ジャニーズのファンクラブ事務局が2015年9月10日までに、KAT-TUNのファンクラブ会員に舞台鑑賞における注意喚起を促すメールを送信していたという。
ファンらによると、このようなケースは初めてだという。
ジャニーズのファンはこれまで内輪でルールを作るなどし、マナーを守るよう努めてきたが、9月7日に行われたKAT-TUN・亀梨和也(29)主演の舞台「青い種子は太陽の中」(大阪・オリックス劇場)ではマナー違反があったようで…?
亀梨和也(29)主演の音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」(2015年8月10日~30日:東京・Bunkamuraオーチャードホール、9月4日~13日:大阪・オリックス劇場)が先日、全日程を終えた。
同作は劇作家の故・寺山修司さん(享年47歳)が原作で、彼と同年生まれの蜷川幸雄(79)が演出を務めたことや、音楽プロデューサー・松任谷正隆(63)が同劇での楽曲を担当したこと、そして主演の亀梨が蜷川舞台に初出演(初主演)だったことはもちろん、ジャニーズ舞台(「DREAM BOYS」など)以外の舞台にも初出演だったことなど、様々な点で注目を集めていた。
(※東京公演では深田恭子さんも鑑賞されていたようです)
その9月7日に行われた大阪公演では、一部でお客さんのマナー違反があったという。
KAT-TUNのファンクラブ会員限定サービスである“KAT-TUNメール伝言板”からは、9月8日夕方頃に異例の“注意喚起メール”が送られていたようだが、具体的にどのようなことがあったのだろうか…?
(以下引用)
ジャニーズ関係者は「7日の舞台でマナーの悪い客がいたのです。座席は最前列ど真ん中。大きな帽子を被りっぱなしで、係員から注意されて、ようやく脱ぎました。
その後、開演されてもおしゃべりを止めない。熱演する演者の唾が飛び掛かってしまった後には、前かがみになって大爆笑で、シーンを台無しにしてしまったんです」と語る。
(引用元:リアルライブ)
仮の上記の方をAさんとすると、Aさんは最前列ど真ん中の座席にもかかわらず大きな帽子をかぶっていたようで、後ろのお客さんの視界を考えると脱いで鑑賞するのが常識的だが、注意されるまでかぶり続けていたようだ。
さらに開演後も隣席の方とおしゃべりしていたり、俳優さんの迫真の演技でツバが飛んできた際には、爆笑してそのシーンを台無しにしてしまったらしい。
Aさんは舞台観劇の初心者だったのかもしれず、最前席でテンションが上がっていた可能性もある。
そうした意味では帽子の件については脱ぐのを促されて初めて気づき、指示に従ったのであれば大きな問題ではないようにみえるが、上演後に生の緊張感のなかで熱演されている役者さんたちの前でおしゃべりをしていたり、熱演のあまり飛んだツバに対して爆笑してしまったのだとすれば、演じている俳優さんに失礼ですし、その場の空気を一変させたとすれば他のお客さんにも迷惑がかかってしまった可能性もある。
ちなみに9月7日の終演後には、同舞台に出演していたシンガーソングライター・花菜(23)が「今日、観劇のマナーを守れなかった方がいらっしゃいました。私たちは皆様に最高の状態で舞台を届けたいという気持ちで毎回挑んでいます。ご観劇いただく際にはマナーを守っていただき、みんなで気持ち良い環境に出来るようご協力いただけると嬉しいです」とツイートした。
ご観劇いただいた皆様ありがとうございました!今日、観劇のマナーを守れなかった方がいらっしゃいました。私たちは皆様に最高の状態で舞台を届けたいという気持ちで毎回挑んでいます。ご観劇いただく際にはマナーを守っていただき、みんなで気持ち良い環境に出来るようご協力いただけると嬉しいです。
— かちゃ(花菜) (@KANA_BREAK) September 7, 2015
(※俳優さんたちの気持ちも考えてみましょう)
また、同じく共演した女優・笹野鈴々音(30)も同日付のツイッターで「本日夜公演の回で観劇のマナーを守れない、もしかしたら守り方を知らなかったのかもしれないお客さまがいらっしゃいました。明日からの残りステージでまた同じような悲しい想いをすることがないようにと願っております、私たちも全力です」とツイートするなど(現在は削除し、後のツイートで改めて発言の経緯を説明)、舞台上の俳優さんたちにも伝わるほどの出来事だったことを考えると、Aさんの行為はやはり行き過ぎたものだったのかも。
お客さんには最低限のルールを守って鑑賞してほしいものですが、こうした事態を受け、KAT-TUNのファンクラブ会員限定サービスである“KAT-TUNメール伝言板”が、9月8日夕方頃に異例の注意喚起メールを配信していたという。
ネットで調べてみると「観劇されるみなさまへお願い」と題したそのメールには、「公演進行の妨げとなるため、出演者への呼び掛けや私語・雑音はお控えください」「後方のお客様へのお気づかいをお願いいたします。帽子を被ったままの観劇や、前かがみ・身を乗り出しての観劇は、周りの方の視界の妨げとなるため、ご遠慮ください」等の注意喚起が記載されていた。
ネットの情報などによるとAさんはKAT-TUNファンあるいは亀梨ファンだった可能性があるようで、ジャニーズ事務所も今回の舞台がジャニーズ舞台ではなく蜷川幸雄氏の演出舞台であったことや、ジャニーズ以外のファン、多くの舞台ファンが観劇していたことも考慮したうえで、このような異例の措置を取ったものと思われる。
またこのメール配信を指示したのは、亀梨だったとの噂もあるようで…?
(以下引用)
「ファンクラブからの注意メールは、亀梨からの指示だった。
大阪と言えば今夏、KAT-TUNのファンミーティングで、キャーキャー騒ぎ続けるファンがいて、あまりにうるさいから亀梨が 『静かにしてください』と異例の土下座をしましたね」と前出関係者。
(引用元:リアルライブ)
座長の亀梨からすれば、共演者に不愉快な思いをさせてしまったことに責任感を感じずにはいられなかったのかもしれないですし、仮にそうだとすれば彼は共演者の方々にも頭を下げたに違いない。
マナーを守れなかったファンがいたのだとすれば、結果的にそれは亀梨本人にも迷惑を掛けることにつながるだけに、今後観劇をされる場合にはこうした舞台にどれだけの製作者の思いが詰まっているのか、俳優さんがどれだけ真剣な思いで舞台の上に立って演技をしているのかなどを想像しながら、最低限のマナーも守り鑑賞してほしいものです。
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