フィギュアスケート女子の中野友加里(23=プリンスホテル)が、来年4月のフジテレビ入社において内定段階にあることを2009年3月31日、「日刊スポーツ」が伝えた。
中野は練習や大会の合間を縫って、一般の学生と同じように入社試験を受け、約1週間前に口頭で内定が出たようで…?
(以下引用)
同社には98年長野五輪女子モーグル金メダリストで、競技中心に活動する里谷多英が在籍しているが、関係者は「そんなレベルではないので、普通に勤務します」と話しており、来季限りで第一線から退く可能性が高いとみられる。
(中略)在籍2年目となる早大大学院は、順調なら来年3月に修了する見込みで、近年は故障続きだったこともあり、第2の人生を考えるようになったようだ。中野はアナウンサーではなく、スポーツ報道に携わりたい意向という。今秋にも同社から正式な内定通知を受け取る見通しだ。
(引用元:日刊スポーツ)
言われてみると、最近中野友加里をみかけなくなった。
故障でもしたのかと思っていたが、代表落ちしていたとは。
23歳にして第2に人生を考えなくてはならないとは、フィギュアスケートもシビアな世界だ。
とはいえ、荒川静香もトリノ五輪で金メダルを獲得したのは24歳で、引退・プロ転向表明も同年だった。
年齢的には、このあたりがピークなのかもしれない。
ただ報道が先に出たことが、今後のバンクーバー五輪の出場者争いにどう影響するか(フジテレビ行きはあくまで未定だが)。
日本の出場枠は3枠。
浅田真央、安藤美姫が安定上位としても、もう一枠が熾烈になりそう。
中野としては、完全燃焼したいところ。
他のメンバーも、中野が引退するとなれば目の色が変わるはずだ。
ちなみに前回のトリノ五輪では実績の数値化が選考材料となったが、今回のバンクーバーは未定だという。
最近に始まったことではないと思うが、日本スケート連盟の体質には疑問視が投げかけられているようだ。
先日の世界選手権の後にも、安藤のコーチであるモロゾフ氏が日本連盟を痛烈に批判したとのニュースが出た。
批判の詳しい内容は定かではないが、連盟が選手に圧力をかけすぎているという噂も持ち上がっている。
連盟には五輪の選手選考も含め、伸び伸びとプレーできる体制作りをお願いしたいものです。
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