2010年1月11日の中山競馬4レース(16頭立て)で、史上最多の9頭が落馬する事故が起こった。
原因は三浦皇成騎手(20)による走行妨害で、開催日4日間の騎乗停止処分を受けた。
この事故を受けた1月12日、三浦の元師匠である河野通文調教師がブログでコメントを発表。
三浦の熱愛騒動の際も、ほしのあきを一喝して話題となった河野師。今回はどんな言葉を…?
1月11日に行われた中山競馬の4レース(新馬戦)では、逃げていたノボプロジェクト(三浦皇成騎乗)が最後の4コーナーを回ったところでアクシデントが起きたようで、同馬と三浦騎手をはじめ後続の馬が次々と落馬した。
勝負所の直線手前だったため、各馬はブレーキが利かない状態だったようだ。
幸い人馬とも命にかかわるケガはなかったが、昨年の最多勝騎手・内田博幸騎手は骨折。
原因はノボプロジェクトの斜行(反則行為。競走中、馬が斜めに走ること)だという。
映像を見た限りでは、あからさまな斜行には見えないが、どうなのだろうか。
「サンケイスポーツ」によると、最終コーナーを回る瞬間にノボプロジェクトが左後肢を外に振る仕草を見せ、2番手にいたフォルメンの右前肢と接触。
フォルメンはバランスを崩し、騎手が落馬したとか。
三浦に否はないとの見方も多く非常に微妙だが、ノボプロジェクトは失格、三浦も以後4日間の騎乗停止処分を受けた。
この日は奇しくも成人の日で、三浦も新成人の門出を迎えたところだった。
ところがこの事故で、落馬した騎手、落馬した馬の馬主・調教師、馬券を買っていたファンなどへ多大な迷惑をかけることになり、まさに悪夢の成人式となってしまった。
これを受け、三浦の元師匠・河野通文調教師がブログでコメントを発表した。
河野師といえば以前、三浦とほしのあきの熱愛報道が出た際にほしのを一喝したことでも話題となった方だが、今回はどんな言葉を…?
(以下引用)
フリーになった皇成とはいえ、ファンの皆さん、勝ち馬投票券を購入された方々、又オーナー各位様方、大きな落馬事故を誘因させる事となり誠に申し訳ありません。
又落馬した騎手の皆さん、特に骨折した内田騎手には大変ご迷惑をおかけ致しました。ただ不幸中の幸いにして、ダートのレースでクッションが効き、重傷者が出なかった事には安慮しております。
決して皇成の肩を持つ訳ではありませんが、外側の馬が寄せて来てストレスをかけてるのも確かかと。皇成自身も内柵に接近し過ぎたのもありますが、初めて競馬をする新馬ですから、特にそれは言えるかと思います。
とにかく騎手、ファン、オーナー、お客様共々に、この場をお借りして重ねてお詫び申し上げます。
(引用元:河野通文厩舎オフィシャルブログ)
謝罪した上で、必死に三浦をかばう河野師。
2ちゃんねるでは様々な意見が出ている。
(以下、2ちゃんねるより抜粋)
「河野さんやさしいなあ…」
「皇成は今からでも遅くないから河野師に頭下げてもう一回所属になれ」
「まあ最近は三浦にとっては悪い流れが続いちゃってるからね」
「元師匠なんだし、別に彼が謝る必要もないと思うが、まぁそこがこの人の人柄なのかも知れん」
(以上、2ちゃんねるより)
実は三浦は2009年10月30日付で河野厩舎を離れ、フリー騎手となっている。
現在は以前ほどの付き合いはないのかもしれないが、これほど親身になって守ってくれる師はそうはいない。
そんな師に応えるためにも、三浦は落ち込んでばかりもいられないだろう。
三浦はデビューの2008年に河野厩舎所属で91勝をあげ、武豊の持っていた新人最多勝記録を塗り替えたが、フリーに転身した2009年は78勝と成績を下げた。
熱愛報道の出たほしのあきも2009年一杯でフジテレビの競馬番組「みんなのケイバ」を降板するなど、周辺の流れもよくない三浦。
この正念場を乗り越えてこそ、トップジョッキーへの道が開かれそう。
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