作家でミュージシャンの辻仁成(56)が2016年8月25日付および8月28日付のツイッターでトレードマークのロングヘアをバッサリと切り、イメチェンした写真を公開している。
ネット上では「カッコいい!」「すっきりして新鮮」「お似合いですよ」などと、絶賛の声が挙がっている。
パリ、36度。あまりに暑くて髪をばっさり切ってしまいましたよ。十くん、似合わないよー、と横で煩いんですが。 pic.twitter.com/ZF07vnED7e
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) August 25, 2016
後ろ姿だけが確認できる一枚だが、肩にかかるほどのトレードマークの長髪は跡形もなく、首がしっかりと見えている“散髪中ショット”。
「パリ、36度。あまりに暑くて髪をばっさり切ってしまいましたよ。十くん、似合わないよー、と横で煩いんですが」とのことで、芸術の都・パリの女性美容師さんの佇まいも素敵なほか、「十くん」(息子さんと思われます)が撮影したと思われる雰囲気もほのぼのとした一枚。
そんな辻は、散髪した3日後となる8月28日付のツイッターで「撮影、十さん。髪、15センチは切りましたかな。もう結べない。すっきり。髪を短くしたら、気分が変わりました。まだ、慣れないけれど。笑」のコメントとともに、全体の雰囲気がわかるイメチェン写真を掲載した。
撮影、十さん。髪、15センチは切りましたかな。もう結べない。すっきり。髪を短くしたら、気分が変わりました。まだ、慣れないけれど。笑。 pic.twitter.com/pCw7VeYIEI
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) August 27, 2016
帽子をかぶったサングラス姿のモノクロ写真で、後ろの髪は首元までしかないうえに耳も出しているサッパリ感のある一枚。
こちらも息子さんが撮影してくれたようでホンワカしますし、「気分が変わ」ったとのことで、穏やかそうな雰囲気からは気持ちまで少し軽くなったような様子も伝わってくる。
ツイッターでは「雰囲気がかわりましたね」「15㎝ってかなりですね」「新鮮さと懐かしさを感じています」「十くんの撮影の腕が素晴らしいのか、この画像はオノ・ヨーコさんにも見えますw」などと、驚きの声やほっこりした声が挙がっていた。
ちなみに辻が髪を切る前の“ロングヘア”だった頃の写真は、2016年7月2日付のツイッターに掲載していた写真がわかりやすいだろうか。
言葉のロック。パパさんをたまには忘れて。笑。サンシャインデイズツアー、前半一時間弾き語り、後半一時間バンド、JINSEIZと。7/30 名古屋エレクトリックレディランド。7/31 大阪梅田クラブクアトロ。8/6 渋谷クラブクアトロ! pic.twitter.com/rCiN89pWvG
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) July 2, 2016
この頃は全体的に長くクールな印象を受けるほか、横の髪が肩付近まであることを考えると、今回の一枚からはかなりバッサリとカットしたこともうかがえる。
そんな辻仁成といえばロックバンド「ECHOES(エコーズ)」(ボーカル、1985年~1991年)をはじめとした音楽活動を続けてきたほか(現在はソロ活動)、1997年に「海峡の光」で「第116回芥川賞」を受賞するなど小説家としての顔も持つ。
その他にも映画監督や、近年はテレビでのタレント活動なども行っており、多才な活動で知られる。
プライベートでは2002年に女優・中山美穂(46)と結婚し、2004年1月に長男(12)が誕生したが、2014年7月に離婚した。
だが親権は辻が持ち、現在はフランス・パリを拠点にシングルファザーとして子育てをしながら多くの創作活動を続ける姿が多くの共感を呼んでいる。
2016年は音楽活動では「辻仁成 and THE JINSEIZ “サンシャインデイズ ツアー 2016”」(2016年7月8日~8月6日、全国4公演)を行った。
また執筆活動ではエッセイ「息子に贈ることば」(2016年2月20日発売)や料理本「パリのムスコめし 世界一小さな家族のための」(2016年4月19日発売)を上梓したほか、今後も料理本「50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当作ってるってかっこ悪いことかもしれないけれど」(2016年9月9日発売)を発売する予定となるなど、愛息との交流を綴った作品のリリースが続いている。
辻はツイッターを中心に発信している日々の言葉も優しさに満ちており、愛情の感じられる美味しそうな料理写真や息子さんとの生活、外国の景色なども伝わってくる数々のツイートには心が和まされる。
大幅に髪を切り心機一転で“人生”のさらなる一歩を踏み出したと思われる辻の今後の活動に注目したいと思う。
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