元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(41)がインターネット番組「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」(AbemaTV)でジャニーズ事務所から独立後、初の3人共演を果たし、大きな注目を集めた。
3人は今後、大晦日の夜に再結集するとも噂されているようで…?
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が、インターネット番組「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」(AbemaTV、2017年11月2日21時~11月5日21時、以下「72時間ホンネテレビ」)で独立後、初の3人共演を果たした。
「72時間ホンネテレビ」は、3人の活躍の場がインターネットにシフトしたとの単純な事実では収まりきらないインパクトを与えたと思う。
それは同番組の総視聴数が7,400万超だった等の記録もさることながら、3人がジャニーズ事務所所属時代には考えられなかったインターネットの画面でみられるとの図式そのものや、3人がSNSで思い思いの情報を発信したことなどが、あまりにも新鮮で衝撃的だったからであり、記録はその結果としてついてきた付録のようなものにすらみえてしまうことにある。
なぜそのような記録にも記憶にも残るようなことが起きたのかと言えば、ジャニーズ事務所がこれだけインターネットの普及した昨今において、良い意味でも悪い意味でも拡散しやすいネット上の情報管理を徹底して行い、所属タレントの顔写真等が拡散しないようにしたり、タレント自身も自由にSNSを発信する機会を持たないことにより、可能な限りタレントのイメージを損なうことなく、ファンに見せても良い部分だけを切り取ってみせてきた反動にあるようにも感じる。
例えばジャニーズタレントが表紙を飾る雑誌などはネット通販においてその顔の部分だけがみえないようグレーに塗られていたり、ドラマのインタビューや映画の舞台挨拶などで撮影されるキャストの集合写真なども、主演である彼ら抜きであることが少なくない。
そんな不自然さに慣れてしまったことも、3人がインターネットに出ただけでこれだけの反響を呼んだ一因だと思われますし、彼らだったからこそできた見せ方のようにも思う。
「72時間ホンネテレビ」が全て「ホンネ」だったかは別とし、これまで実現不可能だった元SMAP・森且行とのメディア上での再会や、ラストを飾った72曲連続での生歌披露などは、これまでの環境では実現が難しい企画だったようにも感じますし、企画そのものの中に“(テレビで)したかったけどできなかったこと”が散りばめられているような気もした。
そんな“新しい地図”に色を塗り始めた稲垣、草なぎ、香取の3人が、年末の「NHK紅白歌合戦」の裏で、「Abema紅白」を企画しているとの噂も流れているようで…?
(以下引用)
「今回の〝裏紅白〟では、3人がそれぞれ司会をして、『72時間ホンネテレビ』のようにゲストを招き、楽曲を披露するといった内容になるみたいです。
『セロリ』の山崎まさよしさん、『夜空ノムコウ』のスガシカオさんのほか、川谷絵音さん、サカナクション、ナオト・インティライミさん、小室哲哉さんといったSMAP時代の楽曲提供者たちが参加するだけでも、かなりの豪華メンバーになりますからね」(同・芸能プロ関係者)
(引用元:週刊女性PRIME)
3人には再びインターネットテレビ局「AbemaTV」と組み、大晦日の夜に“裏紅白”を行う企画があるようだ。
上記に挙がった面々はあくまでも過去にSMAPと関わりのあったアーティストというだけで(楽曲提供など)、まだ発表されていない本家の「紅白歌合戦」に出場する可能性もあるが、「Abema紅白」に出演してくれれば盛り上がることは間違いないネームバリューであることも確か。
そんな“裏紅白企画”は、3人の所属事務所「株式会社CULEN」の代表取締役で、SMAPの元チーフ・マネージャーとしても知られる女性I氏が、「72時間ホンネテレビ」の放送段階から練っていたもののようで…?
(以下引用)
「『Abema紅白』に向け、どのくらいの人が視聴してくれるかというところを測っていました。
そして、番組内で流れたスポンサーサービスとも言える〝マクドナルド〟を美味しそうに頬張る香取慎吾や、草なぎ剛がかつてCMをしていた〝1本満足バー〟のダンスを踊るシーン。
これらを配信したことで、今後、巨大スポンサーがつくとウワサされています」(AbemaTV関係者)
(引用元:週刊女性PRIME)
SMAPを一躍スターダムへとのし上げたI氏だけに、「72時間ホンネテレビ」はほんの序章にすぎないのかも。
なお「72時間ホンネテレビ」では、3人が「マクドナルド」でフライドポテトを食べたり、草なぎが“副店長”として接客する企画や、草なぎがCMキャラクターを務める「1本満足バー」(アサヒグループ食品)の“1本満足バーダンス”を学生を交えて踊る企画などが放送された。
今から思えば特定の企業のCMに成りかねない企画だが、マクドナルドやアサヒといった大企業がスポンサーとして番組をバックアップしてくれていたのだとすれば納得ですし、それなりの信頼関係がなければここまでの企画にはなっていなかったのかも(実際にスポンサー契約をしてのかはわかりません)。
インターネットという枠ではあるが、元SMAPのメンバーが大々的に、それも企画として楽しみながら宣伝さながらに取り組んでくれるのであれば、その効果は未知数とはいえ小さくないことも想像できる。
こうした企業とのタッグを一つ一つ積み重ねながら、お互いが“Win-Win”の関係を築いていこうとの思惑も感じられますし、インターネットにおける3人のブランディングにもつながりそう。
「Abema紅白」が実際に放送されるかどうかは正式発表を待ちたいが、火の無い所に煙は立たないだけに可能性は十分ある。
一年の締めくくりである大晦日に、心を温めてくれる歌声が、テレビだけではなくネットからも聞こえてくることになるのか、注目したいと思う。
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