TOKIOや嵐、V6などジャニーズ事務所の通称“ジュリー派”(藤島ジュリー景子副社長が担当)のグループが、近年こぞってSNSを運営する「GREE」のCMに出演しているという。
ジャニーズタレントが出演するCMといえば大手メーカーが目立っているが、ネットメディア事業を主体とする企業のCMへ進出する“ジュリー派”の狙いとは…?
(以下引用)
A ところで最近、SNSを運営する「GREE」とジャニーズの絡みも気になりませんか? TOKIOに嵐、V6など、こぞって「GREE」のCMに出演しています。
D すべてジュリーさんが管轄しているグループですね。確か、TOKIOが一番初めに起用されたんじゃなかったでしたっけ。そのあとに嵐、KinKi Kidsと次々起用されましたね。
(引用元:サイゾーウーマン。A:週刊誌記者、B:テレビディレクター、C:放送作家、D:芸能事務所関係者)
「GREE」といえばグリー株式会社が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、近年は同社の提供するゲームのCMなどにジャニーズ事務所“ジュリー派”のTOKIO、嵐、KinKi Kidsらが出演している。
まずTOKIOが2011年7月29日から同社で提供中のソーシャルゲーム「探検ドリランド」のCMイメージキャラクターに選ばれたのをきっかけに、2012年12月頃からは嵐の5人が「GREE」のイメージCMに出演したり、KinKi Kidsが2013年5月1日から同社で提供中のソーシャルゲーム「神獄のヴァルハラゲート」のCMイメージキャラクターに選ばれるなどした。
だが2012年頃までに「GREE」や「DeNA」などのSNSが提供した「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」(アイテムを購入してそろえると別の希少なアイテムを獲得できるなどの仕掛け)が景品表示法に違反していたり、2013年には「GREE」の未成年利用者が月額上限金額より多く課金されていたことが明るみになるなど、急激に利用者が増す中でこれらSNSにはあまり良いイメージが持たれていない印象もある。
やはり課金型というお金が絡んでくるサービスになると、きちんとした説明なしには手を出しにくいものだが、それがゲームともなると若年層などは知らず知らずの間に夢中になってしまうものでしょうし、そうした危うさも時に秘めた課金型ゲームのCMにジャニーズアイドルが出演したことに少なからず違和感を覚えた人も少なくないかも。
ジャニーズタレントといえば、これまでは堅実な大手メーカー(物を作っている会社)のCMに起用されるケースが少なくなく、SNSなどを含めた新進気鋭のIT系企業とは距離を置いてきたイメージもあるが、“ジュリー派”はどのような方針なのだろうか…?
(以下引用)
B ネットメディア事業を主体とする企業CMにジャニーズが出演するのは衝撃でした。嵐はJALや日産自動車、日立などナショナルクライアントのCMに出てるのに、こんな携帯ゲームのCMにまで出るんだ……って。嵐が出たのはゲームのCMではなく企業CMですが、他クライアントからしたら、あんまり気分がいいもんじゃないよね。
A KinKi Kidsの出演に当たっては、ジャニーズ側がGREEに対してV6を抱き合わせで使うよう求めてきたらしいですよ。GREE側が難色を示しても引かなかったとか。
(引用元:サイゾーウーマン。A:週刊誌記者、B:テレビディレクター、C:放送作家、D:芸能事務所関係者)
金融業やパチンコなども含め、お金が絡んだ企業のCMへの出演はタレント側にもそれなりのリスクがあるはず。
もちろん企業そのものが悪いわけではないが、視聴者の心理的な面も含めてイメージダウンにつながってしまう恐れはつきまとう。
SNSの場合はグレーゾーンで解釈は人それぞれかもしれないが、ゲーム内容によっては怪しげなイメージを持つ人もいるかもしれない。
それだけにジャニーズとしても二の足を踏みそうなものだが、ジャニーズはKinKi Kidsの出演に際して「GREE」側にV6も抱き合わせで使ってもらうよう頼んだというから、かなり本格的な参入も視野に入れていることもうかがえる。
実際V6は最近、「GREE」のゲームのCMどころの話ではなく、ゲームそのもののイメージキャラクターとして出演しているようで…?
(以下引用)
A でも、そのV6のメンバーが出演するソーシャルゲーム『ラブセン~V6とヒミツの恋~』が、すごい人気だそうですよ。国内アーティスト初の実写恋愛ゲームなんだって。わざわざゲームのために写真を撮り下ろしたみたい。
C メンバーとデートする内容ですよね。結構人気があるみたいで、私も一度やってみました(笑)。あれは、ファンにとっては、夢を具体化してくれた商品でしょう。
D アイドルとデートという少女マンガみたいな設定ですが、画面にV6が出てくるだけでファンはうれしいですよね。かなり好評だったみたいで、リアルイベントも赤坂サカスで開催されてました。これも長蛇の列ができてましたよ。
(引用元:サイゾーウーマン。A:週刊誌記者、B:テレビディレクター、C:放送作家、D:芸能事務所関係者)
「GREE」が提供する「ラブセン~V6とヒミツの恋~」はV6の撮り下ろし写真を使った恋愛ソーシャルゲームで、プレイヤーはOLとなり、V6のメンバーとゲーム内で恋愛の疑似体験ができる(あくまでも写真が登場するだけで、実際に本人と会ったりできるわけではありません)。
ありそうでなかったゲームかもしれないが、本物の男性アイドルを起用したという点は新しい。
またV6のファン層は30代がメインとも思われますし、彼女たちがそれなりに経済力もある層だと考えれば、V6をゲームというカテゴリーで活躍させるのも一つの戦略といえる。
またゲームだけでなくリアルイベントにも枠を広げることで、ファンとの交流を図る機会や、一方向だけでなく双方向の流れを作り出すことができる可能性もある。
“ジュリー派”はこうしたソーシャルゲームやIT業界をうまく使っていこうという方針なのかも。
一緒の賭けのようなところもありそうだが、こうした取り組みが新しいうねりを引き起こせるかどうか注目したいと思う。
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コメント
テレビ、CM,アニメ、映画業界前にも言ったんように売れれば何ををしてもいいんじゃなくてルールを守ってください。
大の大人が何をしても売れればばいいんじゃなくて、子どもたちに対する悪い影響とかいじめが助長するようなことや女性が犯罪に巻き込まれそうなことが、流行しているような気がしています。
だから何をやっても言いと思ったら大間違いです。
大人がまず、気をつけないと。
子どもたちの方がよっぽどしっかりしてて、言われちゃいますよ。