女優・井上真央(30)がドラマ「あしたの約束(仮)」(フジテレビ系、2017年10月期、火曜21時~)で“ドラマ復帰”すると、8月3日発売の「週刊文春」が報じている。
井上は2016年8月に長らく所属してきた「セブンス・アヴェニュー」を退社し、2016年12月に俳優・岸部一徳(70)の事務所「アン・ヌフ」に移籍したが、“開店休業状態”となっており、ここしばらくはドラマや映画でみかける機会がなかったのだが…?
井上真央といえば、約13年間在籍してきた芸能事務所「セブンス・アヴェニュー」を2016年8月に退所し、同年12月に俳優・岸部一徳(70)の事務所「アン・ヌフ」に移籍した。
彼女が移籍を決断した理由は憶測の域を出ないが、仮に前事務所との間に埋めることのできない溝が生じていたのだとすれば、これまで主演ドラマ「花より男子」シリーズ(TBS系、2005年10月期など)をはじめ、連続テレビ小説「おひさま」(NHK、2011年)、大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK、2015年)など数々の代表作に出演してきたことを踏まえても、残念な決裂にもみえる。
井上からすれば前事務所に育ててもらったことを糧に、次のステージでより一層の活躍をみせることが何よりの恩返しとなりそうだが、2017年に入っても正月のトークバラエティ特番「新春大売出し!さんまのまんま」(フジテレビ系、2017年1月2日)に出演したのみで、“開店休業状態”が続いている。
井上ほどの“売れっ子”にもなれば、メディア側も前事務所に配慮し、移籍直後での起用を渋っている可能性もありますし、井上自身にも走り続けてきた勤続疲労をリセットする意味で、ゆっくりと過ごせる時間の余裕が必要だったとも考えられる。
だが、そんな新しい船出を前にいざ出航のタイミングを図ろうかという時期に、今度は井上のプライベートにおいても不穏な空気を漂わせる出来事が起きた。
井上の移籍話が決着したタイミングと重なる2016年12月28日発売の「週刊文春」に、ドラマ「花より男子」(TBS系)で共演したことをきっかけに長らく交際していると噂される嵐・松本潤(33)が約4年間にも渡り、セクシー女優・葵つかさ(26)と自宅などで密会を続けていたと報じられたのだ。
井上は30歳の節目を迎えた2017年1月9日の誕生日付近に松潤と結婚するのでないかとの噂も出ていただけに、こうしたタイミングでの松潤の“二股疑惑”(仮に井上と松潤が交際をしていた場合)は、彼女に相当なショックを与えた可能性もある。
井上も30代のスタートをこうした形で迎えるとは思ってもみなかったかもしれないが、2017年4月4日発売の「女性自身」の取材には快く答える余裕もみせ、芸能界からの引退についても「まったくない」と明言するなど吹っ切れた様子もうかがわせた(松潤との関係については明言を避けました)。
そんな井上の“再出発”の場が、ようやく明らかになったようだ。彼女は今秋放送予定の主演ドラマ「あしたの約束(仮)」(フジテレビ系、2017年10月期、火曜21時~)で“ドラマ復帰”することが濃厚なようで…?
(以下引用)
「ノンフィクション作家・福田ますみ氏の『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』(新潮社)をベースにしたオリジナル。息子の自殺の責任を母親から追及され、崩壊寸前まで追い詰められた高校の女教師を井上が演じる。
同僚の教師役には工藤阿須加(26)、新川優愛(23)。校長役に及川光博(47)が決まっている」(前出・テレビ局関係者)
脚本は『ガリレオ』(フジテレビ系)などを手がけた古家和尚氏。
(引用元:週刊文春)
井上は実話をもとにオリジナル化されるという、“いじめ自殺事件”を背景に展開されるシリアスなストーリーにおいて高校教師役を務める。
骨太感のある内容になりそうなだけに、井上の演技に期待が集まるのは想像に難くない。
なお上記が放送されるフジテレビ系の“火曜9時枠”といえば伝統的に関西テレビが制作していることで知られており(厳密には“火曜10時枠”が、2016年10月期から“火曜9時枠”に移行)、2017年は1月期に「嘘の戦争」(主演・草なぎ剛)が、4月期に「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(主演・小栗旬)、そして現在の7月期は「僕たちがやりました」(主演・窪田正孝)がそれぞれ放送されるなど、期待度の高い枠でもある。
さらに脚本を担当する古家和尚氏といえば、これまでドラマ「メイちゃんの執事」(フジテレビ系、2009年1月期)やドラマ「任侠ヘルパー」(フジテレビ系、2009年7月期)、ドラマ「幽かな彼女」(フジテレビ系、2013年4月期)などのヒット作で知られるだけに、どのようなタッチで描かれるのかも注目される。
だが、もともとドラマ「あしたの約束(仮)」(フジテレビ系、2017年10月期)の主演候補に井上の名前は挙がっていなかったようで…?
(以下引用)
「女教師役には、若手ナンバーワンの土屋太鳳や実力派の上野樹里らに打診していたが、まとまらなかった。最終的に、多少のブランクはあるが安定感に優れる井上で決まった。
また、準主役になる、対立する母親役には仲間由紀恵にオファーを出していて、返事待ちの状況です」(テレビ局関係者)
(引用元:週刊文春)
制作側は当初、主演を土屋太鳳や上野樹里らに打診していたが断られ、井上にお鉢が回ってきた。
ドラマの描かれ方にもよるが、実話をもとにした作品なだけにリアリティが求められそうですし、シリアスなタッチであれば役作りも一筋縄にはいかない難役にも思える。
井上にとっては大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK、2015年)以来、約1年9か月ぶりの“ドラマ復帰”となりブランクも心配されるが、新事務所移籍後の初ドラマということもあり、これまでの井上のイメージを一新するような役作りでもいいような気がしますし、難役のオファーを引き受けたことに再出発への気概を感じる。
とはいえ最も難しい役は「対立する母親役」の方かもしれないが、こちらも仲間さんになるのか、気になるところ。
30代を迎え、事務所も新たにスタートを切る井上主演の“秋ドラ”を楽しみに待ちたいと思う。
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