テレビ東京・大江麻理子アナ(36)がメインキャスターを務める経済情報番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」の視聴率が伸び悩んでいると、2015年6月25日発売に「週刊文春」が報じている。
何でも大江アナが昨秋に結婚したことが同番組の視聴率に影響を及ぼしている可能性もあるらしく、彼女は最近“ある行動”を起こし、自らイメチェンを図っているようなのだが…?
大江麻理子アナウンサーといえば、バラエティ番組「モヤモヤさまぁ~ず2」(2007年4月~2013年4月)や、「出没!アド街ック天国」(2003年4月~2013年3月)などで人気を博してきたテレビ東京の“看板アナ”で、「週刊文春」誌上で発表される秋恒例の「好きな女子アナランキング」では2013年に1位、2014年に2位を獲得するなど、近年では全国的に人気を博している。
そんな大江アナは2013年4月から約1年間ニューヨーク支局に赴任し、経済情報番組「ニュースモーニングサテライト」のニューヨークキャスター(2013年4月~2014年2月)などとしても活躍してきたが、2014年には帰国し、経済情報番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」の2014年3月31日放送分からMCを務めている。
「ワールドビジネスサテライト(WBS)」といえば、テレビ東京の大株主である日本経済新聞社が全面的に制作・取材に協力しているテレ東の一日を締めくくる番組であると同時に、1988年から続く長寿ニュース番組としても知られている。
それだけにメインキャスターにはこれまで、初代の小池百合子氏(62、現・衆議院議員、1988年4月~1992年6月)をはじめ、野中ともよキャスター(61、1992年10月~1996年9月)、小谷真生子キャスター(50、1998年4月~2014年3月)ら蒼々たる顔ぶれが名を連ね、約16年間MCを務めてきた小谷氏の後任を現在、大江アナが担当している。
これまでの「WBS」といえば小谷氏の顔が思い浮かぶほど、“小谷時代”は長く同番組の人気定着にも一役買ったと思われるが、さすがに後半は平均視聴率も2~3%に落ち込むなどマンネリ化もあったようで、テレ東としてもバラエティ番組中心とはいえ全国区となった大江アナの起用で新風を吹かそうとの思惑もあったかと思われる。
実際、大江アナへのバトンタッチ後には一気に4%台まで浮上するなど“大江効果”がみられたのは確かなようだ。
大江アナの落ち着いた雰囲気や語り口調は好感度も高いはずで、会社経営に携わる年配層を中心に、バラエティ番組での活躍でファンになった30~40代層のサラリーマンなどの視聴者層を取り込むことも期待でき、先行きは順調かと思われたが、ある日を境に数字が元に戻り始めたようで…?
(以下引用)
「昨年九月に発表された、マネックス証券社長の松本大氏(51)との結婚です。あの頃から、じわじわ視聴率が下落し始めたのです。
四%台だった視聴率は今年に入り三%台に戻ってしまった。最近は二%台もチラホラ出ています」(別の番組関係者)
(引用元:週刊文春)
大江アナは2014年9月17日にマネックス証券創業者の松本大氏(51、現マネックスグループ株式会社代表取締役社長CEO)と結婚した。
松本氏は東大法学部出身のエリートで、現在はマネックスグループだけでなく、株式会社東京証券取引所グループや、新生銀行、オリックス証券の取締役などを務めていることなどからも、その辣腕ぶりがうかがえる。
女子アナといえば“プロ野球選手のお嫁さん”が定番(?)だったはずだが、こともあろうか“スキャンダル処女”の大江アナがそんな常識(?)を覆し、総資産85億円にものぼるといわれる松本氏との“超玉の輿婚”をしたとなれば、祝福ムードの裏で世のおじさまたちからは嫉妬を買ってしまった可能性もありますし、過去に出演したバラエティ番組ではどちらかといえば“庶民派キャラ”で売っていた大江アナだけに、そこでファンになった30~40代の男性ファンも戸惑いを隠せない状況とも考えられる。
(※出会いのきっかけは2012年12月のラジオ番組。交際は2014年4月からスタートしたそうで、まさに“スピード婚”だったようです)
だからといって大江アナの結婚だけが昨今の「WBS」の不振の原因とも考えにくいが、番組を引き継いでからわずか半年での結婚ともなれば視聴者の見る目が変わるのも不思議ではないですし、特に新規開拓を狙った視聴者層への影響は少なからずあったのかも。
とはいえ彼女も36歳ですし、いつ結婚してもおかしくない年齢であることを考えれば、同番組への影響は限定的なものとテレ東も考えていたようだが、これほど長引くとは想定外だったようだ。
大江アナ自身もスタジオでは普段つけている結婚指輪を外して本番に臨むなど、当初から結婚に対する影響を気にしていたほどだったようだが、2015年6月1日放送の「WBS」では髪を20センチほどバッサリ切った姿で出演したようで…?
(以下引用)
「新人時代は今と同じくらいの髪の長さでした。初心にかえり、頑張っていこうという決意の表れだったのでしょう。ただ、残念ながら断髪後も視聴率に変化はありません。
六月十九日からは『ガイアの夜明け』の立ち上げから参画し、WBSに並ぶ看板番組に育て上げたエース級のプロデューサーを入れて、番組のテコ入れも始めました」(同前)
(引用元:週刊文春)
大江アナは同誌の取材に対し「特に理由なんてないですよ。七年間のばしていたんですが、ある日美容院に入って、『どうしますか』と聞かれた時、えーい、切っちゃえと。それだけです。あはは……」と返答しているが、7年間も伸ばしてきたトレードマークのロングヘアを切ることは、一人の女性として相当な勇気がいるに違いない。
その裏には、やはり彼女の中に芽生えた何らかの強い決意も感じずにはいられない。
もちろん髪を短くすることで夏場を涼しく過ごす“クールビズ”を率先して行っただけの可能性もある。
そこに話題作りの思惑まで含まれていたかは定かではないが、最近は番組のテコ入れを行っているほどのようで、制作サイドが危機感を持っていることは間違いなさそう。
(※髪を切れば涼しくなりますし、エコにも気分転換にもなりますが)
とはいえ大江アナの結婚は素直に祝福したいものですし、彼女自身が必要以上にナーバスになることは今後の番組作りの上でも良くないことだと思いますし、むしろ結婚によってハッピーになった新しい“大江アナ像”を生かしつつも、今後の日本経済に好循環が生まれるような番組を丁寧に作り続けることで、視聴者を惹き付けて欲しいものです。
そもそもテレ東は、“大江アナ人気”で数字を取ろうなどという浅はかな社風じゃないと思いますけどね。
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