嵐のコンサート「アラフェス2013」(2013年9月21、22日、国立競技場)の開催を前に、オークションサイト「ヤフオク!」などを利用したチケットの転売騒動が起こっている。
ジャニーズ事務所は8月29日、公式サイト「ジャニーズネット」を通して、転売目的である出品者が判明した場合は“当選無効”とし、再抽選を行う異例の措置を取ることを明らかにしたが…?
2008年から6年連続で行われてきた嵐の国立競技場でのコンサート「アラフェス(嵐フェス)」。
今年も9月21日、22日に同所で行われるが、昨年は2日間で14万人を動員するなど大盛況となり、チケットを入手できなかったファンが会場周辺に約3万人も押しかけるなど社会問題としても報じられた。
その国立競技場といえば2020年に開催される東京五輪に備え、来年から大規模な改修工事に入ることになっており(2014年7月から2015年10月にかけて解体され、2015年10月から「新国立競技場」の建設を開始し、2019年3月までに完成する予定。情報元:ウィキペディア)、現在の競技場で行われる「アラフェス」は今年が最後となる。
そんなわけでさらにプレミア感が増した今年の「アラフェス」だが、やはりチケット販売時には一時騒動にもなった。
7月16日からスタートしたネットでのチケット申し込みでは回線が混み合い、受け付け開始から5日以上たってもまだつながりにくい状況だったとか(情報元:サイゾーウーマン)。
ようやく一週間が経過した頃には繋がりやすくなったとされるが、一歩間違えば(回線混雑のため)申込期限までにチケットの応募ができない可能性まであっただけに、ファンも運営側も冷や汗ものだったかも。
嵐人気の凄まじさを目の当たりにした出来事となったが、チケットの入手はおろか申し込みさえも一苦労とは本当に恐れ入る。
昨年は120万人の応募者の中から14万人(7万人×2日)がプラチナチケットを手にしたようだが、今年もおそらく当選確率はかなり低いものになったと思われる。
運よく当選されて喜んでいる方もいると思うが、その一方で当選者の中には「ヤフオク!」などを利用してチケットを転売している者も少なくない。
もともとコンサートに行く予定はないのに、その希少性から値段が釣り上がることを想定し、転売目的でチケットを入手し(もちろん正規ルートで当選しているとは思いますが)、「ヤフオク!」などに出品していると思われる者があとを絶たないことから、ジャニーズ事務所も8月29日に異例の声明を出した。
(以下引用)
「『アラフェス』はファンクラブ会員のみが応募できます。転売を目的とした連中が、会員となって紛れて入手していることにジャニーズ事務所も事態を重く見たんでしょう。〝転売禁止〟は訴えても〝当選無効〟にすることを前面に出したのは、おそらく初めてです」(広告代理店関係者)
(引用元:週刊女性)
ジャニーズ事務所は8月29日、オフィシャルサイト「ジャニーズネット」上で「アラフェス’13の抽選結果発表後、チケット発送前であるにも関わらずインターネットのオークションサイト、チケット転売サイト、掲示板等でチケットを転売する動きが見られます。出品者が判明した場合は、当選を取り消し、以後のチケット販売を停止させていただきます。なお、ご用意していたチケットは、再抽選のうえ、ほかの会員の方へ販売いたします。再抽選の結果は当選した方へ、コンサート事務局より個別にご案内いたします」と異例の声明を出した。
要は当たり前のことだが、チケットはコンサートを楽しみたいファンのために売られているのであり、いくら希少性が高いとはいえ転売目的で購入されては困るということ。
さらに転売目的である出品者が判明した場合には、当選の取り消しと再抽選まで行うというから、外れてしまったファンには朗報といえる。
チケットの抽選に外れて悔しい思いをしたファンの中には、転売の疑いがある出品チケットをオークションサイトやジャニーズネットに報告している例もある。
(以下引用)
「転売目的のせいで当選できないのが悔しくて、オクに出回るチケットを違反報告して出品取り消しにしてもらっているんです。ラインやツイッターでファン友達に呼びかけています。もちろん、ジャニーズネットにも報告。それだけで即、当選無効になるとは思いませんけど、やっぱり許せないから」(ファンの女性)
(引用元:週刊女性)
転売目的なのかそうでないのかを特定するのは困難なケースもありそうだが、明らかに法外な価格で出品されているものは転売目的の可能性が高い。
8月には1000件以上の出品があったようだが、現在は数十点あまりのようなので、取り締まりの効果はそれなりにあったものと思われる。
「ヤフオク!」でも違反報告などをもとに、審査の上で転売行為と認められれば出品取り消しなどの措置を取っているようだ。
だが「ヤフオク!」がダメなら、他の「掲示板サイト」、「ツイッターのダイレクトメッセージ」などを使って転売しようとする“イタチごっこ”のような状態は続いているとか(情報元:週刊女性)。
さらには「敗者復活」のチケットが再び転売目的の方に再当選してしまう可能性だってあるのでしょうし、全て取り締まるのは難しそうだが、今回のケースをきっかけに注意喚起を促せばある程度抑止力の効果は出てくるかも。
そもそもツイッターなどで転売を持ちかけられた場合、相手の素性がよくわからないのであれば騙されてしまう危険性もある。
一生に一度あるかないかの貴重な経験に値段が付けられない気持ちもわかりますが、後に発売されるであろうDVDなどで楽しむこともできるはずですし、外れたことを素直に受け止めて別の楽しみ方に切り替える発想も悪くはないと思いますが。
皆さんはどうお考えでしょうか。
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コメント
ここまで嵐が売れる意味がわからない。顔も普通だし…
キスマイよりはマシだけど
会員120万人の中から14万席じゃないですよ。会員1人当たり1~4枚のチケットが取れるから、実際はもっと厳しい。1人当たり2枚なら、240万人が14万席を争奪することになる。私なんかもう4年も当選してないけど、そんな会員はゴロゴロいる。この夏で会員数は145万人超え。(新規入会した友人情報)あちこちの嵐ファンと手を組んで互いにチケットを取り合わないと、やってられません。