海外を舞台に活躍中の石川遼(20)、浅田真央(21)、イチロー(38)らアスリートの語学力は、はたしてどれほどのものなのか。
国際比較学者でタレントのアントン・ウィッキー氏(61)が彼らの英語でのインタビュー映像をチェックし、採点すると…?
ウィッキーさんの採点は、5点満点。
(以下引用)
リスニングはOK!課題は文法か
石川遼My patting was very well today.(パットがよかったよ)
’10年ノーザントラストインタビュー中に
ペラペラ度2.5ウィッキーさん/うーん…。副詞の「well」を形容詞の「good」と勘違いしていたことや、「iron(アイアン)」が複数形ではなく単数形で使われていたのがちょっと気になりますね。でも、プレーが終わった直後のいちばん疲れているときに話を聞かれてるでしょ?
そう考えると、笑顔できちんと答えているのは素晴らしい。インタビュアーの英語もきちんと聞き取れているし、堂々としているのがいいよね。だから文法的な間違いは大目にみてあげたいな。
(引用元:フラッシュ)
石川遼は現在、某英語教材のCMにも出演している。
それだけに気になるのが石川の本当の英語力だが、ウィッキーさんによると聞き取りは問題なさそう。
ただ、発音や文法には若干難があるようだ。
それでも今年のマスターズでは通訳なしで会見に臨むなど、英語には意欲的に触れている様子。
世界の大舞台で優勝して、英語でスピーチする姿ももうすぐ見られるかも。
続いて、海外での優勝経験もある宮里藍は…?
(以下引用)
受け答えからわかる「慣れ」
宮里藍That sounds very special for me.(格別な響きですね)
’10年6月、世界ランク1位になって
ペラペラ度5ウィッキーさん/優勝して嬉しいなど、今の自分の気持ちをしっかり話していてすごくいいよね。質問の答え方も非常に上手。ほかには「Yes」はなくて「Exactly」と答えている点も、だいぶ使い慣れてる証拠。「はい」ではなく「そのとおり」と話しているんだよね。
普通の速さの英語をきちんと聞き取れているのは、普段、英語で話しているからでしょうね。気になるところがない、まさにExcellent!!
(引用元:フラッシュ)
宮里藍は、文句なしの満点評価。
聞き取りも問題なく、話す方もペラペラのようで、ウィッキーさんも「気になるところがない」と絶賛している。
宮里はいつも自信に満ちあふれているイメージで、人とコミュニケーションを取るのが上手そう。
英語の上達も早かったのかも。
続いて、現在グランプリシリーズを転戦中のフィギュアスケート・浅田真央は…?
(以下引用)
気持ちを伝える姿勢がほしい
浅田真央Everyday I’m practice・・・so, I do.(毎日練習しています)
ジャンプの秘訣を聞かれて
ペラペラ度2.5ウィッキーさん/うーん、真央ちゃんはファンなので、ちょっと残念な感じがしますね。英語を話したくないという気持ちが、表情に出ちゃってるんだよね。ほかにも「どこか痛めたの?」という質問に答えられていなかった。
インタビュアーの質問が聞き取れていなかったか、意味がわかっていなかったのかな。でもまだ若いでしょ。自分の気持ちを伝えられるようになりたいと思えば、もっと語学力もつくはず。
(引用元:フラッシュ)
浅田真央は、石川と同じ2.5点だが、ウィッキーさんのトーンからは聞き取りも含めて厳しい評価に聞こえる。
過剰な取材攻勢などの影響で、浅田が心を閉ざしてしまっている可能性もあるが、まずは自分の気持ちを表現することに前向きになってほしいところ。
続いて、世界の大舞台で結果を残してきたイチローは…?
(以下引用)
少々危険すぎる(?)ジョーク
イチローAugust in Kansas City, is hotter than two rats in a fucking wool sock.(8月のカンザスは(靴下の中でネズミが交尾するくらい)クソ暑いよ)
一番好きな英語の言葉は?と聞かれ
ペラペラ度3ウィッキーさん/インタビュアーから質問されたあと、しばらく間がありましたね(動画では笑みを浮かべながら10秒ほど黙っている)。聞き取れていないのかと思ったら、そうではなくて、この場で言っていいのかどうか、迷ってる間なんだよね。
交尾している(fucking)ネズミなんてスラング、普段は使わないよ(笑)。相手のことを笑わせようと考えて答えているんだから、さすが!日常で英語を話してるってことだよね。
(引用元:フラッシュ)
イチローは独特な英語を披露したようだ。
質問の意味と答えが合っていない気もするが、常に面白い返答を意識したイチローらしい“名言”だ。
上記の結果に、このほかのアスリートの採点結果を加え、まとめると以下の通り。
ゴルフ・宮里藍(26)=5点
フィギュア・安藤美姫(23)=4点
サッカー・川島永嗣(28)=4点
サッカー・本田圭佑(25)=3.5点
野球・松井秀喜(37)=3点
野球・イチロー(38)=3点
ゴルフ・石川遼(20)=2.5点
フィギュア・浅田真央(21)=2.5点
(情報元:フラッシュ)
満点の宮里に続くのは、フィギュアの安藤や、サッカー日本代表GKの川島のようだ。
海外のコーチやチームメイトと通じることができれば、さらに多くの考え方を吸収できるはずですし、語学力は世界を相手に戦うアスリート達にとって大きな武器になりそうですね。
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コメント
安藤美姫さんは、宮里さんより上手いよ。イチローもListeningは宮里さんより上だと思う。