SMAPの中居正広(40)と草なぎ剛(38)のそれぞれが主演するスペシャルドラマが今春、テレビ朝日系で2週連続で放送されることが明らかになった。
だがジャニーズ事務所のこうした分かりやすいリアクションに、テレビ界からは失笑が沸き起こっているそうで…?
(以下引用)
「2ねんぶりとなる今回のSPドラマをきっかけにジャニーズサイドが狙っているのが連ドラの再開(第3シーズン)なんです。草なぎの『スペシャリスト』も連ドラ化ありきでジャニーズサイドが話を持ち込んだと聞いています」(芸能プロ関係者)
(引用元:東スポ)
中居と草なぎが、テレビ朝日系のスペシャルドラマで主演するという。
まず「味いちもんめ」は中居の初主演ドラマとして知られ、第1シーズン(1995年1月期)は平均視聴率16.0%、第2シーズン(京都編、1996年1月期)は平均視聴率18.1%を記録した(情報元:ウィキペディア)。また単発のスペシャルドラマも1997年、1998年、2011年にそれぞれ放送されるなど、長期に渡り人気を博している。
今春放送のスペシャルドラマ(放送日未定)には小林稔侍(72)、柳沢慎吾(50)らおなじみのメンバーに加え、フランス帰りの料理人役で要潤(32)が出演するとのことで(情報元:中日スポーツ)、中居演じる主人公・伊橋とどのような絡みをみせるのか楽しみなところ。
また草なぎは刑事ドラマ「スペシャリスト」(放送日未定)で、冤罪(えんざい)のため10年間服役した過去を持つ警察官役を演じる。
テレ朝といえば「相棒」や「臨場」シリーズなどに代表される刑事ドラマが“お家芸”として知られるが、そうした中でまた異彩を放つ刑事役といえる。
草なぎが初の刑事役をどう料理するのか、またコンビを組む南果歩(女刑事役)との絡みにも注目したい。
そんな話題の二作品だが、これらは今後の連ドラ化を見据えたジャニーズサイドのプッシュによるものだとか。
SMAPメンバーの主演ドラマといえば、これまではフジテレビ、日本テレビ、TBSに集中していたイメージもあるが、なぜここに来てテレビ朝日のドラマなのだろうか…?
(以下引用)
「今年の年度視聴率争いでテレ朝が1位になる可能性が出てきたからですよ。1位になると営業の売り上げも増し、ドラマやバラエティーの制作費も1桁以上違ってくる。ジャニーズはそんな現状を見越して早くも蜜月関係にあったフジテレビやTBSに見切りをつけてテレ朝シフトに変えたんですよ」(前出の芸能プロ関係者)
さらにこんな話も――。
「今回のSPドラマも本来はフジで、バラエティー特番をTBSでやるとの話が水面下で進行していたと聞いています。それをドラキャンされたのですから、フジとTBS関係者はやりきれない思いでしょうね」(同芸能プロ関係者)
(引用元:東スポ)
テレビ朝日は、2012年の年間視聴率争いで大躍進した。
近年は日本テレビかフジテレビのいずれかが視聴率三冠王(「全日」(6~24時)、「ゴールデン」(19~22時)、「プライム」(19~23時)の3つの時間帯で平均視聴率がトップになること)に輝いてきたが、2012年は「全日」、「ゴールデン」で日テレがトップの座を守ったものの(2011年は三冠だった)、「プライム」帯ではテレビ朝日が1959年の開局以来初となるトップに輝いた。
(※テレビ朝日の快進撃が止まらない)
テレ朝はサッカー(ワールドカップ関連)や野球(WBC)、フィギュアスケート関連の放送権を多数持っており、これらが好調なほか、「23時を境に“熟年向け”と“若者向け”をはっきり色分けした」(情報元:「日経エンタテインメント」2013年4月号)というように、ゴールデン帯では刑事ドラマや「報道ステーション」など熟年層向けの番組で勝負しつつ、深夜帯に若者向けのバラエティ番組などを集中させたことが、躍進を決めた秘密といえる。
今年に入ってもテレ朝の好調ぶりは続いているようで、間もなく発表される“年度視聴率”(2012年4月~2013年3月)では「プライム」帯に加え「ゴールデン」帯との二冠の可能性も高いという(情報元:「日経エンタテインメント」2013年4月号)。
局が潤い、番組の制作費が上がれば、タレントのギャラにも反映されるなどさらによい番組作りが見込めるのでしょうし、そんなテレ朝に吹く景気のよい風にジャニーズもうまく乗りたいという腹なのかも。
ただし、あまり露骨な手のひら返しはこれまで育ててきてくれたフジやTBSなどから反発を招きそうですし、そんな波乱の展開も予感させる中居&草なぎのテレ朝ドラマ出演という見方もできる。
今後、民放各局がジャニーズ事務所とどのようなバランス関係を取っていくのか気になるところ。
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コメント
7億も貰ってんだから引退しろよ。