女優・前田敦子(24)が舞台「逆鱗」の東京公演・千秋楽(2016年3月13日、東京芸術劇場プレイハウス)の観劇に訪れたが、“マナー違反”で一端退席させられたと、4月7日発売の「女性セブン」が報じている。
舞台の上演中は帽子を取るのがマナーとされるが、前田は上演中もキャスケット帽をかぶり続けていたようで、係員が何度も彼女に耳打ちしても帽子を取らなかったようで…?
※前田は映画や舞台好きとされるだけに固辞した理由が気になります。
前田敦子が劇作家・野田秀樹(60)演出の舞台「逆鱗」(2016年1月29日~3月13日:東京・東京芸術劇場プレイハウス、3月18日~27日:大阪・シアターBRAVA!、3月31日~4月3日:福岡・北九州芸術劇場 大ホール)の観劇に訪れていたという。
同作は野田の新作で、出演陣も松たか子(38)、瑛太(33)、井上真央(29)、阿部サダヲ(45)と豪華な顔ぶれが揃い、芸能人も数多く観劇に訪れたようだ。
なお前田が訪れたのは東京公演の千秋楽(2016年3月13日、東京芸術劇場プレイハウス)で、開演直前に駆け込んできたという。
前田は松たか子とフジカラーのCM「お正月を写そう♪2015」で共演したこともあるので、そうした縁で観劇に訪れた可能性もある。
だが同舞台の上演中、前田のもとへ劇場スタッフが何度も訪れていたらしく、結局彼女は途中で一端退席させられてしまったようで…?
(以下引用)
「前田さんはその日、目立たないようにするためか、全身黒ずくめの服装で、頭には黒いキャスケットを目深にかぶっていました。そのキャスケット帽が問題になってしまったみたいです。
何度も係員の人が彼女に耳打ちしていたのは、“帽子を取ってほしい”ということだったようです。なかなか応じない彼女は結局、追い出されるように席を立っていました」(居合わせた客)
(引用元:NEWSポストセブン)
舞台の上演中は帽子を取るのがマナーとされるので、係員はそのことを注意するためか前田のもとを何度も訪れていたが、彼女は上演中もキャスケット帽(前びさしのあるハンチング帽のような帽子)をかぶり続けていたようだ。
だが前田といえば週刊誌「AERA」で連載していた「前田敦子@試写室」をまとめたエッセイ「前田敦子の映画手帖」(2015年4月20日発売)で170本超の映画を紹介するなど、映画や舞台の鑑賞を趣味としているとされており、こうしたマナーを知らないはずはないと思われるだけに不可解でもある。
ちなみに舞台の上演中に帽子をかぶっていると、後部座席の観覧者がみえにくくなりますし、これはかぶっている本人が思っている以上に見えにくく感じるもののようだ。
さらに帽子を脱ぐことは舞台出演者への礼儀でもある。
他にも私語や雑音を控えることもマナーの一つですし、写真撮影や録音、録画をすることなどは当然厳禁で、上演前に注意喚起のアナウンスが流れるのが通例だ。
前田であればこれくらいのことは知っていると思われますし、係員の説得にも応じなかったとすれば、何か事情があった可能性もあるが…?
(以下引用)
しばらくすると、帽子を取って客席に戻ってきたという前田。
舞台の幕が下りると、そんな“事件”はどこ吹く風、いたく感激した様子で拍手を送っていたという。
(引用元:NEWSポストセブン)
この日は東京・千秋楽だけあり、多くの芸能人が訪れていたが、彼らもそうしたマナーはきちんと守っていたにもかかわらず、前田だけは頑なだったようだ。
もちろん例外的に、病気等のためどうしても帽子等で頭を隠したいお客さんがいるような場合には、当人が事前に係員や後部座席を中心とした周囲のお客さんに事情を説明しておくことで便宜を図ってもらい、皆さんが気持ちの良い形で観劇できるのであればそれに越したことはないが、前田に特に何の理由もなかったのだとすれば、周囲のお客さんに不快な思いをさせてしまった可能性もある。
いったいなぜ前田がそこまで帽子をかぶることに固執したのかは不明だが、退席させられたしばらく後には帽子を取って客席に戻ってきたというから、謎は深まるばかり。
せっかくの東京・千秋楽で妙な騒動を起こしてしまい、出演者や観劇者の“逆鱗”に触れていなければいいのですが。
ちなみに前田は同報道を受け、2016年4月7日付のツイッターで「舞台を観るのが大好きなのに、その舞台を汚しているような嘘を書かれるのは悔しいです。悲しいです」とツイートしており、違反を否定したが、同内容は事実を主張しているわけではないですし(「帽子をかぶっていない」とは言っていない)、仮に帽子をかぶり続けていたのだとすればそれはマナー違反にあたるわけですから認識に欠けていたことになる。
もし報道に誤りがあったのだとすれば、そこで何があったのかを明確に語った方が説得力があると思いますが、はてさて。
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