麻生太郎首相が2009年3月15日放送の「総理にきく」(NHK)で、テリー伊藤氏と東芝会長・岡村正氏を相手に対談を行った。
しかし当初、麻生首相の対談相手はテリー氏ではなく、ビートたけしだったらしい。
直前でビッグ対談が回避された裏事情とは…?
(以下引用)
昨年の暮れに支持率が低下する一方の麻生首相がビートたけしと赤坂の料亭『浅田』で密会していたことが発覚して、「出馬要請か」と言った憶測が乱れ飛んだが、真相は藪の中だった。
「真相は『支持率を回復するためにはどうしたらいいのか』をたけしにアドバイスを受けたんです」(たけしと親しいテレビ関係者)
この会談を通してたけしを気に入った麻生首相は官邸を通じて、たけし側に一緒にトーク番組をすることを依頼した。
「官邸関係者がNHKの報道に話したら、意外にも乗ってきたんです。具体的な番組内容についても、プランが出たんです。ところが、企画が上層部に上がっていくうちにおかしくなった。自民党の傀儡である彼らは、『たけしは何を話すかわからない』『支持率回復につながるかどうか疑問』とビビりだし、急遽テリーに変えたんです。もともと、NHK嫌いだったたけしは『そんな話聞いてない。勝手に決めるな』と怒ってます」(芸能関係者)
(引用元:日刊サイゾー)
麻生太郎首相×ビートたけしのビッグ対談が実現していれば、視聴率はさらに上がっていたかも。
しかし、麻生さんが目先の支持率確保のために、この対談を持ちかけたというなら、いささか的はずれという気もする。
今や空前の不景気。
いくらたけしと親しくする画を見せられたところで、身近で親しみのある首相だと言って一票入れてくれる人はほとんどいないのではないだろうか。
一方で、ファンらがネットで呼びかけたことがきっかけで、麻生首相の著書「とてつもない日本」が“バカ売れ”するという珍現象も起きている。
これはネット上のいわゆる「祭」だが、この逆境のなかで支持してくれる人がいるというのはありがたいこと。
メディアへの露出も大事だが、目先の人気集めに終わってしまわないことを願う。
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