今年、大ヒットを記録した俳優・堺雅人(40)の主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系、2013年7月期)の続編が、来年にも映画化される見通しだという。
TBSは来年秋の公開を目指しているようだが、堺の所属事務所はまだこの案にOKを出せないでいるらしい。
実は同じく堺主演でヒットを飛ばしたドラマ「リーガルハイ」(フジテレビ系、2013年10月期)も映画化を視野に入れているようで、堺の事務所はTBS、フジテレビとの三つ巴の攻防戦を余儀なくされているようで…?
ドラマ「半沢直樹」(TBS系、2013年7月期)といえば、堺雅人演じる銀行員・半沢直樹が「人の善意は信じるが、やられたら倍返し」の信念のもと、不正に手を染めた身勝手な上司や取引先を懲らしめる“勧善懲悪”ストーリーが視聴者から絶大な支持を集め、第1話から最終話まで一度も平均視聴率を下げることなく(連ドラ史上初)、全話の平均視聴率は28.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。最終話の平均視聴率42.2%は、平成以降1位の記録)を叩き出した。
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(※最終回では意外なカットも話題に)
このヒットを受け、半沢の決めゼリフ「倍返し」は2013年の流行語大賞に選ばれたほか(大賞は他も含めて4つ)、原作本である「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」(いずれも池井戸潤著)の発行部数は、ドラマ放送前の2作累計50万部から250万部まで伸びたという(情報元:「日経エンタテインメント」2014年1月号)。
そんな社会現象とまでなった同ドラマの最終話は驚きの展開で終幕し、続編があることをにおわせるものだったが、TBSサイドはやはり「半沢」の続編制作には意欲的なようで…?
(以下引用)
「続編は同じ原作者の小説『ロスジェネの逆襲』を、映画化することに落ち着いたようです。さらに、『安堂ロイド』でコケた分を〝倍返し〟するために、公開前にまずは2時間スペシャルドラマでの番外編や、映画に続くストーリーも組まれるそうですよ」(前出・テレビ局関係者)
(引用元:週刊女性)
「半沢直樹」の原作となった先述の二作の続編は「ロスジェネの逆襲」(池井戸潤著、ダイヤモンド社)に描かれているとされており、どうやらこれが映画化される方向で話が進んでいるようだ(ちなみに第4作「銀翼のイカロス」は、「週刊ダイヤモンド」で2013年5月18日号より連載中とのこと。情報元:ウィキペディア)。
映画の公開前にはスペシャルドラマも放送されるようで、待ち遠しいファンも多いはずだが、実はそうすんなりともいかない問題があるようで…?
(以下引用)
「TBS側は’14年4月にクランクアップして、秋公開を視野に入れているようですが、堺さんの事務所がまだOKを出せないようなんです」(前出・テレビ局関係者)
そこには12月18日まで放送されていた『リーガルハイ』(フジテレビ系)が絡んでいるという。
「もともと『リーガル』への出演は『半沢』より前に決まっていたんです。でも、今夏のスケジュールが空いてしまうということで、事務所側が後から『半沢』のオファーも受けたんです。まさかあんなに大バケすると思いませんから」(前出・テレビ局関係者)
(引用元:週刊女性)
TBSは2014年4月には「半沢」続編の映画の撮影を終了し、その秋には公開を目論んでいるようだが、堺の事務所がまだこの案にOKを出せないでいるという。
どうやら単純なスケジュールの問題ではなさそうで、堺の所属事務所(田辺エージェンシー)とフジテレビとの間にシコリがあるようだ。
堺サイドはもともと「リーガルハイ」(フジテレビ系、2013年10月期)に出演することを承諾していたようで、「リーガル」より前に放送された「半沢直樹」(TBS系、2013年7月期)への出演を決めたのはその後だったらしい。
堺サイドの出演の承諾と、ドラマの放送がフジテレビとTBSで前後してしまった形だが、これのどこか問題なのだろうか…?
(以下引用)
「本来なら2クール連続でドラマに出演する場合は、暗黙の了解として事務所側がテレビ局側にその旨を伝えるんですが、今回はフジテレビ側にそのような報告はなかったそうです。フジからしたら、後から入ってきたTBSにオイシイところを全部持っていかれることが許せないんでしょう」(制作会社関係者)
そこでフジテレビは『リーガル』の映画化を水面下で進めているという。
「事務所としては『半沢』に協力しすぎるのも、フジテレビの手前やりにくい。そんな中、TBSは映画化の外堀を埋めに来るし、フジテレビは『リーガル』の映画化を実現させようと堺さん側に迫っている。(後略)」(前出・制作会社関係者)
(引用元:週刊女性)
堺サイドが(「リーガルハイ」よりも前に放送された)「半沢直樹」でも主演を務めることを事前にフジテレビに報告してさえおけば、さほど問題にもならなかったようだが、これを怠ったばかりに堺サイドとフジテレビとの間にシコリが生じているようだ。
だが「半沢直樹」のヒットのおかげで「リーガルハイ」もその勢いをもらい、高視聴率をゲットできたと思えばその程度の借りはむしろ“倍”になって返ってきているくらいなのでは。
ちなみに「リーガルハイ」はシリーズもので、第1シリーズとなった「リーガル・ハイ」(2012年4月期)は全話の平均視聴率が12.5%だったのに対し、先日まで放送された第2シリーズの「リーガルハイ」(2013年10月期)の全話の平均視聴率は18.4%だった(情報元:ウィキペディア)。
第1シリーズを5%以上も上回る視聴者が第2シリーズを観たというのは、それだけ堺雅人の演技が注目を集めたからにほかならない(もちろん作品の面白さが伴ってのものではありますが)。
そう考えれば、フジにとってはむしろラッキーだったとみてもよさそうなものですが。
→ 堺雅人、木村拓哉に「絶対に負けたくない」!ドラマヒットで「リーガルパイ」がバカ売れも
(※「リーガルパイ」も売れたことですし)
だがフジテレビは“暗黙の了解”を破った堺サイドに強気の姿勢を崩さないようで、「半沢直樹」が映画をするなら「リーガルハイ」も、とやはり続編の映画化を画策しているようだ。
両ドラマのファンとすればどちらも続編は観たいところでしょうが、堺の体は一つなわけですし、くれぐれも話がこじれてどちらもパーだなんてことにならなければいいのですが。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。
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