俳優・伊藤英明(41)が2012年2月に埼玉県にある自動車販売会社で購入したフォード社のマスタングをめぐり、同販売会社を相手取り訴訟を起こしていると、2016年9月1日発売の「週刊新潮」が報じている。
伊藤が同社で購入したマスタングは相場よりかなり高い値段だったことや、同車が改造されており車検も通らない可能性まであったらしいが、すでに1,000万円超の全額を支払った後だったようで…?
伊藤英明といえば1993年の「第6回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞したことをきっかけに芸能界入りし、その後俳優としてドラマや映画で活動を続けるなか、海上保安官をテーマにした主演作“海猿シリーズ”(2004年~2012年に映画4本、連続ドラマ1本)が大ヒットし、認知度を大きく上げた。
近年もドラマ「天皇の料理番」(TBS系、2015年4月期)やドラマ「無痛~診える眼~」(フジテレビ系、2015年10月期)、主演ドラマ「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系、2016年4月期)、主演映画「テラフォーマーズ」(2016年4月29日公開)に出演するなど話題作への出演が相次いでおり、役柄の幅広さも含め意欲的な俳優活動が目を引いている。
プライベートでは2014年10月に8歳年下の一般女性と結婚し、2015年11月には第一子となる男児(0)が誕生したばかり。
伊藤はこれまで“夜遊び”が話題になることも少なくなかったが、最近の活躍ぶりをみると結婚や子どもの誕生により、一家の大黒柱としてより一層の責任感や父親としての自覚を持ち、仕事に邁進されているのかも。
そんな順風満帆にみえる伊藤だが実は結婚前から最近に至るまで、趣味の車をめぐるトラブルに見舞われ裁判沙汰になっているという。
伊藤は2012年2月に埼玉県にある自動車販売会社「クリスタルオートレファレンス」(以下C社)のホームページを見て、そこに掲載されていた米フォード社製の高級車・マスタング(当初の値段は1,450万円)が人気映画に使われたものに似たモデルだったため欲しくなったようなのだが…?
(以下引用)
「応対した店員は〝改装したので新品そのもの〟〝めったにない車〟〝すぐに運転が可能です〟などとセールストークをかけた。
そして、200万円以上の値引きも約束し、〝この車は先に商談が来ている〟〝半額以上を納入すれば、押さえておくことが出来ます〟と、振り込みを勧めたのです」
(引用元:週刊新潮。知人の談話)
伊藤は、よほどこの車が気に入ったのだろう。
C社の店員はそんな彼の心につけ込むかのように「新品そのもの」、「めったにない車」とあおったうえで、「この車は先に商談が来ている」などとせかすような言葉を投げかけ(実際に伊藤以外の別の誰かと商談があったかどうかは不明)、誘導したものと思われる。
結局、伊藤は口車に乗せられてしまったのか、わずか一週間後に全額の1,157万円をC社に支払ったという。
だが伊藤としても、200万円も値引きできる時点で怪しい代物であると疑いの目を向けるか、あるいはそれだけの値引きを可能にしているC社の取引方法に怪しい商売だと勘づく必要はあったのかも。
彼に限らず人間であれば誰しも欲に目がくらむことはあるのかもしれないとはいえ、1,000万円超の高額売買であることを考えれば冷静さを失っていた思わざるを得ないが、C社の店員のセールストークもまた狡猾だったのだろう。
だが伊藤は数日後、同車について“あること”を知り、慌てたようで…?
(以下引用)
「その数日後、英明は、車に詳しい知り合いに〝その種類ならずっと安く買える〟と教えられた。また、改造箇所が多く、車検も通らない可能性があることもわかりました。
そこで、慌てて購入の中止と返金を求めたのですが、業者は〝売買契約が成立している〟と突っぱね、キャンセルも返金もはねつけたのです」(同)
(引用元:週刊新潮)
伊藤が中古車を高値で掴まされた点はある程度仕方のないことかもしれないが(法外な価格であれば別ですが)、少なくとも「改造箇所が多」かったのだとすれば前記にあるC社の店員が「新品そのもの」とあおった発言との間に食い違いがあるほか、「車検も通らない可能性がある」のだとすれば、使い物にすらならないまがい物を掴まされたことになるだけに、さすがにおかしな話だ。
伊藤は慌てて購入中止と返金を求めたが、C社に拒否されたという。
だがここで伊藤が泣き寝入りせずひるまなかったのが彼らしく、その年(2012年)に個人的に同社を訴え、地裁、高裁、最高裁ともに勝訴し、2015年にようやく「契約不成立」で1157万円の請求権を勝ち取ったという(情報元:週刊新潮)。
C社ももっと早い段階で過ちを認めれていれば示談で済ませることができたかもしれないが、3年にも渡る裁判で敗訴したにもかかわらず、伊藤の怒りをさらに増幅させる対応を取ったようで…?
(以下引用)
「業者は、判決が確定した後も資産がない旨を主張し、支払いを拒否した。〝キレた〟英明は、昨年8月、同社の柴明彦社長と、応対した従業員、そして関連会社の3者に損害賠償請求訴訟を起こしました。
社長は、ベンツに偽物の商標を付け、改造・販売したとして、書類送検された過去もあり、一方で保育園や幼稚園の経営にも携わっています。それも英明の怒りに油を注ぎました」(同)
(引用元:週刊新潮)
伊藤は最高裁の結果を受け、1157万円の請求権を行使したと思われるが、C社は資産がないと支払いを拒否したらしく、彼の中に燃える怒りの火に油を注いでしまった。
伊藤もここまで来たら長期化する裁判やそれに掛かる費用など問題ではなく、納得のいく形を求め、徹底的にも向き合う姿勢なのかも。
裁判の行方も気になるところだが、“ヤバイ車”を掴まされた伊藤のすさまじい執念が、今後の俳優活動に生かされることを願う。
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コメント
新品同様って言って、車検も通らないじゃ、あかんやろ。
今回のこの出来事関係なくこの人ただただ気持ち悪い