとって二度目の個展が開かれるようなことがあればそこでの目玉作品になるかも。
大野が密かに挑戦していた新しい試みが、日の目を見るのがいつになるのか注目したいと思う。
そんな大野は、嵐の曲の振り付けにおいても自身のアイデアを吹き込んでいる。
昨年発売された嵐のアルバム「LOVE」内の楽曲では「サヨナラのあとで」と、大野のソロ曲「Hit the floor」の振り付けを大野自身が担当した(情報元:前者はウィキペディア、後者は日経エンタテインメント 2014年1月号)。
絵画も振り付けも“創作活動”という意味では共通点がありそうだが、大野はそれぞれどのようにして一つの形にしているのだろうか…?
(以下引用)
踊りも絵も、僕はまず頭の中で全体像を考えるんです。踊りなら、5人でやったらどうかを想像して、ここ(手のひらの上)で5人踊らせる感じで、俯瞰して見てみる。で、1曲聴いたイメージでをまた頭の中に戻して見る。
絵も出来上がりを最初にイメージして、「こうなったら楽しいだろうな」と考えます。
(引用元:日経エンタテインメント 2014年1月号)
何事も行き当たりばったりではうまくいかないはずですし、大野は振り付けにしても絵画にしても、まずは全体像をイメージして俯瞰してみる(高い所から見下ろし眺める)ことを心がけているようだ。
嵐のリーダーとしての顔も持つ大野だけに、日頃からこうした目線を培っていることはグループの状態を把握するうえでも役立っているのかも。
絵画も振り付けも必ずしも最初のイメージ通りにいかないことはあるようだが、よりよいものを目指して少しずつ修正を加えたりしながら、苦労の末に一つの形に結びつけているようだ。
昨年開催された嵐のドームツアー「ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”」の映像作品(DVD等)がリリースされた暁には、そんな風にして完成した大野の振り付け曲に注目してみるのもいいかも。
私も一年の始まりでもあるこの時期に今年一年をどのように過ごすのか、大野のように少し俯瞰してじっくりと考えてみたいと思う。
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