大みそか恒例の「紅白歌合戦」(NHK、2014年12月31日)の出場歌手が11月26日に発表され、V6が初出場を決めた。
ジャニーズ事務所からはSMAP、TOKIO、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの5組が昨年に引き続いての出場となり、V6を加えた過去最多6組を送り出すが、V6は来年の「紅白」も“当確”との噂が持ち上がっているようで…?
V6が念願だった「紅白歌合戦」への初出場を決めた。
今年は岡田准一(34)が大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK)で主演を務めたほか、井ノ原快彦(38)がMCを務める朝の情報番組「あさイチ」(NHK)も5年目に突入するなど、NHKにおいてV6メンバーの活躍が目立っただけに、その貢献度が評価されての抜擢だったのかも。
V6のメンバーにとってこの初出場は感慨深いものがあると思われるが、その一方で今年の紅白出場歌手には大きな偏りがあるとの見方も出ている。
特にジャニーズ勢は昨年のSMAP、TOKIO、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの5組が昨年に引き続き出場を決めた上に、V6が加わったことで過去最多の6組の出場となった。
さらにAKBグループからは昨年出場のAKB48、SKE48、NMB48にHKT48を加えた4組が出場することになり、今年の紅白の全出場者431人のうち約75%(4分の3)をジャニーズとAKBグループが占める異例の事態となっている(ただし今年の紅白の出場歌手の内訳は、白組24組に対して紅組が27組と3組多くなっているため、AKBグループの4組は1枠としてカウントされ、連続で歌唱するとの予想もある。情報元:日刊スポーツ)。
しかも幅広い層に人気があると考えられるコブクロ(過去8回出場)や、ゆず(過去5回出場)、aiko(過去12回出場)らが落選したことも、偏りを感じさせる一因となっている。
特にコブクロのシングル「今、咲き誇る花たちよ」は2014年のNHKソチオリンピック・パラリンピックのテーマソングに起用されていましたし(ただし2013年の紅白で披露済み)、ゆずの「雨のち晴レルヤ」も2014年3月まで放送されていた連続テレビ小説「ごちそうさん」の主題歌だっただけに(ただし2013年の紅白で披露済み)、妙な違和感も覚える中でのV6の“当選”だったようで…?
(以下引用)
あるレコード会社関係者は「『あさイチ』の井ノ原(快彦)、『軍師官兵衛』の岡田(准一)を出したいというNHKの意向に乗ったジャニーズがうまく押し切った形でしょう。
ただ、音楽面では、確実にオリコンチャート1位が取れるグループではないし、むしろ1位を取るために強豪アーティストがいないところを狙ってリリースするくらい。いったい何を歌うつもりなのか」と語る。
(引用元:東スポ)
昨今のオリコンチャートは特典商法の普及などもあり、CDの売り上げランキングの順位がその楽曲の善し悪しを裏付ける指標としてすでに機能していないようにも感じられますし、その年に本当にヒットした曲を見極めることが困難な状況といえる。
だが一年を締めくくる「紅白」は、本当に感動するような歌い手がフェアな選定のもとに集う場であってほしいと願いますし、現在が大手芸能事務所に所属する歌手ばかりが幅を利かせる状態になっているとすれば由々しき事態だ。
V6は今年、2枚のシングル「涙のアトが消える頃」(2014年8月27日発売)、「Sky’s The Limit」(2014年10月22日発売)をリリースしたが、いずれも民放ドラマの主題歌でしたし、大きな話題をさらったようにもみえなかった。
とすればやはり音楽が評価されたというよりも、「軍師官兵衛」や「あさイチ」の貢献度が買われたようにみえてしまう。
もちろんV6は過去に「愛なんだ」(1997年1月20日発売、推定売上:584,620枚)、「MUSIC FOR THE PEOPLE」(1995年11月1日発売、推定売上:527,730枚)、「WAになっておどろう」(1997年7月9日発売、推定売上:522,870枚)などのヒット曲があり(情報元:オリコンスタイル、年代流行)、これまで「紅白」に出場できなかったのが不思議なくらいであることを考えれば、実績を買われたとみることもできる。
何はともあれデビュー19年にして初出場となったV6がどんな曲を披露するのか注目だが、彼らにはすでに来年の「紅白歌合戦」も“当確”との噂が出ているようで…?
(以下引用)
「(前略)V6は来年が結成20周年なんです。周年を大事にしているジャニーズが、その年の最後を“紅白落選”で終わらせては、グループとして格好がつかないと考えるのが当然。何としてでも入れてくるでしょう。
だから、V6はすでに来年も紅白内定といわれているんです。NHKにとっては今年限りのつもりかもしれませんけどね」と前出関係者。
(引用元:東スポ)
V6は来年、デビュー20周年を迎えるという(1995年11月1日にシングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビュー)。
ジャニーズの各グループが節目に大々的なイベントを行っていることを考えると、V6は来年も「紅白」に出場する可能性がある。
何とも気の早い話だが、V6は大晦日恒例の「カウコン」(ジャニーズカウントダウンコンサート)にも近年は出演しなくなったようですし、年齢を重ねながら後進に道を譲る中で、新たな活躍の場として「紅白」が回ってきたのだとすれば不思議な巡り合わせも感じる。
最近は“TOKIO力”などという言葉も話題になっているが、決して爆発的に売れたり、ゴリ押しされたりしていないようにみえても、コツコツと自分たちのやれることを積み重ねてきた強みは他のグループにはないものでしょうし、むしろ味わい深いものになっているはず。
40代メンバーもいるV6の“紅白初パフォーマンス”に注目したいと思う。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。以下もどうぞ☕
コメント
V6って今年ジャニーズグループの中で,
最も活動が薄いグループの印象だったけど,
メンバー2名が,俳優とMCという個人活動の貢献で,紅白初出場になんだろうけど,
今年の紅白も放送まで,まだ一か月弱あるのに,もう来年の出場決定の記事が出るのって,いくら噂レベルでも違和感がある…