女優・柴咲コウ(34)が2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)で主演を務めるが、この起用が女優・杏(30)の“代打”だった可能性が浮上していると、2016年7月22日発売の「週刊ポスト」が報じている。
事の発端は、2016年7月11日放送のトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にゲスト出演した杏の父で俳優の渡辺謙(56)の発言だったようで…?
柴咲コウといえば2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)で主人公・井伊直虎(いい・なおとら)を演じることが決まっており、今年8月頃にクランクインを迎えるものと思われる。
井伊直虎は戦国時代に女性にもかかわらず井伊氏の当主となり、後に江戸幕府の樹立に功績を立てた“徳川四天王”の一人で、直虎のはとこにあたる井伊直政(菅田将暉)を育てた人物としても知られる。
現在放送中の「真田丸」よりわずか前の時代を描いた作品であり、乱世では珍しい女性領主の活躍ぶりがどのように描かれるのか注目だが、その主演をめぐっては先に女優・杏(30)に打診があった可能性が浮上している。
というのも、杏の父で俳優の渡辺謙(56)が2016年7月11日放送のトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にゲスト出演した際、意味深な発言をしたからだ。
渡辺は同番組で、2015年の11月か12月頃に杏と夫で俳優の東出昌大(28)と会食した際、2人から双子を授かった報告を受けた微笑ましいエピソードを披露したが(杏は2016年5月に双子の女児を出産)、杏からはそのさらに前の時期に、ある相談を受けていたことも合わせて明かした。
渡辺によると「一昨年(2014年)かな」「(杏には当時)長くて大きい仕事のオファーがあるんだけど、私は結婚するので、したので(※)、できれば子供が欲しい。子供を産むとなったら、それなりに覚悟しなければいけないので、その仕事を受けるべきかどうか迷っているだよね」との相談を受けたという(※渡辺が言葉を選んでいるのか、記憶が定かではないのかわからないが、曖昧な発言になっているため、杏に相談を受けた時期が彼女の結婚(2015年元旦)の前後いずれかは不明)。
だがいずれにしてもこの渡辺の発言が、視聴者らの間で物議を醸したほか、NHK関係者も肝を冷やす事態となったようで…?
(以下引用)
「謙さんの発言には困りました。“長くて大きい仕事”といえば業界では誰もが大河ドラマだと考えます(苦笑)。
杏さんに断わられたから、柴咲さんに“代役”でオファーしたと取られかねません。(後略)」
(引用元:NEWSポストセブン。NHK関係者の談話)
杏にとっての「長くて大きい仕事」といえば大作の映画か大河ドラマくらいなものだが、年間を通して拘束される後者が妥当と考えるのが自然だ。
杏へのオファーが仮に大河ドラマだとすれば、渡辺が彼女から相談を受けたとされる「一昨年」という言葉からも、それが「おんな城主 直虎」に当てはまりそうで…?
(以下引用)
「通常、大河ドラマの撮影は、前年の夏にクランクイン。キャストの調整などがあるため、準備に2年ほどかかります。
杏さんにオファーがあったのが2年前だとすると、該当する大河ドラマは『おんな城主 直虎』だった可能性が高い。しかも、プロデューサーと脚本家が、杏さんが主演を務めた朝ドラ『ごちそうさん』を担当していたコンビですからね」
(引用元:NEWSポストセブン。テレビ誌記者の談話)
「おんな城主 直虎」は、奇しくも杏がヒロインを務めた連続テレビ小説「ごちそうさん」(NHK、2013年下半期)で脚本を担当した森下佳子氏、および制作統括(プロデューサー)の岡本幸江氏が再度コンビを組むことになっており、当初の主人公・井伊直虎役は杏を想定していた可能性もある。
とはいえNHKの上層部もまさか「ごちそうさん」のご縁で杏と東出が電撃結婚することまではさすがに読めなかったでしょうし、こればかりはやむを得ない話ではある。
だが渡辺発言が「おんな城主 直虎」の主演はもともと杏だったことをほのめかすのであれば、柴咲は杏の“代役”と解釈されても仕方のない話にも聞こえてくるだけに、勇み足だったかも。
もちろん柴咲本人が意に介していなければ全く問題ないですし、2017年は柴咲にとって芸能活動20周年の節目と思われるだけに、花を添える意味でもむしろチャンスが転がり込んできたと捉えている可能性もある。
真相は不明だが、こればかりはすでに決まっていることですし、それに関わっている全ての方々が一つの方向を向いていると思わるので、水を差すようなことにはならないと思いますが。
それにしてもクランクインを控えたこの時期に渡辺さんもヒヤリとさせますね。
★ここまで、お読みいただきありがとうございます。以下もどうぞ☕