最近は不況で値下げ合戦も加熱しているが、そんな中ユニクロ、ニトリ、日本マクドナルドなどは業績を伸ばしており、デフレに強い企業として注目を集めている。
芸能界でも同じ現象が起きているという。
デフレをチャンスに活躍する芸能人とは…?
(以下引用)
代表格は千秋だ。100円ショップに詳しいタレントとして注目を集め、テレビで引っ張りダコになっている。17日は「おもいっきりDON!」(日本テレビ)に出演。
<店内に入ったら右回りか左回りか決めて慌てずにゆっくり回る>
<買って得する商品は8本入り単3電池、10個入りスポンジ>とポイントを交えながら百均でのお得な買い物の方法を説明した。
(中略)オードリーの春日俊彰は「日中は部屋の電気をつけない」などと倹約家ぶりを各所で明かして、外為オンラインの調査「節約が上手そうな有名人」では1位にランクインした。
(中略)「新垣結衣は年ごろなのに“ファッションに1万円以上をかけたことがない”というし、国仲涼子はタイムサービスに買い物をして食費の節約に励んでいるそうです。薬丸裕英はスーパーの底値を熟知していることで知られている。この3人は素質十分です」(関係者)
(引用元:ゲンダイ)
芸能界を襲っている不景気も深刻なようだ。
最近もちょっと暗い話題がいくつかあった。
事実関係はとりあえず置いておくとして、こうした話が出てくるのも不景気のせいと言っても過言ではない(お時間のある方はあとで読んでみてください)。
そんなお寒い状況にあっては、地味ながら我々視聴者の視点に近い分野で活躍するタレントがクローズアップされているらしい。
要は“節約タレント”だ。
一昔前なら芸能人がそんな“ケチ”で“地味”なところウリにしてどうするの?と言われそうだが、今は違う。
むしろ“安心感”や“優越感”につながるという。
数年前なら芸能人と言えば“スター”で、“憧れの存在”だった。
ハデで輝かしい部分が、芸能人に与えられたステータスだったと思う。
でも今はそんな“憧れ”よりも日常の“リアリティ”の方に共感しやすいという時代なのかも。
芸人が家電について熱く語ってくれたり、制服を着てクイズに答えたり。
ドラマも“医療もの”や“アラフォー”、“ハケン”といった身近なものを取り上げたものが当たっている気がする。
“あ~、それ、あるある”とか“おれってあいつレベルかよ”と日常と照らし合わせて見られる番組や芸能人を、今の視聴者は求めているのかも。
テレビ各局も制作費をただ減らせばいいというものでもなさそうで、視聴者が何を求めているのかの見極めが大事な時期に差しかかっているようだ。
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