ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の最終話(2011年12月21日放送)の平均視聴率が驚異の40.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。
また12月22日放送の「スッキリ!」(日本テレビ系)によると、ミタ(松嶋菜々子)が終盤に笑顔をみせた“感動シーン”にはアドリブが含まれていたそうで…?
「家政婦のミタ」の各話の平均視聴率の推移を振り返ってみると、以下の通り。
(以下、Audience Rating TVよりデータ抜粋)
第01話(10/12)=19.5%
第02話(10/19)=18.7%
第03話(10/26)=19.8%
第04話(11/02)=19.5%
第05話(11/09)=22.5%
第06話(11/16)=23.4%
第07話(11/23)=23.5%
第08話(11/30)=29.6%
第09話(12/07)=27.6%
第10話(12/14)=28.6%
特別版(12/21)=28.7%
最終話(12/21)=40.0%
(※情報元:Audience Rating TV)
なんと最終話で驚異の40.0%を記録した(ちなみに最終回の直前に放送された「さよなら家政婦のミタ 特別版」は、28.7%だった。情報元:2ちゃんねる)。
ちょっと信じられない数字だが、最終回が高視聴率だったドラマには以下のようなものがある。
(以下、2ちゃんねるより抜粋)
41.3 Beautiful Life 木村拓哉2000年
40.0 家政婦のミタ 松嶋菜々子2011年
37.6 GOOD LUCK 木村拓哉2003年
36.8 HERO 木村拓哉2001年
34.2 やまとなでしこ 松嶋菜々子2000年
(情報元:2ちゃんねる)
キムタクと松島菜々子の人気ぶりが如実に表れていることがわかる。
それにしても、近年はドラマの視聴率も全体的に低調傾向だっただけに改めてスゴイ数字。
さてそんな最終話では、阿須田家の父・恵一(長谷川博己)が最後の業務命令として三田(松嶋菜々子)に「笑ってください」と懇願。
すると三田は「承知しました」とこれに応じ、阿須田家の家族に見守られながら、食卓で涙ぐみながらほほ笑むシーンが印象的だった。
その感動シーンに隠された秘話を、12月22日放送の「スッキリ!」(日本テレビ系)が紹介した。
同ドラマの大平プロデューサーによると、涙ぐむミタに阿須田家の家族が声をかけるシーンにはアドリブが含まれていたという。
それぞれの俳優にミタさんを笑顔にするセリフを考えてきてもらったといい、以下のような内容だった。
(以下、「スッキリ!」でアドリブだったと紹介された場面のセリフ)
阿須田翔(中川大志)「オレ、ミタさんの料理食べたくなったら、会いに行ってもいいかな」
三田灯(松嶋菜々子、以下ミタ)「承知しました」
阿須田海斗(綾部守人)「オレ、私立行って友達いっぱい作ったら、また花丸してね」
ミタ「承知しました」
阿須田希衣(本田望結)「キイ、強くなる。みんなを守れる強い子になる。だから、また会いに来てね」
ミタ「承知しました」
阿須田結(忽那汐里)「私たちは、みんな、感謝しきれないほどミタさんに助けてもらったよ。だからミタさんが困った時は、私たちのこと頼ってね」
ミタ「承知しました」
阿須田翔(中川大志)「オレ、ミタさんに呼ばれたら、何があっても真っ先に駆けつけるから」
ミタ「承知しました」
阿須田海斗(綾部守人)「難しい問題とかあったら、オレが絶対解決するから」
ミタ「承知しました」
阿須田恵一(長谷川博己)「ミタさん、本当にありがとう。ボクが家族を取り戻せたのは、あなたのおかげです。もう自分をあんまり責めないでください。今度はあなたが幸せになる番です。あなたが幸せにならなかったら、ボクは承知しませんからね」
ミタ「承知しました」
阿須田希衣(本田望結)「これからはいっぱいいっぱい笑ってね、ミタさん」
ミタ「承知しました」
阿須田恵一(長谷川博己)「食べよう、な。ミタさんも食べよう」
台本にはなかったセリフで作られたこのシーン、撮影は一発OKだったとか(12月22日放送の「スッキリ!」より)。
さらに意味深なラストシーンにも秘密が。
阿須田家に別れを告げたミタが、新たな家を訪れるというシーンだ。
太平プロデューサーによると、はじめて阿須田家に来たシーンに比べ、最終話ではキイちゃんがくれた石を握りしめるシーンを入れることで前向きな印象を暗示したという。
さらに初回に比べて最終回の方が、ミタさんの表情が穏やかになっているとか(情報元:「スッキリ!」)。
訪れた家も廃墟のようで、続編もありそうな意味深なラスト。
いつか「帰ってきた家政婦のミタ」が放送されることになるのか、気になるところ。
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