KinKi Kids・堂本剛(33)が、2013年4月1日よりリニューアルされる奈良市の母子健康手帳の表紙および挿絵のイラストを手掛けているという。
いったいどのような経緯で実現したオファーなのだろうか。また、今回のイラスト制作における裏エピソードとは…?
その剛がデザインした奈良市の母子手帳の写真がコチラでみられる(↓)。
なんとも含蓄のある「ニヤリ」(どんな意図があるのか聞いてみたいものです)。
また地球をふんわりと持ち上げるような構図や、「いちどのいのち」という言葉からは命の尊さが伝わってくる。
剛の才能を感じさせるイラストだが、いったいどのような経緯で剛はこの母子手帳のデザインを手掛けることになったのだろうか。
奈良市役所の健康増進課によると…?
(以下引用)
「堂本さんが過去にインタビューで『子育てをするなら奈良でしたい』と話していたことがきっかけです。昨年7月、奈良でロングライブ中だった堂本さんに、感謝状を届けた際にオファーさせていただきました。堂本さんご本人は『いろいろなことで奈良に貢献したい』と話してくださり、イラストについて依頼したところ『ぜひ』と答えていただきました」
(引用元:サイゾーウーマン)
剛は2012年3月4日放送の「中井正広のブラックバラエティ」(日本テレビ系)に出演した際、「できれば子どもは、故郷の奈良で育てたい。その為にも自分は一度仕事を辞めて、家庭の基盤を作りたいんです」などと、自身が持つ“家庭像”を赤裸々に語っていた。
剛といえば奈良出身で、奈良市観光特別大使に就任するなど故郷への思い入れが強いことで知られている。
2012年には奈良市内に特設会場(shamanippon ship)を設置し、2か月に及ぶライブ「shamanippon ~ラカチノトヒ~」を行ったほど。
奈良市役所によると、このライブ期間中に剛に母子手帳のイラストを依頼したようだ。
あいにく配布や販売などはされていないようだが、4月1日以降に市役所内に展示されるらしいので、気になる方は足を運ばれてみるのもいいかも。
さてそんな話題の剛のイラストは、どのような形で制作されたのだろうか。
奈良市役所の健康増進課の担当者が語る裏エピソードとは…?
(以下引用)
「イラストに関しては、こちらから具体的な指示はしていません。『温かみのある、優しいタッチのものでお願いします』というだけで、ご本人がイメージしていただいたものをそのまま描いていただきました。
それに、実は元々、堂本さんには表紙のイラストを1点だけお願いしていたんです。しかしメールでいただいたイラストは50点近いもので、『全て使っていただいて構いません』とのことでしたので、10ページにわたってほぼ全点を掲載させていただきました。
イラストはPDFデータで入稿されたのですが、おそらくスケッチブックに鉛筆で書かれた白黒のものでした。『カラーはお任せします』ということだったので、色は別のイラストレーターに入れてもらっています。なお、各イラストの枠線は堂本さんご本人の直筆です」
(引用元:サイゾーウーマン)
奈良市役所は、剛に「表紙のイラストを1点」だけ、それも「具体的な指示」はない形で依頼していたようだが、剛は約50点も作ってきたという。
もし一球入魂で作ったそれが奈良市のイメージするイラスト像とあまりにもかけ離れていたら申し訳ないとの剛なりの配慮なのか、あるいは次から次へとイメージが湧いてきてできたものなのかわからないが、貴重な作品群になったようで、母子手帳にはほぼ全点使われているとのこと。
もともとは鉛筆による手書きで色はイラストレーターによるものだそうだが、あまり類を見ない試みですし、もらったママさんにとってはいい記念になりそう。
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