歌手で俳優の中島健人さん（31）が2025年8月11日付のインスタグラムで、映画「ラーゲリより愛を込めて」（2022年12月9日公開）の役作りで、髪をバッサリと切り、坊主姿にイメチェンした様子を収めた4年前の動画を公開しました。
ネット上では「アイドルが坊主にするって一大決心でしょうね、素晴らしい」「坊主でもめっちゃかっこいい！」「すごく勇気が必要だったと思うのに終始ニコニコでさすが！」などの声が挙がっています。
※ハサミで切ったのは時代背景を考慮？
1.中島健人のヘアカット＆坊主姿ムービー
真ん中分けのヘアスタイルの中島さんが、白のカットクロス姿で、美容師さんに少しずつ丁寧にハサミで髪を切ってもらっている、「アイドルが坊主にした日」のムービーです。
途中、笑顔を交えながら穏やかな雰囲気で切り進められているのが印象的で、これから大作に出演することへのワクワク感に満ちたように凜とした表情の時もありました。
切り終えた後には映画「ラーゲリより愛を込めて」で使用するとみられる軍帽を被って確認し、動画の最後には精悍でよくお似合いの坊主姿で画面に向かってサムズアップしていました。
この「#4年間温めた動画」は、同映画が「戦後80年特別放送 映画ラーゲリより愛を込めて」（TBS系、2025年8月11日放送分）として地上波放送されたタイミングで蔵出ししてくれたものです。
ネット上では「坊主でイケメンは本物のイケメン」「いつだって全力で心から素敵な人だなぁ」「バリカンじゃなくてハサミで丁寧にカットしてもらってて可愛い」などの声が出ていました。
2.過去に坊主・丸刈りにした芸能人
過去にドラマや映画の役作りで坊主や丸刈りにした芸能人は、中島さん以外にもいます。
ここでは、そんな方々を何人か振り返ってみましょう。
2-1.柄本佑
俳優・柄本時生さん（35）が2024年10月27日付のインスタグラムで披露したもので、兄で俳優の柄本佑さん（38）が坊主頭に白のTシャツ姿で、飲食店のテーブルに座り、スマホを操作している写真です。
佑さんは大河ドラマ「光る君へ」（NHK、2024年）で晩年の藤原道長を演じるため剃髪していましたが、時生さんは「頭剃った事とか全く知らないよ。。めっちゃスケジュール確認してんだけどこの人」と、いつの間にか綺麗な坊主頭になった兄の姿に驚いていました。
佑さんが青年期や壮年期の道長を演じていた時は、伸ばした地毛でまげを結っていたそうで（情報元：Yahoo!ニュース）、最初から最後まで道長として生き抜いてきたことがうかがえます。
吉高由里子＆柄本佑『光る君へ』クランクアップを報告「一生分の幸せ」「朗らかな現場でした」https://t.co/hZFY8Qro9y
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— ORICON NEWS（オリコンニュース） (@oricon) October 25, 2024
2-2.寺島しのぶ
Netflix Japanの2024年4月23日付のYouTubeで公開されたもので、女優・寺島しのぶさん（52）が映画「あちらにいる鬼」（2022年11月11日公開）で披露した得度の場面での剃髪シーンです。
寺島さんは同作で、尼僧で小説家の故・瀬戸内寂聴さん（享年99歳）をモデルとした主人公・長内みはるを演じました。
「一発勝負」で撮ったという緊張感のある映像から、寺島さんの役者魂が伝わってくるほか、時代背景も考慮されてか手動のバリカンで刈っているのも生々しいです。
2-3.山田裕貴
キノフィルムズの2018年8月14日付のYouTubeで公開されたもので、パーマヘア姿の俳優・山田裕貴さん（34）が、タレント・齋藤飛鳥さん（27）や女優・松本穂香さん（28）をはじめとする俳優陣からバリカンを入れられているムービーです。
映画「あの頃、君を追いかけた」（2018年10月5日公開）のオフショットムービーで、山田さんはヒロイン・早瀬真愛（齋藤さん）に憧れる高校生の主人公・水島浩介を演じました。
実際に刈ることで、髪を失うという喪失感や、心機一転しようとする気持ちなどの、内面の揺らぎを肌感覚で取り込むことができますし、セリフだけでは表現しきれないリアリティを生み出そうとしたのかも。
3.まとめ
中島健人さんが、映画「ラーゲリより愛を込めて」（2022年12月9日公開）の役作りで、丸刈り姿にイメチェンした際の秘蔵映像を蔵出ししました。
役作りとはいえ「#人生で初めて坊主にした日」ともなれば、独特な緊張感が襲いそうですが、中島さんは時折笑みを浮かべるなど終始落ち着いた様子で、アイドルから俳優へ、中島健人から新谷健雄へと、生まれ変わる瞬間を楽しんでいるかの様子でした。
バリカンで一気に刈るのではなく、ハサミで少しずつ丁寧に切り上げていったのは、おそらく新谷が生きた時代にはハサミか手動のバリカンで髪を刈る習慣があったことを考慮し、それに近い切り方を選んだのだと思いますし、中島さんが真摯に役作りに向き合っていた様子も伝わってくる一本です。
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