アンジャッシュ・渡部建(44)が女優・佐々木希(29)との結婚を2017年4月9日放送のバラエティ特番「行列のできる法律相談所3時間SP」(日本テレビ系)で発表した裏事情を、4月18日発売の「フラッシュ」が報じている。
2人は4月8日付の「サンケイスポーツ」に結婚する予定であることを先に報じられたが、その翌日に「行列―」で正式に結婚発表するに至ったワケとは…?
渡部建と佐々木希といえば、2015年4月23日発売の「女性セブン」に渡部が深夜に佐々木の自宅マンションに入り、翌朝ダッシュで帰宅する様子や、その翌日に六本木で行われたラジオ生放送の仕事を終えた後、佐々木が車で迎えに来る様子をキャッチされたことで“熱愛疑惑”が取り沙汰された。
渡部はその後、公の場で報道陣に佐々木との交際の件を聞かれてもやんわりと交わし続けてきたが、2017年1月17日発売の「女性自身」に“同棲愛”へ進展していると報じられたことで、交際が順調であることをうかがわせた。
そんな渡部と佐々木が近日中に結婚すると2017年4月8日付の「サンケイスポーツ」に報じられると、翌4月9日付の同紙には同日夜放送のバラエティ特番「行列のできる法律相談所3時間SP」(日本テレビ系)の生放送中に渡部が結婚を正式に発表すると報じられた。
かくして渡部は同番組の終盤で「私、渡部建は、佐々木希さんと結婚いたします!」と宣言したほか、佐々木も生電話でゲスト出演し、お互いを「わっくん」「のんちゃん」と呼び合うなど仲睦まじい様子をみせ、祝福ムードに包まれた。
その後、佐々木は2017年4月9日付のインスタグラムで渡部との結婚を報告するとともにツーショット写真を掲載したほか、2人はそれぞれの所属事務所を通じたFAXにおいて連名で結婚する運びになったことを報告した。
さらに渡部は4月11日放送の情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)の生放送で同日に婚姻届を一人で提出したことを報告したほか、2人は4月11日付のそれぞれのインスタグラムで同じ桜の写真を掲載しており、渡部が4月9日放送の「行列―」の終盤で「明日、お花見に行きます」と宣言したとおり、2人で花見に行ったこともうかがわせた。
おめでたいことで何よりだが、昨今は芸能人も結婚を発表する際に会見を開かず、FAXやそれぞれのSNS等で報告するのが定番化している。
渡部と佐々木もFAXやSNSで結婚報告しているものの、その前に「行列のできる法律相談所3時間SP」(日本テレビ系)の生放送で自らの言葉で報告したことはなかなかのインパクトである。
2人の結婚発表は、いったいナゼこのような形になったのだろうか。
そもそも「行列―」の生放送の前日(4月8日)には先述のとおり「サンケイスポーツ」が「アンジャッシュ渡部&佐々木希、結婚へ!近日中に婚姻届提出」の見出しで第一報を入れていたが、これにも意味があったようで…?
(以下引用)
「結婚情報をリークしたのはテレビ局側だろう」と語るのはバラエティ番組を手がける放送作家。
「NHKの大晦日の特番で発表したぺこ&りゅうちぇるも事前に報道があり、番組への期待を高めた。唐突に発表しても視聴者は観ていないので、事前に他媒体で『結婚へ』と報じさせるのが数字を稼ぐテクニックだ」
(引用元:フラッシュ)
人気者同士である渡部&佐々木の“結婚発表”は大きな話題になることが想像に難くないだけに、その発表の仕方も綿密に考えられたものだった。
上記によると、おそらく「行列―」で大々的に発表する前に、前日のスポーツ紙で小出しにしたことで、番組により多くの注目が集まったと思われる(実際、結婚発表のあった「行列SP」の平均視聴率は20.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録)。
これと似た手法が最近あったようで、タレント・ぺこ&りゅうちぇる(いずれも21)も2016年12月31日付の「サンケイスポーツ」と「スポーツ報知」に結婚を報じられたが、その同日に生放送された「しあわせニュース2016」(NHK)で結婚を生報告したことがあった(12月28日に入籍済み)。
同番組はその後に「NHK紅白歌合戦」(NHK)も控えていたことなどを考慮すると祝福ムードに包まれる絶好のタイミングだったのかもしれないですし、マスコミも概ね正月休みに入っている時期なだけに根掘り葉掘り聞かれる心配もなかった点で好都合だったのかも。
それにしても渡部といえば2017年4月から情報番組「王様のブランチ」(TBS系、毎週土曜日、生放送)のMCに抜擢されたばかりで、4月8日(土)付の「サンスポ」に結婚を報じられた同日の番組内で結婚を発表することもできたはずだが、この日の渡部はその話題を振られても「俺ね、人生で一回もスポーツ紙を読んだことないんだよ!そんな新聞あるの?」とごまかしていたほど。
では渡部はなぜ「王様―」ではなく、「行列―」での結婚発表を選んだのだろうか…?
(以下引用)
「(前略)『行列』に決めたのは〝恩義〟と注目度の差。基本的に事務所側から番組へ〝発表したい〟とオファーする。
グルメ芸人などのキャラづけをして仕事の幅を広げてくれた『行列』には恩義があること、出演する番組のなかでもっとも数字が取れることが決め手だった」
(引用元:フラッシュ。日テレ関係者の談話)
渡部は現在、多数の番組でレギュラーを務めているが、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)は2013年頃に“行列メンバー”に昇格し、長い間レギュラーを務めているだけに思い入れの強い番組である可能性もある。
情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系、火曜レギュラー)も番組開始当初の2011年から曜日レギュラーを務めているが、同じ日本テレビ系である点やゴールデンタイムの方が視聴率に貢献できるとの総合的な判断もあったのかも(渡部は先述のとおり、結婚発表後初のテレビ出演となった4月11日放送の「ヒルナンデス!」でも婚姻届の提出日を生報告しており、同番組にもそれなりの話題を提供したものと思われる)。
渡部も結婚についてあまりツッコまれたくないのであればFAXやSNSでの報告のみでも良かったと思われるが、あえて「行列」の生放送で人生における重大発表を行ったことは、想像以上に大変なことだったと推察されますし、その陰には彼の律儀な性格や、根回し上手な一面も垣間見える。
「行列―」側としても渡部のプライベートネタで、労せず高視聴率を獲得したことになり、願ったり叶ったりだが、渡部にとってそこまでした理由は他にもありそうで…?
(以下引用)
「タレントのメリットは番組との関係が深まること。
一回のギャラの上乗せはなくても、レギュラーが約束されるとか、結婚生活を報告するために定期的に番組に呼ばれるなど、長期的な利益が大きい」(前出・日テレ関係者)
(引用元:フラッシュ)
渡部が「行列―」で結婚を大々的に発表し、高視聴率を獲得したからといって、その一回のギャラが跳ね上がるということはないようだ。
だが彼が今後“行列メンバー”(レギュラー)としてやっていくうえでの地盤固め(実績づくり)になったことは確かなようですし、今後も妻・佐々木のネタを番組内で話してくれる可能性も踏まえれば、番組側にとってもうまみのある話であり、双方がWin-Winの関係を築くことができた点でメリットが大きかったのかも。
渡部は良い意味で真面目で手堅すぎるキャラがブレていないようにみえますし、最近では逆に相方・児嶋一哉(44)の“キレキャラ”が引き立ってみえるのは皮肉だがコンビとしても好循環にみえる。
公私ともに充実一途の渡部のさらなる活躍に期待したいと思う。
末筆で恐縮ですが、ご結婚おめでとうございます。
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