元「KARA」で女優の知英(22)がソロアーティスト「JY」として、シングル「最後のサヨナラ」(2016年3月16日発売)で念願のソロデビューを果たした。
同曲は知英が出演していたドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系、2016年1月期)の主題歌であったほか、オープニング曲「RADIO」も「JY」名義で流れていたが、その正体が知英であることはドラマの最終話(3月16日放送)の前日まで明かされてこなかったようで…?
※日本では女優活動がメインで、満を持しての歌手ソロデビュー。
知英といえば、韓国の女性音楽グループ「KARA」の元メンバー(カン・ジヨン)として知られる。
「KARA」は2010年8月11日にシングル「ミスター」で日本デビュー飾り、以降も「ジャンピン」、「GO GO サマー!」などのヒット曲を連発したほか、2011年には「NHK紅白歌合戦」(NHK、2011年12月31日)にも出場するなど、数年前に日本で大ブームを巻き起こした“K-POP人気”を象徴する存在だった。
だが「KARA」は2014年1月16日にチョン・ニコル(24)が脱退したほか、2014年4月5日にもジヨンが脱退するなど“分裂状態”に陥り、現在は事実上の解散状態となっている(情報元:ウィキペディア)。
その後ジヨンは、2014年8月に日本の芸能事務所「スウィートパワー」(堀北真希(27)、黒木メイサ(27)、桐谷美玲(26)らが所属)と専属契約を結び、“知英”名義で日本を中心に女優活動をスタートさせている。
知英にとって言葉や文化の問題など大きな苦労もあったかと思われるが、早速ドラマ「地獄先生ぬ~べ~」(日本テレビ系、2014年10月期)に出演したほか、その後もドラマ「民王」(テレビ朝日系、2015年7月期)や、映画「暗殺教室」(2015年3月21日公開)に出演するなど女優業に専念してきた。
2016年もドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系、2016年1月期)に帰国子女のエリート監察医・長見薫子役で出演するなど順調なスタートを切ったほか、同ドラマの主題歌「最後のサヨナラ」およびオープニングテーマ「RADIO」を歌う謎の歌手「JY」の正体が知英だったことも、最終話放送(3月16日)の前日(3月15日)にスポーツ各紙の報道で明らかになったようで…?
(以下引用)
「去年の夏ぐらいから歌手をやることに決まって、レコーディングとかPVの撮影していたけど、(黙っているのは)大変でしたね。ずっと内緒にしてきて、やっと発表できて良かった。
JYですって、自分の口から自分の名前を言えるのがうれしいですし、スッキリしました」とようやく公言できることに安どの表情を浮かべた。
(引用元:スポーツニッポン)
「JY」の素性は謎のままだったが、ドラマの最終話放送日の前日に知英だったことが各紙で報じられた。
そんなわけで知英は、「JY」として2016年3月16日に同ドラマの主題歌「最後のサヨナラ」でCDソロデビューを飾ったほか、2016年2月17日から先行配信されていた同ドラマのオープニングテーマで、世界デビューも飾る「RADIO」も3月17日付の「iTunes」のポップ・トップソングチャートで1位を獲得するなど話題をさらった(「RADIO」は海外47カ国での配信が決定。CD化は未定)。
知英にはこれまでダンスも含めた音楽活動が基盤にあったと思われるだけに、今回のソロデビューは念願だったと思われますし、まずは焦らず約1年半女優業で培った経験を踏まえたうえで、ソロ歌手へとステップアップを図ることができたことは、歌手としての幅を広げる意味でも良かったのでは。
彼女の歌にかける思いは、3月10日に行われたドラマ「ヒガンバナ」の撮影打ち上げの席からも伝わってきたようで…?
(以下引用)
「二次会は、カラオケ大会になったそうです。出演していたDAIGOさんがL’Arc~en~Cielの曲を熱唱して会場はおおいに盛りがったそうですが、そこで知英さんが歌ったのがなんと山口百恵さんの『ロックンロール・ウィドウ』。
カラオケでもはっきりとわかる、その歌唱力と力強さに、会場は騒然としたようです」(別のドラマ関係者)
(引用元:女性自身)
知英はドラマの打ち上げで、元歌手・山口百恵さん(57)の「ロックンロール・ウィドウ」(1980年5月21日発売)を熱唱したという。
往年のナンバーを知っているだけでも凄いことですし、「かっこ かっこ かっこ かっこ かっこ かっこ かっこばかり先ばしり」と格好だけ付けたロッカーを皮肉った歌詞もインパクトのある名曲で、これを歌い上げたのだとすれば圧巻だったのもうなづける。
知英は2015年10月頃にYou Tubeで配信された、「キットカット」などネスレの商品を題材にしたコンセプトシネマ「そちらの空は、どんな空ですか」で主演を務めたが、その中で日本語、韓国語、英語、中国語の4カ国語を披露した(情報元:JY公式ホームページ)ことも話題となった。
そうした意味で今回のソロデビューは今後、世界進出も見据えた歌手活動への足掛かりにもなりそうですし、今後はライブなども含めた活動にも注目したいと思う。
なお知英は女優としても今後、映画「暗殺教室~卒業編~」(2016年3月25日公開予定)や、主演映画「片想いスパイラル」(2016年7月2日公開予定)への出演が控えており、こちらも併せて注目される。
歌手と俳優を併行して行う多才なアーティストは他にもいるが、知英は数種類を操る言語も持ち味に“国際派”としてますます幅広いフィールドで活躍されることに期待したいと思う。
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